2017-12-22
■[ネット][笑えない]山崎行太郎氏のツイートを見て、あまりの不勉強さにひっくりころげた



『週刊金曜日』の櫻井よしこ批判特集の一環で原稿が掲載されながら、その発言のセクシズムが批判されていた山崎氏*1の、同号で執筆していた能川元一氏とのやりとりの流れを見ていて、唖然とした。
@nogawam: @yamtom 「南京事件ありましたとか、そういうレベルの議論」というのは、ひょっとして私の原稿のことだろうか。
2017-12-18 11:09:50 via TweetDeck to @yamtom
@yamazakikoutaro: 思い上がりもいい加減にしてくれ!俺はお前の論文など、1度も読んだことがない。名前も知らない。 URL
@yamazakikoutaro: 慰安婦問題ですか?南京事件問題ですか ?沖縄集団自決問題ですか? 知っていますよ。 私も、それらの問題は何回も論じているから。 「能川某」に興味ない。二番煎じ、三番煎じの文章は読むに値しない、時間の無駄、ということです。 URL
@yamazakikoutaro: 「週刊金曜日」編集部には申し訳ないですが、私、「世界」や「週刊金曜日」のその種の文章は二番煎じ三番煎じの文章ばかりだから読まないという意味です。東中野修道や阿羅健一・・・などの方が、私見では、よく調べ、よく勉強しています。 URL
たまたま同特集は読んだのだが、山崎氏は能川氏の論考に目をとおすべきだった。まさに能川氏は、櫻井氏の南京大虐殺否定論の元ネタとして、阿羅健一氏の著作を名指しで批判しているのだから。
その批判の理路も、保守派の秦郁彦氏らの先行批判を引いてから、そうした批判を櫻井氏らが無視して二番煎じや三番煎じをつづけているというもの。批判に対して修正や反論で応じないのであれば、研究が進歩するはずがないし、史実に近づこうとしているとはいえない*2。
あまりにあまりなので、まさか山崎氏はわざと挑発しているのでは?と疑ってしまった。それはそれで考えにくいとは思うのだが……
- 2017-12-17 つばさの『毎日がラッキーマン』 5/88 5%