米国の資産運用大手で有力機関投資家でもあるブラックロックのラリー・フィンク会長は、投資先の日本企業に対し「投資や賃上げを必要としている」と語った。コーポレートガバナンス(企業統治)については「一部企業の不祥事をみると、取締役会の機能が一層強化されることが望ましい」と述べ、改善を求めた。来年早々に投資先企業に送る書簡に基本的な見解を盛り込む。
ブラックロックの運用資産は約670兆円で、日本企業の株…
米国の資産運用大手で有力機関投資家でもあるブラックロックのラリー・フィンク会長は、投資先の日本企業に対し「投資や賃上げを必要としている」と語った。コーポレートガバナンス(企業統治)については「一部企業の不祥事をみると、取締役会の機能が一層強化されることが望ましい」と述べ、改善を求めた。来年早々に投資先企業に送る書簡に基本的な見解を盛り込む。
ブラックロックの運用資産は約670兆円で、日本企業の株…
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