S 精神医療センター
女屋先生 小田先生 小柳先生
お元気ですか?入院中大変お世話になりましたことを、深くお礼を申し上げます。
カルテの謄写を拝読させていただきましたが。一言
誤診です。原因は精神科医の無知及び恣意です。
恐らく今日の日本では統合失調を正確に診断できる医者はまだ一人もいないはずだ。何しろ、
ほかの医療先進国でさえ精神病に関してはまだほんの手探り状態にあるからだ。
もう一つの理由は、私の病気は特殊である。というのも否定できない。
時間に拘束され、10分以上の問診が許されない現状では、何が分かる?そもそも分かろうとする
気持ちも見受けられない。入院中でありながらも、私は偶然ほかの患者よりも冷静な目で周りを見ていた、
絶対的な余裕が備えてるので。主治医はまだ若いが、主治医以外の全ての先生の問診を聞いていた、
可能の限り。
先生にすがりつく、先生以外にすがりつくところがない「痛み」を見てると、思わず目を背けてしまう。
入院中、病気についてお話できなかったのが残念でならない。
多くの医者は手術がきっかけに私が精神的に何なかの異常をきたした、と最もらしい理由をつけてるが。全く
医者らしい思い込みだ。
日本に来たのはただ廣瀬一浩に伝言を伝えるためだ。内容は「廣瀬はこれから2度病院を経験することに。
千葉西を懲戒免職のち、認知症自然発症が原因で閉鎖病棟入住」だ。当然、誰からの伝言だ?なぜ私がそれを
伝えることに?どう伝えたのか、など疑問があるだろうが。ある程度事実が見られたら、話の続きをさせてもらう。
予想では今後5~6年で「出千葉西」ではないかと。念のため、私はこのことに貢献できそうもない。何もしない。
中庭に、今年何が植えてるだろう。ジャガイモの花をみたのは初めてだった。私があげた水のおかげで実ってくれた。
これほどの伝言を聞いて嬉しく思う人間はいないはずだ。たとえ、廣瀬先生であっても。ならば私にはなんなかの
非現実的な保障がないと、命がない。小説としてもこの決定的な要素がないと成り立たない。言い換えれば、私は
法務大臣のサインの役だから。
なのに、私は幾度も逮捕され措置入院を経験した。
水が栄養を与えてくれた。今はもはや水色の靴を手ばらせないほど。
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