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竜、松坂獲得へ 平成の怪物に救いの手

2017年12月19日 紙面から

オープン戦で先発、5回途中まで中日打線を1安打2失点のソフトバンク先発・松坂=3月11日、ヤフオクドームで(小沢徹撮影)

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 中日がソフトバンクから自由契約になった松坂大輔投手(37)の獲得を視野に入れ、調査していることが18日、分かった。日米通算164勝の実績と全国区の知名度は貴重な存在。15年の日本球界復帰後は3年間で未勝利とはいえ、再生の可能性を見極めた上で最終判断する見通しだ。

 竜が「救いの手」を差し伸べる可能性が出てきた。松坂はソフトバンクとの3年総額12億円とされる大型契約が今オフで切れた。リハビリコーチとして現役復帰を目指す打診を断ったのも、現役一本で勝負したいという決意の表れだった。

 自由契約となった元怪物の進む道は…。中日には復肩を手助けする環境が整っている。横浜高から西武に入団した99年に2軍投手コーチだったのが森繁和監督。チームメートとして兄貴分だったのが友利結国際渉外担当だった。さらに、かつての女房役もいる。このオフに育成コーチから転身した小山良男スカウト(37)は、高校時代は松坂とのバッテリーで98年に甲子園で春夏連覇。現場ではないとはいえ、同級生が球団内にいることは心強いだろう。

 これだけ縁のある関係者が多ければ、現在の松坂のコンディションも正確に把握できる。球団幹部は「使えない選手を獲得することはない」と話した。その基本方針に照らし、松坂が再び輝けるかどうかを慎重に見極めた上で、最終判断するとみられる。

 

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