次世代4K/8K放送を録画するBlu-ray Disc、BDAが仕様決定

» 2017年12月20日 17時26分 公開
[ITmedia]

 Blu-ray Disc Association(BDA)は12月19日(米国時間)、日本市場向けの次世代放送録画用Blu-ray Discの仕様を決定したと発表した。2018年末に予定されているBSと110度CSによる4K/8K実用放送を録画し、光学メディアに保存できる。メーカーなどに対するライセンス供与は2018年1月初旬に開始する予定だ。

2018年12月にはBSと110度CSによる4K/8K実用放送がスタートする。写真は東経110度CSを利用する“左旋円偏波”の4K試験放送の画面(スカパーJSATの東京メディアセンターで撮影)

 新フォーマットは、既存の録画用ディスクをベースに4K/8K放送の録画に必要な仕様を定義したもの。片面1層で最大25GB、片面2層で最大50GB、BDXLとして2010年に追加された片面3層ディスクなら最大100GB、4層ディスクで最大128GBの記録が可能になる。

 BDAのプロモーションコミッティのビクター・マツダ議長は、「4Kはもはやテレビで標準であるだけではなく、モバイルデバイスやビデオカメラにも広がっている。録画型Blu-rayを4K/8Kコンテンツ対応に拡張することは当然の流れであり、非常に実用的な規格拡張といえる」とコメントしている。

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