ヴァル研究所 Advent Calendar 2017 22日目の記事です。
弊社ではゆるく、『会社見学ツアー』なるものを行っております。 来られる方の目的は様々ですが、「カンバンが見たいです!」という声を多くいただいている印象です。 なので、今回は、私が「面白いなー」と感じた、弊社のカンバン、というより『見える化』をいくつかピックアップしてご紹介します。
それでは一挙公開!
※見えちゃまずい内容にはモザイクをかけています。
個性豊かなニコニコカレンダー
ニコニコカレンダー1つ取っても、チームで個性が出ます。
スキルマップも見える化
スキルマップについては吉羽さん(@ryuzee)の記事がわかりやすいです。 www.ryuzee.com
こちらは、バス制作チームのスキルマップです。バスのデータというのは、事業者によってデータフォーマットが揃っていないので、作成方法も多種多様になります。
『●』...できるし教えられる
『○』...できるけど教えられない
『 』...できない
繁忙期は●がついてる人に優先的に対応してもらい、余裕がある時期はできる人ができない人に教えることで属人化を防ぐことができます。
日本地図を使ってモチベーションアップ
こちらもバス制作チームに貼ってあるものです。自分たちが対応したバス事業者の都道府県に付箋を貼って、「こんなに対応したんだね!私たち頑張った!」を可視化します。
サーバー構成図もアナログで
デジタルにしてたら、誰からも忘れ去られて更新されなくなってたので、見えるところにおいて常に最新にバージョンアップ。
会社に来ないと見れないのがネック。 ←見れるようにしている部署もあるみたい。
デジタルとアナログの融合
タスクはTrelloで管理しているチームの朝会の様子です。 メンバーに手帳を配布し、20時までに帰れたらリーダーにシールを押してもらえる『ラジオ体操方式』で残業を減らしています。
『言う』ハードルを最大限に下げる もやもやボード
「大したことじゃないんだけど、これってこうした方がいいのかなあ、でも大したことじゃないしなあ」というモヤモヤを貼る為のボードです。
おっ○いボード?!
男性がやってたらセクハラで訴えられるんじゃ・・とハラハラするこのボードは、メンバー全員が女子だからこそ成立している? 施策を二の腕あたりに貼って、実際に実行したらお胸に移動!目指せグラマラスなおっぱい!
リリーストレイン時刻表はめちゃデカい
アジャイルコーチの道具箱 – 見える化実例集で紹介されている『リリーストレイン時刻表』は、名前からして遊び心溢れる手法です。 開発部の半年のスケジュールとタスクを見える化しています。
感謝を伝えよう サンクスボード
感謝って、なかなか伝えられないよね。そんな時は、このボードでひっそり伝えよう。
開運!ベイダー神社
WebAPI担当のチームに置いてあり、障害が発生したら音で周囲に知らせてれるXFD(Extreme Feedback Device)です。 サービスの安全を願って、いつも誰かがお供え物を置いてくれます。
電光掲示板
弊社4Fに突如現れた、まるで駅にありそうな電光掲示板。 社内のイベント情報、トラブル状況、データ更新状況などをお知らせできます。
終わりに
いかがだったでしょうか。みんな遊び心を持って楽しくカイゼンしてるのがお判りいただけたんじゃないかと思います。
運用をしていく中で、合わなかったら改良したりやめたり、の、サイクルが結構早い印象があります。会社見学ツアーで企業さんと一緒に月に何回か会社を回っているのですが、「これやめたんだ!」「こんなのが追加されてる!」とか、回るたびに新しい発見があります。 なので、これは2017/12現在の状況です。
弊社のカンバンの導入あれこれに関しては、弊社新井(@araratakeshi)が色々発表しているので、そちらもご参考ください。
以上、ヴァル研究所の『見える化』これくしょん でした。