Rhys Ifans
若かりしころには元祖チャラ男として一世を風靡したリス・エヴァンス。
現在は加齢により、持ち前の軽薄さに渋さと凄みが加わった、スーパーチャラ男に進化しておられる模様です。
顔立ち的には、ゲイリー・オールドマン系?
時々ピーター・ストーメアを思い出すこともあり。
私的に、萌えポイントはスっと通った美しい鼻。でもってやっぱ軟骨ですよね!
あと面長の輪郭と、くぼみ加減の絶妙な目!
そして頭蓋骨にぺたんと沿ってソヨソヨなびく、ボリュームのない髪の毛ですよね。
風が吹いたらタンポポの綿毛みたいに飛んでっちゃうんじゃないかと本気で心配!!
でもそのはかなさが美しい!!
■続き
そもそも私にとってリスLoveラブ現象は、格闘技のようでございました!!
今にして思えば、リトル・ニッキーあたりでペチンと平手の第一打を食らい、やれヒューマン・ネイチュアだのやれシッピングニュースだのでジワジワ締め技をかけられて、ハンニバルライジングあたりのグーのストレートパンチで意識を失い、気がついたときにはマットに沈められてた感じ。
反則ではございませんか?
最初リスザルを彷彿とさせた可愛げなモンキーが、マットで目覚めて立ち上がりかけた私に向かって、黒豹のごとき、凄みのある眼光を放ってたんです。
ンモーそんな猛獣とは知らんかったわ!
んなもん惚れるわ!惚れるに決まっとるわ!
ちなみにモンキー言いましたけど、かなり豪華なモンキーですよね。
なんせスワロフスキーのごときオーラが超新星爆発かってぐらい、時空を越えて発光しています。
たとえばリスが、もしタクラマカン砂漠の一粒の砂だったとしても、宇宙から見てひときわまばゆくピカピカしてる所を一直線に目指しさえすれば、いとも簡単に発見できると思います。
■続き
リス・エヴァンス出演作ピックアップ
思いついたところを、いくつかピックアップしてみます。
ヒューマン・ネイチュア
と、も、か、く。
まずはヒューマン・ネイチュアですよね。見た?見ました?類人猿!
に、に、に、似合いすぎではございませんかね?!
例えば、猿の惑星・・・ティム・ロスあたりの特殊メイクよりはるかに天然。
動物園の天然オランウータンよりは弱そうだけど、愛くるしさを比較するなら、アウストラロピテクスぐらいには「ごめんなさいっ」とひれ伏されることうけあい!
うん、何言ってんですかね、アタイ。
リトル・ニッキー
アダム・サンドラーのふざけたコメディ。
世襲に対して煮え切らないパパのサタン(ハーヴェイ・カイテル)を見限って、第二の地獄の候補地(地上)で王者の地位をモノにするため、世の中をひっかきまわすサタンの長男エイドリアンをリス・エヴァンスが演じています。
リス萌え二大ポイントを耳打ちさせていただくならば、
- なんせ赤いモフモフがめっちゃ似合う!!
- 少ない髪の毛が逆立っている!!
・・・・言葉にするとこの二大ポイントがショボく感じるかもですが、映像だとキッチリ破壊力があると約束します。
しかも、アダム・サンドラー映画なので、キャストがやたら豪華なのもツボ。
映画を見るのに高度な知能を必要としない、親切設計なのも良いです。
地獄に堕ちたヒトラーに対する、サタンのお仕置き・・・・つーかヒトラーのファッションは必見!
イビサボーイズ GO DJ!
マジでアホらしい映画なので、私の世間体を考えるとおススメはできかねますが、リス・エヴァンスが最低男のハマリ役です。
あと、キャシー・バークの男子高校生役がなかなかヒドくてオススメです。
目と頭が慣れるまで少々エネルギーがかかるぶん、思考力の迷走により保存版にしてしまう、という事故を起こす可能性はなくもないかも。いや、ないわ。
ボヴァリー夫人
リスは商人ルウルーなんですが、こういう腹黒そ~~な商売人を演じたら天下一品だな!と思います~。
この年代の人にくっつきがちな、「貫禄」というやつを見事に寄せ付けず、軽薄さをキープしているのがとてもイイです。
まぁエマ・ボヴァリーを、ミア・ワシコウスカが演じてる時点で、このエマそんなにヤワじゃないだろ的なツッコミが生じるものの、不倫相手その2のレオンがエズラ・ミラーですので、目の保養としておススメです。
ちなみにエズラの似顔絵もつい描いたし、3年以内にはエズラまとめも作る。
リス・エヴァンスDATA
- Rhys Ifans
- 1968年7月22日 イギリス ウェールズ
Filmography
- ツイン・タウン (1997年)
- HEART(1998年)
- ロンドン・ドッグス(1999年)
- ジャニスのOL日記 (1999年)
- ノッティングヒルの恋人(1999年)
- イビサボーイズ GO DJ!(2000年)
- リトル★ニッキー(2000年)
- リプレイスメント(2000年)
- ヒューマン・ネイチュア (2001年)
- ホテル(2001年)
- ケミカル51(2001年)
- シッピング・ニュース (2001年)
- 家族のかたち(2002年)
- 悪女 (2004年)
- Jの悲劇 (2004年)
- ハンニバル・ライジング (2007年)
- エリザベス:ゴールデン・エイジ (2007年)
- パイレーツ・ロック (2009年)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1(2010年)
- もうひとりのシェイクスピア(2011年)
- アメイジング・スパイダーマン(2012年)
- 憧れのウェディング・ベル(2012年)
- マイ・ファニー・レディ(2014年)
- ボヴァリー夫人(2014年)
- アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年)
- スノーデン(2016年)