「スター・ウォーズ」シリーズのシリーズ8作目となる最新作「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」は批評家から熱烈な賛辞を集め、公開後3日間で世界の興行収入が4億5080万ドルを記録するなど、全てが順風満帆なようにもみえる。
だが一部の観客満足度調査は、ライアン・ジョンソン監督が手がけたこの最新作に全てのスター・ウォーズファンがそこまで感動しているわけではないことを示唆している。「最後のジェダイ」は映画レビューサイトRotten Tomatoesにおいて批評家から93%という高い評価を獲得する一方で、同サイトにおける観客満足度は56%にとどまっている。映画レビューの集積サイトMetacriticでも批評家と観客の評価には同様の差がみられ、批評家の評価は100点満点中の86点なのに対し、観客による評価は10段階の4.9というお粗末な数字になっている。
批評家とファンの評価が大きく分かれていることで、関係者には戸惑いの声も広がっている。「最後のジェダイ」は批評家にとっては大当たりで観客にとっては期待外れということなのだろうか。「最後のジェダイ」は大ヒットした「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」よりも「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」のような失敗作になるのだろうか。一体何が起きているのだろうか。
まず注意すべきは、Rotten TomatoesやMetacriticにおける評価は、かなり当てにならないものであるということだ。こうした評価は、サイトで多数のアカウントを作成し、無制限に投票できるユーザーが投票した結果であり、実際に作品を観たかどうかすら定かではない。不正な手段が用いられているとの指摘もあり、実際ソーシャルメディアでこうした行為を自慢している人たちも確認されている。女性キャストでリメイクされた「ゴーストバスターズ」の新作でも、同じような手が使われ話題となった。
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