蘇我駅の男子トイレに称賛の声 「大」「小」待ちの列分けスッキリ 「ほかでも普及して」
JR蘇我駅の男子トイレにおける、ある案内表示に、インターネット上で称賛の声が寄せられています。トイレ入口から内部にかけ、床面が色分けされ、それぞれの用を足したい人の列が明示されているというもの。実際に効果も出ているようです。
「ほかでも普及して」の声も 類似の例はある?
JR蘇我駅(千葉市中央区)の男子トイレを紹介したTwitterの投稿が話題になっています。
蘇我駅の男子トイレは、入口から内部にかけて床が3列に色分けされ、うち2列にはそれぞれ大便器、小便器の絵と、トイレ内部の方向を指し示す矢印、もう1列には「出口」という文字と、トイレ出口へ向かう矢印が表示されています。このことを紹介した投稿に、「わかりやすい」「ほかでも普及してほしい」といった反響が寄せられています。
蘇我駅を管轄するJR東日本千葉支社に、この床面の案内表示を施工した経緯を聞きました。
――蘇我駅男子トイレの案内表示は、どのような経緯で施工したのでしょうか?
朝の混雑時に、小便器を使われる方と大便器を使われる方の列が錯綜しているという現場からの意見で、2016年10月中旬ごろに実施しました。それぞれの列を整理し、動線を明確に分離することで錯綜を防止し、サービスの向上を目指したものです。
――類似の例はあるのでしょうか?
この図案を提示したデザイン専門会社によると、ほかの事例は参考にしていないそうです。
ってか、列分けする必要があるくらい混雑するというのが驚く。