全国1億3千万人のクラシカロイダーの皆様、こんにちは。
クラシカロイド第2シリーズ(2期)11話の感想を書きました。
※他の第2・第1シリーズの感想はページ末尾の「関連記事一覧」からご覧いただけます。
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♪11 塩しかねんだよ
全体を通しての感想
クラクラが塩対応を極めて、クールというよりも女王様キャラになる話でした。塩ってそっちの意味だったんですね。てっきり塩でも撒くのかと思って結構ノリノリで前回の記事に予想を書いたのがちょっと恥ずかしい(笑)。
さて、本編の感想ですが。
う~~ん、ちょこちょこ笑えるところはあります。
しかし、クラクラのソルクラへのキャラ変にはかなりモヤッとしました。その影響で感想もかなり淡白な感じになっています。先の予告を読む限りでは今の状態はあまり長続きしなそうなので安心していますが。
以下ではモヤッとした理由について語っています。ごく個人的な感覚の話で結構長いです。
興味のない方は個別の感想へ飛んでください。
ソルクラに馴染めない3つの理由
第一に、私は俺様・女王様キャラが地雷です。不必要に命令され縛りつけられるのがすごく苦手なのです。そのため、女王様キャラになったチャイバダに上から目線で命令されてコロッといってしまう音羽館の面々やファンたちを見ても、笑うことさえできず頭の中がハテナマークでいっぱいになりました。え? なんでこの人たちは嬉々として従ってるの? みたいな感じ。
第二に、私は若い子が大人っぽいお化粧をしているのを見るのが苦手です。
女王様感を演出しているのでしょうが、正直全然似合っていないと思ってしまいました。
第三に、私は以前のクラクラの状態を非常に気に入っていました。
舞台上では典型的なアイドルらしくかわいく振舞っているのに、中身はヒゲオヤジと毒舌家、気のない相手には容赦のない塩対応で臨む、そのギャップが好きだったのです。
1期19話の、化けの皮が剥がれて喧嘩を始めるが却って人気上昇する展開も、2人の本性に近い自然な在り方に落ち着いたようでよかったと思っていました。(漫才コンビに転身していたとは思わなかったけどw)
ですので、舞台上での根本的なスタンス(ちょっと本性が出るけど基本的にファンには愛想がいい)を変えてほしくはありませんでした。
一言で言うと、おのれWATARU!!
以上で自分のモヤモヤの言い訳は終わりにします。お付き合いくださりありがとうございました。
以下、個別の場面の感想です。
アバン~Aパート:小バッハ、クラクラ改造に乗り出す
- クラクラの漫才
お母ちゃんのヅラが吹っ飛んだらお父ちゃんだった。いったいどういうことなの。
ぶっ飛び具合がなかなか面白いです。
- 三弦に電話がつながらない
WATARUはあからさまにナメられてるようですねw
やっぱり三弦さんはバッハPじゃないとやる気が出ないんじゃないでしょうか。
- ドサ回りを結構楽しんでいる3人
1期では「こんなことやっててなんの意味があるんだろう」と悩んでいる時期もあったけど、最近は楽しめるようになったようです。
私は、クラクラがなぜか普通のアイドルとは程遠い活動をしているところも、気乗りしなくても結構本気で打ち込んでるところも好きでした。
みんなに感謝だァ
こんな白々しい台詞が出てくると、だいたいろくでもない展開が待っていることは容易に想像がつきます。
- Pになった経緯を語るWATARU
さらっと語ってるからもっともらしく聞こえるけど実は中身がハチャメチャなのがウケる。てかそれは誰に向けて言ってるんですかWATARUさん。クラクラはアイドル活動の一環として漫才をやっているのではなく、完全に漫才コンビになったという理解でよいでしょうか?
ワーグナーがプロデューサーに任命されたのは、ワーグナーの語っている通りではなく、何か別の理由があったのではないかと思います。
確かにバッハはクラクラの変わり方に納得できなかったかもしれないけど、だからと言っていきなり正体不明のショタにプロデュースを任せるとは考えにくい。
- 小バッハ(WATARU)
アンダンテ!
クレッシェンド!
腹抱えて笑いました。なぜそれで行けると思った。
アンダンテとクレッシェンドをひたすら繰り返してるの、意味も分からずテキトーに真似てるからだろwアンダンテ。アンダンテ!
で逃げ去っていくのが最高。
真剣にやってるつもりでもツッコミどころ満載になるワーグナー君、すごくいいと思う。その調子でボケまくってほしい。
大バッハのカツラとサングラスだけで言うことを聞いて
言うこと聞いてくれたわけじゃなくて謎の不意打ちに反論できなかっただけだよ!
ありがとう。ありがとう!
ワーグナーもドボちゃんもすごくかわいいです。特にドボちゃんが手足をバタバタさせてるのがかわいい。
やっぱりなんだかんだ言ってもショタと動物は癒しですね。
ボクたちの夜明けはすぐそこだ!
ドボちゃん、ちょっとうんざりした表情になってる。
ドボちゃんの性格では、ワーグナーの計画にはあまり気乗りしなそうです。公式サイトの14話の予告でもワーグナーの行動に嫌気が差してしまうみたいなこと書いてありますし。
ア・テンポ! ア・テンポ!
調子に乗って使いまくるなww つーかどうしてまだその格好なの、いつもの格好だと自信ないの?
チャイコにばっさり斬られてブルブル震えててワロタ。
- 注文の多いラーメン屋
オヤジの喋り方が地味に好きです。ハママツ弁でしょうか。
たまにありますよねこういう店。ラーメン●郎とか。
- 音羽ロイドにも容赦のないチャイバダ
いつものことだが表情も喋り方もアイドルらしからぬ険しさだ(褒めてます)。
ギョーザーがない。常識がないのか
いやこのラーメン屋もなかなかだけどあなたも相当アレですよ。
- おじさんたちにキャンセルの話が通ってない
うわ、それはマジないわ。多少の犠牲は仕方ない
って、そういう問題じゃないんだよな。
バッハ様のためっす
チャイコもバダもバッハ様のためと言ってアルバイトを頑張っていたし、バッハ様は愛されてますね。
Bパート:ソルクラ爆誕
- ステージで演説するWATARU
え!? なんでPが出しゃばってんの!? 自分の名前を売る気満々だな。
- アルケー社内も小バッハ状態で歩くWATARU
なんでやねん! 嫌ってるわりにめちゃくちゃ虎の威を借りてやがる。
- 夕飯の人数が変わって発狂するベト
8個セットじゃないとダメなんですかそうですか。面倒臭いですね~。歌苗ちゃん苦労してるなあ。
- チャイバダ、音羽ロイドに上から目線を連発
モーツァルトに対する台詞の最後に是・非!
が付くことの不自然さよw
- 次々とギョーザーを差し出す音羽ロイド
な、なんでー!?
ショパンは命令されるの結構好きそうだから分かるよ。でも他の音羽ロイド、特にベトモツあたりがあっさり折れてるのが全く理解できません。
客とオレと塩ラーメンが一体になる、それがこの店、ラーメン浜塩だ!
なるほど、理屈は分かるが共感はできない(笑)。
ラーメン浜塩だ!
の大仰な集中線とエコーが面白いです。
- ソルクラの命令に興奮する音羽ロイド+奏助
う~ん、奏助とショパン以外の違和感が半端ない。まあ雰囲気に流されてるってことにしておこう。
というか歌苗ちゃんも連れてってあげてよw
- ソルクラの曲「ソルティソルティ」
そうだね、塩飴も塩キャラメルも塩チョコも塩が入ってるから甘さが際立っておいしいんだよね~。理屈は分かるが以下略。革命の前夜祭へ
って思いきりワーグナーの前座みたいになってますね。
- また出しゃばってくるWATARU
新路線のお披露目のはずが本人たちよりもPの方が注目されている。
いや~、もうこれソルクラを押しのけてWATARUが歌手になるとかそういう展開なのでは。12話のワーグナーのムジークはシューベルトと同様本人が歌うみたいですし。チャイバダはなぜか14話の予告でアイドル活動無期限停止になってるし。ワーグナーの不穏な動きはともかく、6話では不発に終わっちゃったのでムジークを聴けるのを楽しみにしています。
ムジコレ4が絶賛発売中です!! 皆様、もう購入されましたか?
そのうち感想を書こうと思っていますが、私はやはり「出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~」が一番好きです。
最後までお読みくださりありがとうございました! 12話も楽しみにしています。
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『マドモアゼル・モーツァルト』紹介記事:
リストとチャイコフスキーの女体化に衝撃を受けた皆様には、こちらの漫画もオススメです。
『おそ松さん』2期感想記事:
藤田監督の超人気アニメ、2期が始まりましたね! 感想を書いてみました。
関連Webページ・商品
公式サイト- アニメ「クラシカロイド」HP
- NHKアニメワールド クラシカロイド
- ClassicaLoid presents ORIGINAL CLASSICAL MUSIC(V.A.) スペシャルサイト|Warner Music Japan
本編
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第1シリーズ: Amazonビデオ / Hulu / dTV / dアニメストア / VideoMarket / バンダイチャンネル / ビデオパス
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