Life is bitter

日常生活で考えたことやデザイン・写真・インテリアをはじめとした役に立ちそうな知識をまとめて記しています。

大学院を中退して株式会社HERPへジョインしました

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ご無沙汰しております。人生、3ヶ月もあるといろいろ考えいろいろ行動するもので、気付いたら大学院をやめて新卒(?)でUXデザイナーとして働くことになりました。
さらっと大きい選択をしたのですが、せっかくなので経緯や自分の気持ちなどを整理してみたいと思います。

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なぜ大学院を中退したのか

研究へのモチベーションが厳しくなってしまった

まずはじめに大学院での研究に対するモチベーションが急激になくなってしまった、ということが挙げられます。

院では学部からの研究を続けていたのですが、率直な気持ちを述べると楽しさを見出すことができずにメンタル的にもなかなか厳しいと言わざるをえない状況になってしまいました。興味が湧かず楽しさも見いだせないことに貴重な20代の時間を使うのは無駄、そして修士号は別に自分にとってそこまで欲しいものではない、という思考が大きくなっていった結果ですね。

指導教員も研究室の同期も先輩も後輩も良い人たち(いろいろな場面で助けてもらって本当に感謝しています)で、環境としては文句は一切なく、ただ自分は研究という行為に対する適正がなかっただけなのだと思います。

と、そんな前提があります。

インターンで0→1フェーズの楽しさに目覚めた

自分が一番楽しいと思えることは自分の手を動かしてデザイン(とりわけUIデザイン)をアウトプットすることだったので、研究に苦しんでいる合間を縫ってご縁があった株式会社HERPで細々とインターンをしていました。

最初はどちらかというと割のいいバイト感覚だったのですが、0→1フェーズでかつBtoBプロダクトを開発することの楽しさに目覚めてのめり込んでいきました。研究の進捗を出さないといけない時期に逃避するように週3〜4でコミットするときなんかもありました。

それまでのインターン・アルバイト歴からして既にある程度or大規模なサービスの改善しかしてこなかった自分にとっては0→1フェーズの開発は新鮮だったのでしょう。

タイミングが偶然良すぎた

そんな研究へのモチベーション低下とプロダクトをゼロベースから開発する楽しさを知ったタイミングが偶然重なるとどうなってしまうでしょうか。

そう、中退です。

研究してるくらいならプロダクトを作っていた方が全然マシ、という思考に囚われてそこからは一直線でした。HERPの社員に相談するのはもちろん、両親を説得したり、内定先の担当人事の方にごめんなさいをしたり、関係各所にご迷惑をおかけしつつ、ものの1ヶ月で中退(予定)したのでした。10〜11月の出来事です。

この「中退(予定)」というのは、時期の関係上来年の3月末付けで退学したほうが手続き的に良いとのことで、正確にはまだ退学していないので(予定)となっています。

(まあ気が変わってやっぱり修論書いて修了する、なんてことはあり得ないので確実に退学なのですが。)

株式会社HERPへジョインした

そんなこんなで11月中旬から大学院へは行かず、正社員(新卒)として、株式会社HERPにて唯一のUXデザイナーとして働いています。

領域としてはHRtechで、無駄をなくしてクリエイティブに採用をしようぜ!ということをしています(ざっくり)。

詳しくは本日リリースのティザーサイトをご覧ください。

何をしているのか

愉快な人たちと共に毎日楽しくプロダクトを作っています。具体的には要件定義からUIに落とし込むところまで全てを手がけています。

複雑化した現状の課題を紐解いて、どんな風に機能に落とし込み、UIとして表現すればいいかを毎日毎日頭を悩ませながらアウトプットし続ける日々です。

もっと具体的なことや開発におけるノウハウについては追々まとめて投下していきたいなと思っています。

今後の抱負

とにかく手を動かすこと。

私が一番かっこ悪いなと思っているのは口は動かすが手を動かさないデザイナーなのでこれまで以上にとにかくアウトプットを出していきたいなと思っています。

また、やや苦手意識のあるコーディングも身につけていきたいです。ここ1ヶ月でコード書けないと無駄にエンジニア工数を食ってしまうという気付きを得たのでせめてStylusくらいは頑張ります。

おまけ

(エンジニアもですが)HERPではUXデザイナーの正社員・インターンを募集しています。あの、本当にデザイナーのリソースがかなりかつかつなのでとりあえず話だけでも聞いてみたいとか大歓迎です!

詳しくはWantedlyから!