Google Assistant SDKが日本語に対応。日本語で操るサードパーティ製品の開発が可能に
製品固有の機能にも対応可能
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音声AIのGoogleアシスタントをサードパーティ製品に組み込むための開発キット「Google Assistant SDK」が日本を含む数か国の国の言語に対応しました。これにより、サードパーティが日本語でGoogleアシスタントを呼び出す製品を開発できるようになります。
新たにGoogle Assistant SDKが対応したのは、日本、英国、ドイツ、カナダ(英/仏)、オーストラリアなど。すでにこれらの国ではGoogleアシスタントが使えるようになっているものの、SDKの言語対応によって各国のハードウェアメーカーが自社製品にその国の言葉のGoogleアシスタント機能を組み込めるようになります。また、SDKそのものも4月に出たオリジナルのバージョンより改善が含まれているとのこと。
たとえばこのSDKを使えば、製品がどの場所で使われているかを知ることができるようになります(緯度経度、もしくは住所情報でローカライズ)。また、その端末でのみ使える機能を音声で操作可能とする「Device Action」機能も搭載しました。たとえば、暖房機器の操作をするなら音声で温度設定を変更し、照明なら入/切や照度の調整などが可能になります。
ライバルとなるAmazonのEchoスピーカーは、12月に入って販売国を28か国もを増やしており、音声AIアシスタントAlexaの提供も着々と拡大しています。Googleも当然その後を追いかけているものの、同時にSDKを扱いやすくしなければ、対応する製品を開発するサードパーティを引き止めておくことも難しくなるかもしれません。
もちろん、家中全てGoogle製品で固めたい人にとっては、今回のSDK供給の拡大は良いニュースであることに間違いはありません。