昨日に続き本日の天気のあれこれでは、北海道沖で起こるかもしれない超巨大地震について、お届けしたいと思います~
地震に関する過去記事 その1☟
地震に関する過去記事 その2☟
地震に関する過去記事 その3☟
地震に関する過去記事 その4☟
地震に関する過去記事 その5☟
目次
- 1.北海道沖で今後30年以内にM8.8以上の『超巨大地震』が発生する確率が最大で40%と発表!!
- 2.根室市では60年で60㎝も地盤沈下が起きている!
- 3.超巨大地震が発生したら、浜中町には21分後に最大34.6mの津波が!!
- 4.1952年の十勝沖地震では、流氷が津波に乗って襲ってきたことも!!
- 5.流氷津波が押し寄せると、撤去作業が通常より難航する!!
- 6.冬期に超巨大地震が来ると、被害は尋常じゃないレベルに!!
- 7.まとめ
1.北海道沖で今後30年以内にM8.8以上の『超巨大地震』が発生する確率が最大で40%と発表!!
政府の地震調査研究推進本部は、19日に北海道沖の千島海溝沿いで今後30年以内にM8.8以上の『超巨大地震』が発生する確率は最大40%(7~40%)とする見解を発表しました。地震の規模は東日本大震災に匹敵すると考えられており、早急な対策が求められています。
2.根室市では60年で60㎝も地盤沈下が起きている!
北海道大学の谷岡教授によると、北海道道東の沖合では太平洋プレートが北米プレートの下にもぐり、ひずみが限界になる度に大きな地震が発生すると指摘しています。特に根室市では1955年以降地盤が沈み続けており、約60年で60㎝も沈み込んでいます。『マグニユード9近くじゃないと、ひずみがとれない』という説があるようで、巨大地震が迫っているのかもしれません。
3.超巨大地震が発生したら、浜中町には21分後に最大34.6mの津波が!!
北海道沖で超巨大地震が発生した際の予想される津波の高さを表した図です。
2012年6月に北海道危機対策局に出された津波シュミレーションによると、最大の津波の高さが高い順で、、、
浜中町琵琶瀬・・・・21分後に最大34.6m
えりも町大和・・・・31分後に最大29.8m
広尾町十勝港・・・・36分後に最大29.4m
根室市桂木・・・・・25分後に最大22.5m
釧路市益浦・・・・・25分後に最大19.8m
となっています。
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4.1952年の十勝沖地震では、流氷が津波に乗って襲ってきたことも!!
1952年の十勝沖地震(M8.2)が発生した際には、北海道から東北北部で揺れや津波などの被害があり、28人が死亡・5人が行方不明・287人が重軽傷を負っています。その中でも北海道東部の厚岸郡浜中町の中心部霧多布地区では、発生が3月4日と冬期だったこともあり、流氷及び海水が津波により押し寄せてきて家屋の破壊が拡大しています。
こんな塊が津波と一緒に来ると思うと、背筋が寒くなりますね。
5.流氷津波が押し寄せると、撤去作業が通常より難航する!!
流氷津波を想定した撤去実験が2013年に網走で行われています。その様子をおさめた映像がありますので、そちらをご覧ください!
流氷により内部の確認が出来ず、手作業での撤去作業となっていますね。
6.冬期に超巨大地震が来ると、被害は尋常じゃないレベルに!!
2006年に内閣府から発表された日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震対策によると、冬期に超巨大地震が来ると、屋根の積雪による全倒壊数は約1.5倍・避難路の凍結などにより避難遅れによって死者数は約7.2倍・暖房器具の使用で焼失棟数は約10.7倍になるという試算が出されています。
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7.まとめ
昨日超巨大地震が起こる可能性が高いと言われた北海道ですが、冬期に超巨大地震が来ると死者数は約7.2倍・暖房器具の使用で焼失棟数も約10.7倍になるという想定もされているようです。この他にも流氷が津波と共に襲ってくる流氷津波が来ると、災害救助も難航することが予想されます。いつ来ても良いように、最悪のケースを想定して準備しておきたいところですね。
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