加茂川のほとりに、心震える京町家。
天井はオランダからの輸入クロス。
この床、あまり見ない組み方ですよね。
寄木張りという、
床の仕上げのなかでも
特に手の込んだもの。
小片を組み合わせて
模様にしているんだって。
キッチンに立ったときの目線が
庭に抜けるのがいい。
ビルトインの食洗機もついてる。
左側が玄関で
右側の勝手口からキッチンへも。
この板のおしとやかさったら。
ここは昔のままかしら。
…うーんすばらしい。
お客さん向けの部屋だったのでしょう。
お庭がついていたりして
もてなそう!という気持ちが
よく伝わって来ますね。
加茂川のほとりで、
静かにまどろむ家族の風景。
これまでが一階で、
二階にはお部屋が二つ。
ここを寝室にする、
という想定での施工しょうね。
枕元に照明二つ。
もう一方の和室も素敵。
建具は昔のままかな。
普段は開いておくのもいいなあ…。
最後に水回り。
二人並んでも困らないくらいの鏡。
大きなお風呂からは、お庭の風景が。
ここの鏡も大きくてうれしいな。
元々すてきな町屋だったのでしょうが、
最上級のリノベーションで、
家自体が芸術作品のように。
これからの数十年も大切にされる、
そう考えるとなんだか夢のようで、
心が熱くなるのでした。