2017/12/21 Thu 20:30更新

小松上空で航空機重大インシデント発生

小松市の上空で今年4月個人所有の小型機が航空機事故につながりねないトラブル、重大インシデントを引き起こしていたことがわかりました。これは、21日運輸安全委員会の調査報告書で公表されたものです。報告書によりますと、今年4月6日、訓練のため岐阜飛行場から小松経由で高松空港に向けて飛行していた個人所有の小型機の機内に煙が発生し、その後操縦席右側の窓全体に亀裂が入りました。運輸安全委員会はこれを航空機事故が起こりかねない重大インシデントと認定、調査した結果窓を固定するためのネジが飛行中の振動でゆるみ、摩擦で周辺の部品が焼けたことが原因だったとわかりました。運輸安全委員会では今回の調査結果を航空事故防止につなげたいとしています。