ざっくり言うと
- NHKは21日、37歳の男性職員を懲戒免職にしたことを発表した
- 訪問集金により受け取った受信料58万円を着服したことが発覚
- 「職員としてあるまじき行為であり、厳しく対処しました」とした
NHK職員を懲戒免職処分 37歳男性職員が受信料58万円着服「言語道断 厳しく対処」
受信料を着服 NHK職員を懲戒免職
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NHKが21日、会見を行い、職員の懲戒処分を発表した。37歳男性の名古屋放送局の中央営業センター職員が、昨年10月から今年12月にかけて訪問集金により受け取った受信料58万円を着服したことが発覚し、懲戒免職とした。
中田裕之理事が経緯を報告。男性職員は愛知県内で訪問集金により受け取った受信料21件分、58万円余りを着服。収納の際、訪問先に領収証を発行したが、その後、システムから発行履歴を消去し、協会には入金せず報告をしていなかった。男性職員は「親族の病院などの治療費で借金があった」といい事実と認め、弁済した。
受信料を支払った視聴者から「払ったはずの受信料の請求がきた」と問い合わせがあり、発覚したという。
NHKは「公共放送の職員として言語道断。職員として、あるまじき行為であり、厳しく対処しました。視聴者の皆さまに深くおわびするとともに、業務管理を一層徹底して参ります」とコメントした。
NHKは刑事告訴を検討している。
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