君主論

レヴィ＝ストロースの本
ワイはこいつに出会って人生変わったわ

>>7
多文化共生とかの人か構造主義が云々

>>7
悲しき熱帯とかええよな
あの難解な文章を訳した日本人も凄いわ
東大の人で学部中で仏語を原文で読んでたとか
結局は完璧に訳せるように10年かかったって前置きに書いてたわ

悲しき熱帯〈1〉 (中公クラシックス)

モルグ街の殺人だけは読んどけ

モルグ街の殺人事件

チェーホフの谷間

青年期に読むドストエフスキーより面白い小説はないやろな

罪と罰はガチ
>>17
青年期っていつまでや

>>17
それやったら初期の大江健三郎推すわ

ベルクソンの物質と記憶

1984
読了したあとはドッとくるわ

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

>>25
今年読んだ中ではこれが一番面白かった
自分のあっさいイデオロギーを根本からねじ曲げられたわ
ともすればこれ読んで糖質発症するやつおるやろ

>>25
高校生の時に読んだわ
真理省とかダブルスピーキングとかの概念知れてよかった

島崎藤村の破戒

果てしない物語でも読んどけ

族長の秋読まずに死んだらあの世で後悔するで

族長の秋 ラテンアメリカの文学 (集英社文庫 カ)

>>40
百年の孤独の後に書いた長編が族長の秋とかヤバすぎる
両方読まなきゃ損やな

難しくないやつだとロンググットバイおすすめ
古い訳な

長いお別れ ハヤカワ・ミステリ文庫 HM 7

別に読まなあかん訳やないけど同じロシア文学やと悪魔物語もすこすこマンボなんだ
脳みそがぱやぱやするんだ

魔の山

福岡伸一の生物と無生物のあいだ、は現代新書だから読みやすいよ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

>>46
あいつは動的平衡っていう概念を借りパクして適当な物事に当てはめてるだけだから最悪だわ
茂木と同類

>>52
俺も動的平衡はよく根拠がわからんかったけどこれは良かったよ

失われた時を求めて
　モやけど

>>48
失われた時を求めて読んでみたいんやけど長すぎるんだよなあ
著者が死ぬまで掛かって拵えたライフワークに向かってどっしり腰据えて挑む勇気がない

>>54
面白そうなところから読んでいくんやで
スワン家のほうへから読んだら挫折する
ソドムとゴモラあたりから読むのおすすめ

デッドゾーンは泣ける

イワンデニーソヴィチの一日はガチ
普段あんまり本読まんのやけど罪と罰と一緒に買って見たらこれもおもろかったンゴ

イワン・デニーソヴィチの一日 (新潮文庫)

ワイが明日買う予定の本
モンテーニュ エセー
セルバンテス ドンキホーテ
スタンダール 赤と黒
ボードレール 悪の華
あとここで教えてもらったやつ買うで

>>58
悪の華やめーや
詩集なんか読んでもおもろないぞ

>>58
バルザックのゴリオ爺さんも追加で
面白いよ

罪と罰好きな人なら
もれなく赤と黒も楽しめるやろうな

ロシア文学の枠組みを越えてチェーホフは絶対読むべき
日本の作家なら
川端康成「掌の小説」
横光利一「御身」
坂口安吾「桜の森の満開の下」
夏目漱石「門」
安部公房「バベルの塔の狸」
谷崎潤一郎「春琴抄」

死ぬ瞬間
E.キューブラーロス

月と六ペンスとグレートギャツビー読んどけ
どっちもクソおもろいぞ

【ワイのオススメの太宰治作品】
竹青
フォスフォッエッセンス
名前忘れたけどなんか女がフナになるやつ
ダスゲマイネ
猿ヶ島津軽
きりぎりす

バナナフィッシュにうってつけの日は色んな人に読んでほしい
あの短さに小説の可能性が凝縮されてる

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

戦闘妖精雪風
銀河ヒッチハイクガイド

死に至る病
あれか、これか
かな

文体の癖が強い作家おる？

>>135
野坂昭如とか大江健三郎とか

サンガツ！
ディストピア系ってもっとないか？

>>137
ちょいフェミが入ってるけど侍女の物語
キリスト教原理主義に乗っ取られたアメリカが舞台やで

侍女の物語

>>146
ドラマ化楽しみやね

短編集
スタンダール
モーパッサン
フォークナー
Oヘンリー
マークトゥエイン
マンスフィールド

>>144
サキも加えて欲しい
モームのアシェンデンもすこ

>>160
アシェンデンええよな
コスモポリタンズも好きやわ

難しくない純愛モノの恋愛小説ない？

そのときは君によろしく
って小説すげーよかった
映画化されてたんだな

>>163
イニシエーションラブとか純愛でええで

>>163
狭き門
すぐ読み終わる

狭き門（新潮文庫）

>>163
江戸川乱歩の芋虫ええで

最近漫画化した
三日間の幸福も良かった

恋愛小説はイイ

>>191
三秋縋すこすこ
恋する寄生虫読もうや

クリムゾンの迷宮

海底二万里
八十日間世界一周
地底旅行
神秘の島
十五少年漂流記

たまには息抜きにジュールヴェルヌを読んでみて欲しい

>>208
アドリア海の復讐も
モンテ・クリスト伯を読めば済む話かもしれんけどw

ヘッセの車輪の下読んで、少年の日の思い出を思い出すンゴ

>>243
ヘッセと太宰は若い子に読ませたらあかんと思う
ワイ影響されて二回自刹ミスってもうたもん
焚書した方ええで
あとゲーテの手紙でウダウダやるやつも焚書や

>>252
ワイの一番好きな本は結局のところ斜陽やで
焚書せんどいてや
上にも書いたけどワイの理想の自刹はアンナ・カレーニナや
ワイは自刹は勇気ないけどな

ワイ全然現代の読まんねんけど最近川上未映子のヘヴン読んだわ
出た当時は騒がれたらしいけどホンマか？
正直イマイチやったわ

ヘヴン (講談社文庫)

>>256
当時の人にとっては面白かったんやろ
時代を超えて面白い作品ってのはそうないもんや

>>256
顔補正あったからな

>>256
名作やん
文学部の教授とかそういう界隈の人も褒めとったで

顔のない男

夏の庭
メジャーな奴こそ正義や

アンドロイドは電気羊の夢を見るか読んでみてるけど、やっぱりワイは外国の小説は苦手や
黒の背景に黄色の絵の表紙のやつしかないんかな
日本人にも馴染みやすい訳をしてくれてるのがよみたい

>>297
ディックは割と難しいからSFでももっと大衆よりの作品あると思うで

>>308
やっぱ難しいんか
リプレイとかは凄く面白く感じたから、軽めのSFから入っていったほうがええんかもな

>>297
ディックは短編や
ただ凍った旅だけはディック作品をある程度読んだあとの方がええ

>>316
やっぱり円城塔がナンバーワン！

これを読んでから性格変わったみたいな本ないか？

>>333
人間失格
車輪の下
ゲーテの手紙のやつ

>>333
ネガティヴなワイがカーネギー読んでちょっと前向きになれた

>>333
ドストエフスキーの悪霊
高校生のときに読んで数週間塞ぎ混んだわ

>>333
燃えつきた地図

燃えつきた地図 (新潮文庫)

>>337
高校時ワイとまるっと一緒や
ウェルテル読んで色恋に狂うのは万国時代を超えて共通なんやと安心できたわ

次点は痴人の愛
谷崎はワイの性癖の根幹を作った

>>333
中二病だけど狂気太郎のモラル読んで傍観者は悪と思うようになった

やる気出したいんやったら先に出てるタタール人の砂漠とか読んでみ
頑張ろって気になるで

タタール人の砂漠 (岩波文庫)

谷崎は女装する奴がすこやった
お陰で女装してメスイ するまでは行ったけどおっさんに抱かれて「ちゃうな」って思ってやめた

友人の遺作を引き継いでストパンのパロディぶっこむ円城塔ほんま好きやわ

中島義道の著書どれもええで
ひねくれた哲学者のジジイで基本性格悪いんやが、たまに見せる情がたまらん
自刹志願者にただ「生きてほしい」とだけ言うところにグッと来てもうたわ

カイン―自分の「弱さ」に悩むきみへ―（新潮文庫）

>>359
カインとかもろにそれやね、微妙に頭良いけど生きづらい奴は読むべき

大江健三郎は死体沈めるやつと黒人匿う奴が入っとるのだけ読んだ
読みづらいンゴ～

>>362
有名だけどセブンティーンは良かったで
鳩も好きや

カフカの変身はほんと読むのキツかった
3ページ目くらいからどうしようかと思った

あれ理解できる人すごすぎ

>>404
城よりましです…
結局ぐるぐる周ってるだけやねん

>>404
妹と萌えと思って読むと趣深いで

>>404
あれは舞台を現代に置き換えた方がわかりやすい

>>404
あれラストに家族がすっきりして終わってるのがすこ
急に文体が軽くなったイメージや

>>404
ザムザ報われないどころかおらん方が家族の自立に繋がるってのがね
あの本の内容から何故かサボり蟻を駆逐すると働き蟻がサボるって蟻の生態思い出す
あれの逆があの家では起きてるな、と

中島敦の山月記

これ高校の教科書に入れるのセンスある
｢臆病な自尊心と尊大な羞恥心」のフレーズはどーんときたンゴねえ

スティーブンキングもええで

>>487
四季シリーズとアトランティスのこころ大好きやわ
キングはホラーよりああいう不思議ながらもヒューマンドラマしてる作品が良い

>>487
最近読んだけど脱獄のやつ好き
タイトル言ったらネタバレになるから言わんけど

タバコ吸って寝るンゴ
これも太宰の影響や氏ねやメンヘラカス男

>>570
神谷バーで電気ブランも飲んでどうぞ

>>570
イケメン正義

ヘッセは優しい
自分の生き方を模索する人に寄り添ってくれるような作品ばかりや

>>578
車輪の下は主人公の繊細で思い通りに行かないまま社会的な見えない力で徐々に押し潰されていく感じがクソ雑魚メンタルで薬漬けになりながら最低限の平常心保って生きてる自分に刺さるわ
少年の日の思い出は小さい頃に読んだから当時はエーミールは嫌味な奴なんやなと思ってたけどクズはどう見ても僕の方で草

>>601
車輪の下の主人公は翻弄されるままやね
シッダールタとか荒野のおおかみ、デミアンだと主人公はもっと人生に探究的になる
特にデミアンは車輪の下と同じくらいの年の学生の話だから比べたら面白そう

>>647
ヘッセはさっき挙げた二冊しか知らんからそこで挙げてくれたのも今度手を伸ばしてみようかな
同じ年頃でも生き方や性格で全然その後が変わるってのは現実にも置き換えられるが人それぞれが持つ個体差や価値観の違いってのは不思議やね

>>666
春の嵐はそんなに難しくないしおすすめ

ひねくれた人間向きの本ないか

>>619
僕は勉強ができない

ぼくは勉強ができない (文春文庫)

日本の純文学で俺が知る限りに最初のドS年下ツンデレヒロインが出てくる

谷崎潤一郎の春琴抄はまじおすすめ

320円くらいやしええで

>>678
青空文庫ならタダやで

>>685
せやな

追加で堕落論もや

昔の人の本読むと今と根源的な価値観が変わってないんだよな

ウォールデンの森の生活とか21世紀の本かと思ったで
なあ1800年代だった模様

>>698
ショーペンハウエルの女についてなんかネットにいる
女叩きしてる輩と言ってることが変わらんからね…

ノンフィクションでおもろいの教えてよ銃病原菌鉄とかサピエンス全史とか

>>753
あれ系の翻訳ハードカバーはぜんぶ面白い

>>753
日中戦争全史
中国的天空

オススメやで

>>753
もう読んどるかもやけとカポーティの冷血とかどうや？
あとはレナードの朝とかくらいしか知らんなあ
あれは映画のがおもろいけど

冷血 (新潮文庫)

>>753
定番やけどフェルマーの最終定理ええぞ

>>753
クロマティのさらばサムライ野球はおもろいぞ

さらばサムライ野球

ここまで暗号解読が挙がってないとは

ちょうど2回目読み終わったとこだが「ダック・コール」稲見一良(いなみいつら)を強く薦める

ダック・コール 稲見 一良