Dec.2017
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TP-Link製無線LAN中継器によるNTPサーバーへのアクセスに関して

弊社製無線LAN中継器による一部NTPサーバーへの過剰アクセスがあるとのお問い合わせをいただきました件でご報告致します。

 

この現象は、中継器がNTPサーバーへのアクセスを試みることで、インターネット接続の有無の確認を行うために発生しております。

※NTPはネットワーク・タイム・プロトコルの略称で、ネットワークに接続される機器において、機器が持つ時計を正しい時刻へ同期するための通信プロトコルです。

 

高い頻度でチェックを行うことでインターネット接続の確認がリアルタイムに可能となり、またユーザーの利便性向上のため、管理画面にて接続状況を表示するため使用しております。

 

このような動作はネットワーク機器における一般的な挙動ですが、弊社製品は頻度が高いためこの動作によって各NTPサーバーに負荷を与えてしまっておりました。

 

現在、福岡大学を含むNTPサーバーをご提供いただいている各所と連絡を取り、負荷が軽減されるように取り組んでいるところです。

 

また、ファームウェアのアップグレードにより中継器の管理画面へのアクセス時のみNTPサーバーとの通信を行うように修正を行なっており、進捗状況は現在以下のようになります。

RE350:対策ファームウェア更新済み

RE305:2017/12/21 対策ファームウェア更新予定

その他の機種:近日更新予定

 

この度は、ユーザーの皆様にご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

 

<本件に関する問合せ先>

sales.jp@tp-link.com