応募に関するFAQ

入賞メダルに込める想い

Q:東京2020大会ビジョンについて教えて下さい。

A:大会ビジョンは、東京2020大会の運営の基本的な指針となるものです。詳細については以下をご覧ください。

大会ビジョン

応募資格・応募点数

Q:入賞メダルのデザインは、なぜ公募ではなく資格要件つきのコンペティションとするのでしょうか。

A:メダルは金属製の立体物であり、そのデザインはその上に正確に再現される必要があります。また、限られたスペースの中に盛り込むべき要素を含めてデザインする必要があります。このように、デザインに求める専門性が高いため、公募ではなく、デザイナーの方などを対象に、資格要件を設けた形でのコンペティションを実施することとしました。

Q:なぜ、「日本語での意思の疎通ができる方」という条件があるのでしょうか。

A:「お知らせ」に記載のとおり、二次選考で、提出いただいたデザインを立体化する際に、メダル製造機関との調整が必要となるため、日本語での意思の疎通ができる方という条件を付していただいています。(ご自身で通訳を手配していただくことも可能です。その際、二次選考の時だけでなく、こちらからご連絡した際にもコミュニケーションが取れるよう、通訳を手配していただきます。)

Q:日本国籍はありませんが、現在は日本に居住しています。ただ、近々帰国する予定です。応募できますか。

A:エントリーの時点で日本国内の住民票をお持ち(あるいは住民登録を行っている)であれば応募は可能ですが、ただし、その後の審査の過程で日本国内に在住せず、常に連絡を取る状態が確認できない場合、選考の対象から外れることがありますのでご留意ください。

Q:年齢、日本在住かどうかについては、どのように確認するのですか。

A:選考の過程や採用の際に、運転免許証や住民票などの書類を提出いただく可能性があります。

Q:なぜ1人1作品なのですか。

A:できるだけ多くの方に平等な参加機会を提供し、提出された作品をしっかりと審査したいと考えているため、提出作品数を限定させていただきます。皆さまがベストと考える作品をご提出ください。

Q:応募資格要件とは具体的に何を指しますか。どのような人の参加を想定していますか。

A:以下をすべて満たす方とします。
・デザインを専攻する学生およびデザインに関する職歴を有する方で、かつ、立体造形物の制作および発表実績のある方
・2017年4月1日時点で18歳以上の方
・エントリー時点において日本に在住しており、選考期間中(2018年1月~8月の予定)も日本に在住予定の方・日本語での意思の疎通ができる方

Q:コンペティションの流れについて教えてください。

A:まず書類による応募資格要件チェックを行い、その後、通過した応募者を対象に平面デザインの審査、次いで同じデザインを立体(レリーフ)にした形での審査を行います。

メダルデザイン制作条件

Q:デザイン制作にあたっての留意事項は、守らなければならないのですか。

A:国際オリンピック委員会(IOC)や国際パラリンピック委員会(IPC)の規定等に従ったものですので遵守をお願いいたします。

Q:入賞メダルデザインを制作する際の要件について詳しく教えてください。

A:後日、エントリー通過者に提供する、クリエイティブ・ブリーフ(デザイン開発の仕様書)にて指定します。また、東京2020組織員会がメダルのデザインに望むコンセプトなども記載し、開発の際の参考としていただきます。

Q:「既に公表されているもの」に該当しないよう、ご留意くださいとありますが、SNSで限られた友人しか閲覧できない状態でウェブに公開したデザインがあります。「既に公表されているもの」に該当しますか。

A:SNSであっても、不特定又は多数の人に知られた作品や、知られる可能性のあった作品は応募しないでください。そのことが明らかになった場合はその時点で選考の対象外とさせていただきます。

Q:過去にコンペで落選した作品は「既に公表されているもの」に該当しますか。

A:過去に応募した際のコンペで落選したものの、その応募作品が公開されていなければ、応募いただくことが可能です。

Q:応募した作品をウェブサイトやSNSでアップしてもよいですか。

A:応募した作品は、ウェブサイトやSNSでアップしないでください。作品を見た第三者により商標権や意匠権等の出願・登録をされてしまう可能性があるため、作品を採用することができなくなる恐れがあります。ただし、応募した事実自体を公表していただくのは問題ございません。

Q:自分の作品が第三者の著作権や商標権を侵害しているかわかりません。どうしたらよいですか。

A:特段の専門的な調査等を求めるものではありません。応募作品を制作される際に、第三者の作品・デザインをそのまま模倣したり、その全部または一部の要素を無断で流用して制作したりしないようにしてください。著作権や商標権に関しては、組織委員会においても可能な限り調査いたします。

審査・結果発表

Q:審査は誰が行うのでしょうか。

A:組織委員会のブランドアドバイザリー会議のメンバーを中心に、メダル製造の専門家やファッション業界出身者、アスリート等、合計10名程度から構成される「東京2020大会入賞メダルデザイン審査会(仮称)」を設置し、メダルデザインの審査にあたる予定です。その詳細はクリエイティブブリーフ等でご説明する予定です。

Q:採用デザインの発表はいつですか。

A:早くて大会の1年前の公表を予定しています。大会が近づいていることを示す気運醸成の方法の1つとして、この時期に発表する予定です。

Q:開会式へは何人招待いただけるのでしょうか。

A:開会式へのご招待については採用作品の応募者とのご相談により決定いたします。

Q:入賞メダルの製造開始はいつですか。

A:メダルの製造は、デザインが内定してから、早くても来夏以降を想定しています。

Q:過去大会におけるメダルデザイン選考方法について教えてください。

A:すべての過去大会について承知しているわけではありませんが、リオ2016大会の際には、リオ2016組織委員会自身がデザインし、ロンドン2012大会の際には、プロのデザイナーを対象としたコンペティションを実施し、デザインを選考したと聞いています。

Q:デザイン・コンセプトの修正とは何ですか。どの程度、修正される可能性があるのでしょうか。

A:採用作品やその候補作品等を選ぶにあたり、応募者と協議の上、デザインやプロフィールについて必要な範囲で修正を行うことがあります。どのような場合に、どの程度の修正を応募者に求めるかについては、今後「東京2020大会入賞メダルデザイン審査会(仮称)」で検討・決定してまいります。

Q:制作段階におけるスケッチ、デッサンなどを確認する場合があるのはなぜでしょうか。

A:審査過程や採用後において、万が一、他に類似するものが発見された場合に、応募作品がオリジナルであることを証明できる可能性があるためです。制作過程でスケッチやデッサン等を作成した場合には保存いただきますようお願いします。

Q:提出した応募作品は返却されますか。

A:返却されませんので、あらかじめご了承ください。