佐久古太きゅうり(さくこだいきゅうり)
更新日:2017年6月23日
佐久古太きゅうりとは
佐久古太きゅうりは、佐久市内(志賀地区、春日地区)で昭和30年代以前から栽培されていたきゅうりです。平成23年に「信州の伝統野菜」に選定されました。
食味特性
・生で食べるとみずみずしく歯ごたえがあり、苦みが少ない。
・漬物にしても表面がパリッとした触感。
・変色しやすいため、新鮮なうちに食べることがおすすめ(常温保管には適さない)
栽培特性
・形状は太くて短く、収穫適期は果実長が約13センチメートル、太さは約3.5センチメートル。
・成長すると果実の先端が茶色く変色する。
・寒さに強く、標高が高い地域でも栽培が可能(標高700メートル台)
・一般的なきゅうりは1節に1つ実がなるが、佐久古太きゅうりは3節で1つ実がなるため、収量が少ない。
・樹勢が強く、葉と枝の管理に注意が必要。
佐久古太きゅうり
栽培棚の様子
佐久古太きゅうりの苗配布
佐久市営農支援センターでは新品目導入試験事業として、市のブランド品構築を目的とし、平成24年から佐久古太きゅうりの苗配布、栽培講習会を行っています。佐久市内で栽培される方を対象に毎年5月に実施しており、今年は5月23日、24日、25日の3日間で開催しました。今年は、約60名の方に、約600本の苗を配布しました。順調に生育すれば、7月頃から収穫が始まります。
栽培講習会
苗配布
佐久古太きゅうり保存会
佐久古太きゅうり保存会は、佐久古太きゅうりの伝統的な栽培方法や特徴を保存、継承するとともに、「信州の伝統野菜」として普及拡大を図り、地域活性化を進めることを目的とし活動している生産者グループです。
長野県では地域の風土と食文化の中で受け継がれてきた伝統野菜の継承発展と地域振興を目的に、条件を満たすものを「信州の伝統野菜」に選定しており、平成23年に佐久古太きゅうりが選定されました。保存会では「信州の伝統野菜認定証票」(認定マーク)を表示して出荷、販売ができる「伝承地栽培認定」の取得を目指し、活動しています。
市内の学校、幼稚園に佐久古太きゅうりの苗を配布しました
市では食育等を目的に活動される市内の学校、幼稚園に、佐久古太きゅうりの苗を配付し栽培していただいております。
平成29年度は東中学校、野沢中学校、中込小学校、白鳩幼稚園から御希望があり、配付しました。
中込小学校の栽培の様子
中込小学校では、食育を目的として野菜の栽培をされており、平成28年度から佐久古太きゅうりの栽培を行っています。
担当される先生に話をお伺いしたところ、佐久市で昔から作られていた野菜を、実際に自分たちの手で栽培してみることは、子どもたちのいい学習になると話されていました。
収穫したきゅうりは、総合的学習の料理での使用や、お家で家族と一緒に食べるそうです。
きゅうりに水をあげる児童の皆さん