トットちゃん! #57[解][字] 2017.12.19
お父様のようにね本当に。
フフフフ…。
加藤剛さん今日のお客様でした。
息子さんと。
本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
(カール・祐介・ケルナー)テツコ。
お願いがあるんだ。
(黒柳徹子)なあに?10月の東京でのコンサートテツコにMCをお願いしたいと思ってるんだ。
いいわよ。
(拍手)皆さまこんばんは。
司会を務めます黒柳徹子でございます。
(拍手)ケルナーさんは17歳の時にドビュッシー国際ピアノコンクールでグランプリをお取りになってそれ以来ウィーンベルリンニューヨークと第一級のオーケストラと何度も共演なさって世界的ピアニストとなられました。
なんてお話は今宵ここにおいでの皆さまはよくご存じですわよね。
(観客たちの笑い声)ではお待たせ致しました。
ケルナーさんにご登場頂きましょう。
最初の曲はドビュッシーの『アラベスク第1番』です。
ケルナーさんどうぞ!
(拍手)
(拍手)
(観客たちのどよめき)
(観客たちのどよめき)
(観客たちのどよめき)ケルナーさんご気分でも悪くおなりになったんでしょうか?今ちょっと様子を見て参りますので今少しお待ちくださいませ。
ほんの少し…。
(観客たちのどよめき)お願いします。
(シノハラ・マリ)徹子さん。
どうしましょう…。
ちょっと待ってね。
(ノック)徹子です。
私がお客様をお繋ぎしますから…それでよろしい?大丈夫だよ。
必ず弾くから…。
ステージで待ってるわ。
きっと来てね。
ああ…。
じゃあ。
(足音)それでですねマンハッタンのセントラル・パークを歩いておりましたらホットドッグ屋さんの前に列が出来ておりましたの。
早速私もそこに並んだんですのよ。
そうしましたら私の前の方でもう売り切れだってホットドッグ屋さんが言うんですの。
まあなんて事!って思わず申しましたのよ。
そうしましたら私の前で最後のホットドッグを買われた男性が振り返り…「お嬢さんこれをどうぞ」って私にくださったんです。
(観客たち)へえ〜。
お嬢さんこれをどうぞ。
ケルナーさん!?また会えましたね。
私はもうケルナーさんにそんなところでひょっこり再会出来た事に驚いてしまっておなかがすいてる事も忘れてしまいました。
それでもうどうぞケルナーさんがそれを召し上がってくださいって申しましたの。
でも私早口でしょう?
(観客たちの笑い声)ケルナーさんは日本語がとってもお上手ですけれどちょっと聞き取れなかったみたいで…。
「食べないのですか?」って不思議そうな顔をなさってました。
どう?彼の様子は…。
帰ったわホテルに。
えっ…?ごめんなさい。
私が代わって謝ります。
そんな…。
そんなに悪いの?どこが悪いの?あの人はどこが悪いの?これからプロデューサーと話をするわ。
観客には払い戻しをします。
教えてちょうだい。
あの人に何があったの?病気なの?私の口からは言えないわ。
本人に聞いて。
(ピアノ)
(オルガン)
(ピアノ)
祐介の手が小さく震えているのを徹子は感じました
私が一緒にいたほうがいい?いないほうがいい?いないほうがいい。
一人でいたい。
わかったわ。
お大事に。
(ドアの開閉音)
(祐介の声)あなたのためだけに演奏します。
(ピアノ)テツコと一緒に生きていきたい。
(鼻歌)
(祐介)「Raindropsonrosesandwhiskersonkittens」「Brightcopperkettlesandwarmwoolenmittens」「Brownpaperpackagestiedupwithstrings」「Theseareafewofmyfavoritethings」
きっと夜が明けたら祐介はいつもの明るくて素直で率直な愛情深い祐介に戻っている…
徹子はそう自分に言い聞かせました
病気かもしれないけれどあの人の愛が病気に負けるはずはない
あの人の才能が病気に負けるはずがないと…
おはよう…。
このお部屋のお客様は?今朝早くチェックアウトなさったようですよ。
黒柳さんお入りになられます。
どんなに悲しくても毎日仕事は押し寄せてきました
月曜と火曜は『徹子の部屋』の収録
2日間で6本を収録します
水曜と木曜は特番や取材と『世界ふしぎ発見!』の収録
金曜は『徹子の部屋』の打ち合わせがあり土曜日曜にはレギュラー以外の仕事があったからです
(ディレクター)月曜日の3本目が脳腫瘍手術の世界的な権威でイーストシカゴカレッジ脳神経外科の山下正志教授です。
脳腫瘍権威…。
はい。
山下教授はアメリカで山下式手術を初めて成功させた方ですね。
セカンドオピニオンを求めて世界中から主治医に見放された患者が山下教授の元に殺到しています。
こちらからの取材情報は以上ですが…。
黒柳さんご質問は…?あっあの…。
はい。
脳腫瘍が出来るとどんな症状が出るのかしら?
(ディレクター)患者の症状ですか…?あっ…いいの。
ごめんなさい。
質問は別にないです。
(ファクスの受信音)
(祐介の声)「DearTetsuko」「パリの家に戻りました。
東京でのことは許して下さい」「I’mforeveryours.Yusuke」
(黒柳守綱の声)トット助。
寂しい時は夜空を見上げて『きらきらぼし』を口ずさんでごらん。
(守綱の声)パパがそばに降りていくから。
「きらきらひかるおそらのほしよ」
(添島)連続ドラマにしたいと思ってお願いに上がりました。
(伊藤華子)トットちゃんは音楽家が好きなのね。
芸術家はみんな自分の思いだけで突き進むのね。
2017/12/19(火) 12:30〜12:50
ABCテレビ1
トットちゃん! #57[解][字]
辛く困難な時代を明るく前だけを向いて駆け抜けた、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を笑いと涙で描く!「窓ぎわのトットちゃん」の時代から国境を越えた恋まで初映像化!
詳細情報
◇番組内容
徹子(清野菜名)は、恋人であるカール・祐介・ケルナー(城田優)の頼みでコンサートの司会を務めていたが、祐介は一切演奏しないままホテルに帰ってしまう。そのとき祐介には、ある重大な異変が降りかかっていて…!?これまで一切語られることのなかった、国境を越えた恋の結末が明らかに!哀しみも喜びも押しのけて、時は流れ、人生は続いてゆく。黒柳徹子とその家族、そして激動の昭和を生き抜いた人々の物語…ついに完結!
◇出演者
清野菜名、松下奈緒、山本耕史
城田優
◇原案
黒柳徹子
◇脚本
大石静
◇演出
星田良子
◇主題歌
福山雅治『トモエ学園』(アミューズ/ユニバーサルJ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、角田正子(クリエーターズマネジメント)、菊地裕幸(クリエーターズマネジメント)
【協力プロデューサー】田原敦子(テレビ朝日)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
☆Twitter
 https://twitter.com/totto_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/totto_tvasahi/
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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