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富山新聞

屋根の葺き替え工事が完了した拝殿=羽咋市寺家町の気多大社

50年ぶり屋根葺き替え 気多大社拝殿

2017/12/20 01:59

 羽咋市寺家町の気多大社で19日、国重要文化財の拝殿の屋根葺(ふ)き替え工事竣(しゅん)工(こう)奉告祭が営まれ、関係者約20人が50年ぶりに真新しくなった屋根の完成を祝った。

 

 同大社によると、拝殿は江戸時代の建立とされ、檜(ひ)皮(わだ)葺きとなっている。1967(昭和42)年に修繕されて以来、老朽化が進み、国と県、市の補助を受け、4月から修理を進めていた。葺き替えに合わせ、耐震化の工事も実施した。

 

 奉告祭では、祝詞(のりと)奏上や神楽奉納などの後、参列者が玉ぐしをささげた。三井孝秀権宮司(56)は「これで新たな気持ちで新年を迎えることができる。きれいになった神社で心新たにお参りをしていただきたい」と話した。

 

 気多大社では、神門の屋根葺き替え工事も計画し、来年6月までに完了させる。






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