ITmedia NEWS > 製品動向 > メガネスーパー、ウェアラブル端末「b.g.」の量産モ...
ニュース
気になる
» 2017年12月20日 18時41分 公開

メガネスーパー、ウェアラブル端末「b.g.」の量産モデルを公開

メガネスーパー傘下のEnhanlaboは、メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」の量産モデルを発表した。

[太田智美ITmedia]

 メガネスーパー傘下のEnhanlabo(エンハンラボ)は12月19日、メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」(ビージー)の量産型モデルを発表した。2018年2月から企業向けに先行納入し、実証実験を進めるという。


メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」

 HD(1280×960)解像度の非透過型有機ELディスプレイを2つ搭載し、HDMIで入力した映像を両眼で見られる。(映像の)見え方のクオリティーや、眼への負担軽減を追求した結果、このようなデザインになったという。メガネを装着した上からでも着用でき、本体にはIP65相当の防水機構を備える。


メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」

メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」

 ディスプレイを顔の中心部に置くことで重さを分散し、かけ心地を追求した。人それぞれで瞳の位置が異なることから、ディスプレイの位置を上下に動かせるほか、必要がないシーンではディスプレイを上に持ち上げて視界から外せるという。

 バッテリーは搭載せず、USBケーブルを通じてモバイルバッテリーなどから給電。HDMIで映像を入力するデバイスは、スマートフォンや小型のコンピュータ「Raspberry Pi」を想定する。著作権保護機能「HDCP」には非対応。

 あくまで“映像を表示する機能”に特化することで、連携するアプリ開発企業の参入障壁を低くするのが狙いだ。


メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」

メガネ型ウェアラブル端末「b.g.」

 同社は、2018年1月17~19日に東京ビッグサイトで開催される「ウェアラブル EXPO」に量産モデルの試作品を出展する。

太田智美

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

- PR -

Special

- PR -

「服を買うときに何を重視するか」「好きなスポーツは?」──細やかな情報をAIで分析することで、ユーザーの信用力や可能性を判断することができるという

実は知りたい……自分の“AIスコア” 最新のFinTechサービス「J.Score」をやってみた――「AIスコア・レンディング」って何? 何が便利になるの? 詳細はコチラから

どこでも働ける環境によって、柔軟な働き方を実現。しかし、ビジネスリスクも高まることを理解していますか。どのような対策が有効なのか、ここをチェック!