寒いので激辛メニューが食べたいシリーズ2軒目です。
前回は清水駅前の太龍さんの一番辛い太龍ラーメンをいただきました。
あねタン
静鉄新清水駅から徒歩5分ほど、さつき通りから区役所側に1本入った場所にあるラーメン店。2013年オープンの比較的新しいお店です。メニューは神奈川発祥の担々麵『ニュータンタン』系のラーメン『あねタン』といくつかトッピングとサイドメニュー、替え玉、ライスなどがある程度。営業時間が夕方から深夜ですので、呑んだ後の〆にお勧めのお店となっています。お酒も焼酎とビールのみですが扱っています。
入口傍に食券機がある先払い制。あねタン単品はひき肉と溶き卵しか乗っていないので、トッピングを追加するのがおススメだそうです。今回は一番辛いのを頼む計画なので、量が増えるトッピングはやめておきました。
ラーメンは唐辛子とニンニクが入っていない塩たまごラーメンと7段階の『あねタン』ひかえめの時点で唐辛子が入っていますが、以前頼んだ中辛まではそこまで辛く感じませんでした。5辛から上は小政、大政、次郎長と清水次郎長一家の名前が使用され、清水らしさがありますね。次郎長の名前を付けたメニューもっといろいろなお店で出してくれればいいのに。
今回は同行者の方が3辛中辛を、私は7辛次郎長を注文しました。
先に来たのはあねタン中辛。溶き卵が広がり鮮やかです。なかなか辛そうな赤みかかったスープに、唐辛子の粒がたくさん浮いています。と分析している間に私の7辛も来ました。
あ゛~見た目から違いますねぇ。これは大変なまっかっか具合。どんぶりの淵にも唐辛子が浮いてついてますし、中辛ではぽつぽつ浮かんでいた唐辛子が、次郎長では表面全体に浮かんでマグマ状態。かなり強烈な辛みをまとった刺激の香りがします。
一応比較写真を撮りました。全然違いますね。
レンゲが大きいのでわかりにくいですが、麺はかなりの極太麺。パスタくらいの太さはあります。
意を決し一口食べると、咽せました。前回もそうでしたが、辛いものは噛みしめる位置を間違えるとすぐ変な気道に入ってしまうのでヤバいのです。食べてるうちに慣れてくるのも、食べやすい場所が分かってくるからからも知れません。
とにかく辛いの一言。味自体は出汁の効いた薄味でとろみも少ないあっさり系のスープなのですが、ニンニクと唐辛子の量が半端なく、辛みと刺激をそのまま飲んでいる感覚です。それでも意外なことに初めから美味しさが分かりました。トッピングの卵とじが辛みを口の中でマイルドにしようと頑張ってくれるため、舌に乗っている間も辛さと甘さが交互に混ざり合い、バランスが良く整った旨味を運んでくれるのです。逆に喉元過ぎた後にじわじわ胃が熱くなっていく感覚があります。麺を食べるのとスープだけ飲むのではかなり感覚が違いました。麺の太さも食べやすさに繋がっている印象。
太麺なので案外量が少なく、あまり難なく完食してしまったので、どことなく消化不良。止めとけばいいのにライスを注文してしまいました。半ライスですが結構ボリュームあります。
そのままあねタンに投入してしまいました。これではスープまで飲み干すしかありません。ご飯粒を残すのはグルメブロガーとしてあってはならない冒涜ですからね。自分を追い込んでしましました。なにせ前回は苦渋の決断でスープ完食をあきらめた身、二連敗は避けたいところです。
溶き卵が入ってるので完全に鍋の〆状態。なんだかいけそうな気がしましたが、麺を食べる数倍辛みを感じます。唐辛子がたっぷり乗ったスープをそのまま掬って飲んでるわけですからね...。もともと薄味なので雑炊っぽさが強く、食べやすいには食べやすいのですが、優しい口当たりから地獄のような辛さが待っています。風邪の時に食べて無理やり体を覚醒させられそうな一杯ですね。スープがかなり残っていたのでなかなか減りません。が、
なんとか完食!今度はスープまで残さず浄化しました!中辛の方のどんぶりだろう?と疑われないようにちゃんと並べた写真にしましたよ!唐辛子の量で分かると思いますけど!というわけで、今回は完全勝利!美味しく完食が目標ですので、完璧な流れとなりました!(正直辛さはもう少し控えめにした方がより美味しく食べられるとは思いましたが)スープ自体があっさりしているのも勝因ですね!〆の一杯に最適なのは間違いないです!
店舗情報
店名 | あねタン |
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住所 | 〒424-0821 静岡県静岡市清水区相生町9-6 |
連絡先 | 054-368-6610 |
駐車場 | なし(となりに有料Pあり) |
定休日 | 月曜日 |
営業時間 | 19:00~4:00 |
サイト | なし |