僕には、繊細な部分とガサツで大胆なところがあって。
これは、もう子供の頃から変わってないんだ。
と言って、感情の起伏が激しいわけではない。
他人には、相談しないな。
だって、
「頑張って」
「ここで負けてはダメだよ」
そのくらいの言葉しか返ってこないし、
なかには、
「こうした方がいい」
なんて、アドバイスをくれる人もいるけど、その言葉のほとんどは、
「一般論」。そしてその人の「経験論」。
もちろん、僕のことを考えてくれての言葉なので、
有り難くお話は聞かせてもらうけど、その人は僕じゃない。
嫌なことって、突出した場面で、そのような気持ちになってしまうけど、
案外、辿ってみると、複数のことがジワジワと忍び寄って来ていて、ある時、
とうとう、そんな気持ちを迎える場面に出会ってしまう。
理由が「あれだ」「それだ」と、決めてしまうんだな。
実は、深いところで「そんな気持ち」になることが、集まってる。
以前もここでお話ししたけど、
その集まってしまったものを、ひとつだけ取り除いてみよう。
どれでもいいい。
ひとつだけでいいから。
それができると、不思議なくらい心が軽くなる。
「悪いことばかり考えていると
心はひとつの色で塗られていく
いつも どれかひとつを どこかひとつを
くぐり抜けて来ただろう?」
こう思うんだ。
「自分は、今が最悪なんだ」と。
自分でそう思うことに成功したら、もう大丈夫。
だって、そこからは、いいことに向かうだけなんだから。
複数のことが集まって、そんな気持ちになるって言ったけど、
心の中では、
「どっちを取ろうか」
と、なってるはず。
最終的に、ふたつの選択になってる。
そして、答えは出てるはず。
迷ってるだけなんだ。
たった、ふたつの間で。
なら、
「心に花の咲く方へ」
歩けばいい。
自分が、そこを選んで、そこに向かうことで人は心配はしてくれるけど、悩まない。
「自分は、今が最悪なんだ」
心のアクセス先を変えてみよう。
いきなり楽になる。
「気持ちが変わる」
と、いうこと。
と、言ってる僕も「自分は、今が最悪なんだ」を忘れがち。
たったふたつの選択に、迷ってしまうんだよ。
止まっていたら、何も始まらない。
まずは、心の方向を自分で変えてみよう。
自分で変えてみよう。
そして、それが決まったら、あとはそこに向かって歩くだけ。
遠くをみよう。
うんと遠くを見よう。
つま先の小石なんて、どうでもよくなる。
だって、自分は遠くを見てるのだから。
おはよう。