21日午前10時50分ごろ、東京都千代田区大手町の日本経済新聞社の本社ビル2階から出火したと119番があった。東京消防庁によると、火元とみられる男性用トイレ内から男性が意識不明状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。約1時間後にほぼ消し止められた。警視庁丸の内署が身元や出火原因の特定を進めている。
火元のトイレがある2階は、イベントスペースや書籍販売、喫茶店などがあり、一般の人も出入りができる。
同署によると、出火当時にトイレの清掃員が「ボン」という何かが爆発したような音を聞いたという。