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KHBニュース

仙台市の体育館館長 酒酔い運転で逮捕 対向車線へ

2017年12月19日19時0分

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 18日夜、仙台市青葉区の市道で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、仙台市若林体育館の館長が現行犯逮捕されました。酒酔い運転の疑いで逮捕されたのは仙台市スポーツ振興事業団の職員で、若林体育館で館長を務めている一條みち子容疑者(54)です。
 警察によりますと、一條容疑者は18日午後10時すぎ、青葉区宮町の市道で酒を飲んだ状態で車を運転した疑いが持たれています。現場は片側1車線の道路で、一條容疑者は対向車線を越え、道路右の道路標識に衝突しました。この事故でけが人はいませんでした。
 一條容疑者は警察の調べに対し「酒を飲んで運転し事故を起こしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

石巻3人殺傷事件 死刑の元少年側が再審請求

2017年12月19日17時48分

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 2010年、石巻市で元少年が2人を殺害し1人に重傷を負わせた事件で、去年6月に確定した死刑判決に対し、元少年の弁護団が仙台地裁に再審請求しました。
 この事件は2010年2月、犯行当時18歳だった千葉祐太郎死刑囚が元交際相手の女性の家に押し入り、女性の姉ら2人を刃物で刺して殺害し、1人に重傷を負わせたものです。
 去年6月、最高裁は「被告の深い犯罪性に根ざした犯行で責任は極めて重大」などとして死刑判決を支持。少年事件の裁判員裁判で、全国で初めて死刑判決が言い渡されました。
 これに対し、千葉死刑囚の弁護団は18日、仙台地裁に再審請求をしました。20日に記者会見を開いて詳しい理由について説明する予定です。

相次ぐ体罰うけ臨時校長会「当事者意識を」 宮城

2017年12月19日17時46分

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 教職員による体罰が相次いでいることを受け、宮城県教育委員会は19日、臨時の校長会を開きました。校長会には県内の県立高校や特別支援学校の校長など110人が参加しました。
 高橋仁教育長は「コンプライアンスに関する当事者意識を1人ひとりに植えつけていく他はありません」と述べ、再発防止の徹底を訴えました。今年度、県の教職員で不祥事で処分されたのは18日までに16人で、昨年度全体の15人をすでに上回っています。処分の内容は体罰が5人で最も多く、県教育委員会によりますと、ここ数年、部活中の体罰や不適切な発言が増えているということです。
 出席した校長らは「いい先生いっぱいいるのにそういう事やる人いる自体が悔しいですよね」「やっぱり全員が一丸となってやらなければなくならないし、なかなか。徹底させることが大事かなと思います」「非常に残念な状況が続いているということで、改めてショックを受けると共にですね。定型化せずにいろんなバリエーションを取りながら、取組をしていかなければいけないと思いました」と話しました。

被災者への援護資金 返済始まり弁護士らが相談会

2017年12月19日13時22分

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 東日本大震災の被災者が生活再建用に借りた災害援護資金の返済について弁護士らによる相談会が、仙台市で開かれています。この相談会は毎年開催しており、弁護士や司法書士が無料で相談に応じています。
 災害援護資金は東日本大震災の被災者のため、生活再建用の資金を市町村が貸し付けるものです。宮城県内ではおよそ400億円の貸し付けがあります。災害援護資金の返済は貸し付けの6年後で、12月から本格化するため、弁護士らは返せなくなるケースもあると見ています。
 みやぎ青葉の会の佐藤靖祥弁護士は「当時は払えると思って借りたものが、その後の生活状況の変化で返せなくなる。それの返済に困った方は、遠慮なく電話相談、面接相談無料ですので、お越しいただければと思います」と話しました。19日は電話相談が午後6時まで行われ、20日は午後1時から面接での相談を行います。

宮城・川崎町の公園で古民家“すす払い”

2017年12月18日18時41分

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新年を向える準備が着々と進んでいます。宮城県川崎町のみちのく杜の湖畔公園で古民家のすす払いが行われています。川崎町のみちのく杜の湖畔公園には東北6県から移築された古民家が7棟あり、毎年この時期にすす払いを行っています。18日にすす払いが行われたのは江戸時代末期に建てられた「釜房の家」です。作業員は長さ3メートルほどの竹ぼうきを使って、天井や軒先にたまったほこりを払い落としました。そして、その後は囲炉裏や木張りの床を丁寧に拭き上げていきました。こちらでは貴重な建物の掃除を全て手作業で行うため、古民家1棟を約2時間半かけて掃除するということです。みちのく公園管理センターの内山誠司さんは「1年間のすすやほこりを払うことによって、新年も気持ち良く迎えられれば良い。奇麗になった古民家を見ていただきたい」と話していました。みちのく杜の湖畔公園の古民家のすす払いは12月21日まで行われます。

宮城県の公立高校入試 2020年から一本化

2017年12月18日18時34分

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宮城県の教育委員会は、前期・後期に分けていた現在の高校入試を見直し、2020年から3月の試験に一本化することを決めました。18日開かれた県の教育委員会では現在、2月に「前期選抜」、3月に「後期選抜」と2回実施されている高校入試制度を見直し、2020年から試験を一本化することが決まりました。教育委員会は試験を一本化することで早期合格者の学習意欲の低下を防げることや受験期間の長期化の解消、事務作業のスリム化が期待できるとしています。選抜方法は学力検査と調査書を基本とする「共通選抜」と、受験生の資質・能力などを評価するため学校ごとに各教科の配点比率を変えられる「特色選抜」の2つの方法で行われます。県教委高校教育課の岡邦広課長は「中学時代にいろいろと積み重ねてきた努力や本人の特性をそれぞれの高校が出してくる特色にのっとった形で選考してもらえる」と話していました。新しい入試制度は現在の中学1年生が高校受験をする2020年から導入されます。今後、各高校は「共通選抜」と「特色選抜」の募集割合などを検討していくということです。

さいたま市の火災受け 仙台で消防の立ち入り検査

2017年12月18日18時30分

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17日、さいたま市の風俗店ビルで4人が死亡する火災が起きたことを受け、宮城県仙台市でも消防による風俗店の緊急立ち入り検査が行われました。警察などによりますと、17日午後2時すぎ、さいたま市大宮区の風俗店で火災があり、男性1人、女性2人、性別不明の1人の合わせて4人が死亡し、他にも女性1人が重体となっています。関係者への取材で、消防は去年6月、この店に立ち入り検査をした際に避難経路から障害物を取り除くよう指導をしていたということです。今回の火災を受けて、仙台市青葉区では消防による風俗店の緊急立ち入り検査が行われました。検査は6店舗で行われ、避難経路に燃えやすい物が置かれていないかや火災報知器を設置しているかなどが確認されたということです。また、火災が起きた際に従業員が消火器などを適正に使えるよう店に指導することを求めたということです。青葉消防署では今回のような検査を定期的に行うかどうか検討するということです。

仙台市宮城野区でタクシー強盗 鎌のような刃物で…

2017年12月18日11時51分

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仙台市宮城野区で、タクシーに乗っていた男が運転手に刃物を突きつけて金を奪おうとして逃げました。警察は強盗事件として男の行方を追っています。
警察によりますと17日午後0時半ごろ、若林区上飯田から宮城野区栄までタクシーに乗車した男が、運転手に鎌のような刃物を突きつけ「金をよこせ」などと脅しましたが、運転手が抵抗したため何も奪わず逃げました。男は3000円から4000円ほどの乗車料金を払わずに北に向かって逃げたということです。運転手にけがはありませんでした。
男は20代から30代で、身長は170センチ前後、白いキャップに白いジャージ白いスウェットパンツ姿だったということです。警察はタクシーのドライブレコーダーを解析するなどして、強盗の疑いで逃げた男の行方を追っています。

宮城・女川町のコバルトーレ女川が優勝報告会

2017年12月18日11時49分

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来シーズンJFLに昇格するサッカーチーム、コバルトーレ女川がサポーターに向けて報告会を開きました。コバルトーレ女川は先月、全国地域チャンピオンズリーグで優勝し、東北リーグから全国の舞台への切符を手にしました。
17日に開かれた報告会には、選手やチーム関係者、サポーターらおよそ120人が出席し、リーグ優勝とJFL昇格を祝いました。
阿部裕二監督「引き続きサッカーを通してしっかりと女川の名前を全国に売ることと、女川はすごくたくさんいい所があるので、そこに足を運んでいただけるようなチームになりたいと思います」
サポーター「うれしいです本当に。とにかく勝って勝利の喜びを地元に届けてもらえれば」
コバルトーレ女川のJFLでの初戦は来年3月に行われます。

宮城・閖上中学校の生徒がクリスマス会

2017年12月17日18時3分

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名取市閖上で、地域住民のつながりをつくろうと中学生がクリスマス会を開きました。このクリスマス会は閖上中学校の生徒などが大学生のボランティアの力を借りるなどして7月から準備を進め、仮設の閖上公民館で開きました。参加者はグループに分かれてケーキを作ったり閖上特産の赤貝のむき方を漁師から教わるなどしてクリスマス会を楽しみました。主催した閖上中の生徒「緊張していたが、みんな小学生や中学生と会えて楽しかったし、良い経験になった」地元の人「これからどんどん大きくして公民館ができたらもっと盛大にしたい」仮設の公民館は閖上から離れた場所にありますが、新しい公民館は、2019年度に閖上地区に完成します。中学生らは、公民館で定期的にイベントを開くなどしてコミュニティ作りに取り組みたいとしています。