数字が全てとは決して思わないが、しかし『えんとつ町のプペル』が33万部を突破し、『革命ファンファーレ』が13万部を突破し、2017年は、なかなかハンサムな感じで逃げ切れると思ったら、最後の最後で地獄番組『ゴッドタン』に呼び出されて、身も心も、それ以外のアレやコレも粉々にされた。
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劇団ひとりサンとの対決シリーズの最終章(?)である。

毎度、「ふざけんなよ!なんで、俺だけ、こんな目に遭わなきゃいけないんだ!」とキレたいのだが、僕と同等…いや、それ以上に劇団ひとりサンが深手を負われるので、キレるにキレれない。

毎度、お気に入りの服はビリビリになるし、ひとりサンも僕も「やりたくない!」と泣きわめいて、おぎやはぎサンも「だったら、やめればいいじゃん」と言ってくださっているのに、不思議な力が働いて、話が前に進み、今回も大地獄に着地した。
放送は年明けだ。

『ゴッドタン』の収録で血まみれになり、そのまま東京FMへ。
大好きな高須光聖さんのラジオ『空想メディア』に呼んでいただいて、久しぶりに高須さんとガッツリトーク。

自分が本気で面白いと思っていることを包み隠さず喋ると、基本、「何、言ってんの?」と言われてゲロスベリするか、ゲロスベリする前に話の腰を折られるかの2択なんだけど、高須さんは、いつも最後まで話を聞いてくださる。

「西野は次は何を仕掛けるの?」と訊かれたので、「言葉で回る経済圏を作りたいです」と答えて、『レターポット』の話になった。
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「レターポットとは何か?」「なぜ、レターポットが必要なのか?」の説明には、ある程度の時間が必要で、さらに、レターポットに関しては、目先のボケやツッコミで話の腰を折らずに最後まで聞いてもらった方が絶対に面白いと思っていて、やはり高須さんは最後まで聞いてくださった。

ラジオで、あそこまでガッツリとレターポットの話ができたのは初めてだし、今後も、なかなかないと思う。
東京FM『空想メディア』の放送も年明けだ。


いよいよ年末である。
年内最後の収録や、来年の打ち合わせなどが増えてきた。

今日は幻冬舎が新しくスタートさせるサービスの会議。
以前、見城さんの番組に出させてもらった時に、収録後に「ん?幻冬舎って、こんなサービスを始めた方がいいんじゃね?」と思い、そのままSHOWROOMの前田さんを呑みに誘って、幻冬舎の社員でもない二人が朝方まで幻冬舎の新しいサービスについて会議した。

今日は、その続きで、幻冬舎の会議室で、幻冬舎の偉い人達と前田さんと僕とで会議。
前田さんと僕が参加している理由は「面白そうだから」以外になく、「面白かった」という見返りがあれば他に何も要らない。
このように、最近はよく、労働が「お金」を獲得する為のものではなくなってきている現場に立ち会う。
「お金」の価値が下がって、「面白いことをしている人」の価値が上がったのだろう。
面白いことさえしていれば、人とお金を集めることができる時代になったからだ。

しかし、この糞忙しい年末に「幻冬舎の会議室に出るからスケジュール押さえといてー」と言われる吉本興業マネージャーの身にもなってほしい、と鮎川女史は思う。

会議が3~4本あって、夜は栃木に飛ぶ。
講演会だ。
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今、各都道府県に映画『えんとつ町のプペル』の宣伝チームを作っていて、当然、栃木にも作った。
(チーム栃木はコチラ↓)
各地方の講演会に来てくださったお客様や、講演会のスタッフの皆様には、講演会の最後で、必ずこの宣伝チームのことをお伝えするようにしている。
それからというもの、講演会で全国を飛び回る意味が一つ増えた。

2018年はとにかく全国行脚。
2019年に大勝負をしかけるので、その準備。
あまり、露出しなくなるかもしれないけれど、「オワコン」とか言わないでね(*^^*)
水面下で、しっかりと働いています。

では、栃木の皆様、のちほどです。


『革命のファンファーレ』(サイン本)はコチラ↓