スパコン「暁光」について
まず、今回のI/Oについて、ひとつ言っておかなくてはならないことがあります。
それは、今いろいろなところで話題になっている、スパコン「暁光」について。
次号のI/O2018年1月号(2017年12月18日発売)には、このスパコン「暁光」の取材記事が掲載されています。
斉藤氏らが逮捕される前に取材した内容とは言え、印刷直前でこのニュースが飛び込んだとき、社内では一時「記事の差し替え」の声もありました。
しかし、その時点では詳細は分からなかったので、とりあえず今回の記事はそのまま掲載、次々号(2018年2月号、1月18日発売)に続報を掲載することになりました。
今回の事件について、現時点でもあまり情報が表に出ていませんが、各界からさまざまな意見や憶測が飛んでいます。
「孤高」のスパコン社長、詐欺容疑で逮捕 NHK「プロフェッショナル」で放映予定→削除
国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から助成金をだまし取った疑いで、スーパーコンピューターの開発会社「PEZY Computing」の社長、斎藤元章容疑者(49)と元事業開発部長の鈴木大介容疑者(47)が、…www.huffingtonpost.jp
国立研究開発法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から助成金をだまし取った疑いで、スーパーコンピューターの開発会社「PEZY Computing」の社長、斎藤元章容疑者(49)と元事業開発部長の鈴木大介容疑者(47)が、…www.huffingtonpost.jp
とは言え、月刊I/Oはあくまで技術紹介雑誌なので、内容もできるだけその技術にフォーカスしています。
その技術力の高さは、世界のスパコン「TOP500」でランキング4位(最近3位に浮上)を獲得したことからも、疑う余地はないでしょう。
なので、事件の結果がどうであれ、どうかその「技術」に目を向けてください。
この事件によって、この技術そのものが闇に葬られてしまうことほど、悲しいことはないのですから。