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【芸能・社会】

桑田佳祐も紅白出る!! 安室奈美恵に続き大物出演

2017年12月22日 紙面から

新アルバムを引っ提げた5大ドームツアーの東京公演で、「若い広場」をダンサーと肩を組んで歌う桑田佳祐(中央)=11月12日、東京ドームで

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 サザンオールスターズの桑田佳祐(61)が、大みそか放送の第68回NHK紅白歌合戦に出場が決定したことが21日、複数の関係者の話で分かった。年越しライブを開催する横浜アリーナからの中継で、今年同局の連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌となった「若い広場」を歌唱する。

 桑田の紅白出場は、ソロとしては食道がんを公表し、克服した2010年以来7年ぶり2回目。サザンを含めると3年ぶり6回目の大舞台となる。先月16日に発表された出場者46組の中に桑田の名前はなかったが、NHKエンターテインメント番組部の矢島良チーフプロデューサーは「出演交渉を続けている」と明かしていた。もう一人の“恋人”だった安室奈美恵(40)も19日に出場決定が発表され、熱烈なラブコールが実った形だ。

 一方の桑田も毎回「ひよっこ」を見るのを楽しみにしていたそうで、10月から開催したソロの5大ドームツアーでは「もう60(歳)だけど、まだまだひよっこ!」と語ったのを合図に「若い広場」が流れ、劇中で実際に使われた置物のキャラクター「イチコ」がステージに登場。ドラマの世界観に合わせ、60年代をイメージした衣装を着たダンサーらと肩を組んで合唱するなど「ひよっこ愛」をアピールしていた。

 年越しライブからの中継の段取りに時間がかかったが、ついに舞台は整った。関係者によると、桑田は「『若い広場』を今年の締めくくりとして、紅白という晴れの舞台で歌わせていただけることは、この上ない喜び。若い出演者の方々に負けないよう、頑張って歌いたい」と語っているという。

 また別の関係者は本紙の取材に「白組ではなく、特別枠での出場になるだろう」との見方を示した。年越しライブは午後9時30分開演のため、桑田の出演も当然それ以降となる。「目玉なし」との声が多かった今年の紅白。安室と桑田の出場によって話題性は申し分なくなった。

 <桑田佳祐(くわた・けいすけ)> 1956(昭和31)年2月26日生まれ、神奈川県出身。青山学院大在学中よりバンド活動を行い、サザンオールスターズとして78年に「勝手にシンドバッド」でメジャーデビュー。楽曲の作詞・作曲・ボーカル・ギターを担当しヒット曲を連発。82年、メンバーの原由子と結婚。88年の日本レコード大賞で優秀アルバム賞を受賞。89年「稲村ジェーン」で映画監督に初挑戦。2010年、初期の食道がんを公表し闘病、同年末の紅白歌合戦で音楽活動を再開。14年紫綬褒章受章。

 

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