メガドライブ・セガサターン・ドリームキャスト向けセガ公認コントローラー発売へ。PCでも使用可能、周辺機器メーカーがセガと提携

SONY DSC

ファミコンやスーパーファミコン、メガドライブといったレトロゲーム機の互換機や周辺機器などを製造・販売しているRetro-Bitは12月19日、セガのゲームプラットフォーム向けの製品を扱うため、セガの米国法人SEGA of Americaとライセンス契約を結んだと発表した。これによりRetro-Bitは、GENESIS(北米版メガドライブ)やセガサターン、ドリームキャスト向けのセガ公認周辺機器を手がけるとしている。

最初の製品群はすでにセガの承認を受けており、2018年1月9日からアメリカ・ラスベガスで開催される世界最大の国際家電見本市「CES 2018」にて披露されるという。そのため、現時点では具体的にどのような製品が登場するのかは分からないが、Retro-Bitのマーケティング担当者Kris Mendez氏は、上記した3機種向けの新しいレトロコントローラーをいくつか開発中だと発言している。

スポンサーリンク

Retro-Bitによると、それらの製品はセガが当時発売したそれぞれの純正品と同等のクオリティで製作されているそうで、GENESISやセガサターン、ドリームキャストで使用することを前提にしているため、それぞれ専用のコントローラー端子を備えている。ただし、それらのゲーム機専用の周辺機器には終わらないようだ。専用端子とは別にUSB端子も備え、さらにBluetoothにも対応しており、有線・無線でPCでも使用できる製品だとしている。

Retro-Bitはすでにメガドライブ/PC向けの互換コントローラーを発売しているが、今回はセガ公認ということで、オリジナルのデザインを忠実に再現したコントローラーが登場するかもしれない。セガサターンのコントローラーは今なお評価が高く、セガがかつてPCやPlayStation 2向けに発売した「復刻版セガサターン コントロールパッド」は即完売。現在ではプレミア価格がついている。Bluetoothにも対応して汎用性が高いとなると期待するゲーマーも多いのではないだろうか。

復刻版セガサターン コントロールパッド

今回の発表の中ではGENESIS・セガサターン・ドリームキャストが具体的なプラットフォームとして挙げられており、まず最初の製品はこれら向けになるようだが、Retro-BitはSEGA of Americaとの提携はこの3機種に留まらないとしている。将来的にはSG-1000やマスターシステム向けのセガ公認周辺機器を発売することも検討しているのだろうか。なお、発表では「Accessories(周辺機器)」としているため、たとえばセガサターンやドリームキャストの互換機が登場するということは無さそうだ。

  • 徹底特集!本当は秘密にしたい最強iPhoneアプリ!

    PR 流行アプリ調査隊

  • 85本のゲームを収録、海外メガドライブ互換機「Sega Genesis Flashback」が今月末から予約開始へ

    Shuji Ishimoto

  • 東国原氏が生えた育毛剤がついに国に認められた!

    PR ビタブリッドジャパン

  • ドリームキャストの開発キットから未発売のゲームが発掘、すでに完成した状態で20年弱のあいだ眠っていたことが確認される

    Taijiro Yamanaka

  • 大きすぎたが故に消えた初代Xbox用コントローラー「Duke」、PC/Xbox One用コントローラーとして復刻

    Taijiro Yamanaka

  • 発売のたびに完売になる三ツ矢100%シリーズの新作が発売中!

    PR Socal Trend News

  • セガ、過去タイトルを活用した新サブスクリプションサービス「SEGA Forever」を展開予定か

    Taijiro Yamanaka

  • 『ソニックマニア』の発売日が8月に決定。懐かしくも新しい2Dクラシックソニックシリーズ最新作

    Taijiro Yamanaka

Recommended by

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog