GMOインターネットは12月20日、北欧に設置したビットコインのマイニング(採掘)センターの稼働を開始した。「一定の収益性の確保が見込めることを確認できた」という。
同社は9月にマイニング事業への参入を表明した。7ナノメートルプロセスの専用ICチップ(ASIC)を国内のメーカーと共同で開発・製造しているが、稼働開始に当たっては既存のマイニング用機器を調達し、採掘を行っているという。マイニング事業への初期投資額は100億円に上り、2018年度までには合わせて380億円を投資する。
同社開発チップによるマイニングは、2018年上半期の開始を予定している。9月の参入時点では、センター全体として500ペタハッシュ/秒(50万テラハッシュ/秒)の計算性能を持つことを目標にしていたが、直近では「ビットコイン全体の計算量の約1割に当たる1500ペタハッシュ/秒を目指している」という。
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