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第24話 蛆畑の花嫁と白染め村
眠い……。
教訓、ちゃんとWindowsのUpdateはこまめにしておきましょう。
再起動にめちゃくちゃ時間がかかりましたorz
「……そうして、邪悪な魔物を倒したその魔法剣士様は、ずっとそばにいた幼馴染の娘と、幸せに暮らしました。おわり」
「えぇー、もうおわりー? ルーシャ姉、もういっかいよんでー」
「ダメ、今日はこれで終わり。早く寝ないと明日起きられなくなっちゃうわよ。私のこといっぱいお祝いしてくれるんでしょ」
私は村の女の子にせがまれて読んだ絵本をパタンと閉じた。
「ねぇねぇー、どうしてけんしさまは、おひめさまをえらばなかったのー? そうしたら王さまになれたのに。おうさまってえらいんでしょー?」
「それはね、幼馴染の女の子を愛していたからよ。誰よりも、何よりも。愛の力は強いの、目の前にどんな障害が現れたって、乗り越える力をくれるの。私とケリルみたいにね」
私はその子に布団を被せると、蝋燭の火を吹き消した。
優しくポンポンと布団の腕から撫でていると、静かな寝息が聞こえる。
明日は結婚式の予定日。
本当は一昨日にはケリルはこの街に着いているはずだったけれど、トラブルが発生したらしく到着が遅れると連絡が来ていた。元々当日に訪れる予定だったウージェスやカトレアと一緒に、明日の朝早くに村に来るはずだった。
ケリルがトラブルを引き寄せるのはいつものことだけど、こんな時ぐらいは自重してほしいと思う。そうすれば、夫婦じゃなくて、恋人としての最後の時間をイチャイチャできたのに……。
「ふふっ♪ そうよね、私、やっとケリルのお嫁さんになれるんだ」
ケリルとの結婚式。
いつかきっとと、ずっと夢見てきた幸せの日。
ケリルが私を見てくれるように。
ケリルが私を好きになってくれるように。
ケリルが私を何よりも愛してくれるように。
ケリルのために料理を覚えて、ケリルのために恰好にも気を使って。
頑張って頑張って頑張って。
あんなに努力して、魔法の力を学んで、権力がある相手も味方につけて。
色んな手管を使って二人の絆を割こうという敵も乗り越えてきた。
何かあっても、ケリルは私のことを信じてくれる。
そう思えば、いくらだって頑張れた。
その努力を阻めるかもしれなかったもう一人の幼馴染は、とっくの昔に追いやって今はきっとどこかでのたれ死んでいるだろう。
あの頃、子供だった私たちに大人たちは隠していたが、あの親子が奴隷として売られたことを私は知っている。
もう誰も、私とケリルの仲を邪魔する者はいない。
(明日は早く起きて、果実たっぷりの手作りのパイを作っておこう。ケリル、喜んでくれるか¥な)
あの雪の日に、邪魔者を排除することを覚えた日に手に入れた果実で作ったパイ。
ケリルが笑いかけてくれる未来を思えば、どんな苦労も苦労じゃなくなる。
(ふふっ、早く明日が来ないかしら)
私の幸せの赤い果実は、明日手に入る。
次の日、昨日の昼から降り続いていた雪はやみ、空は綺麗に晴れて地平線の光を受けている。
氷のような空気の中、私は足の甲が埋まる程度に積もった雪の感触を楽しみながら外に出る。
パイを焼こうと早起きしてみたけれど、考えていたよりもずっと早く起きてしまった。だから、ちょっとした暇つぶしと、小さな感傷に浸りたくて、ケリルとの思い出がたくさん詰まった村の中を回る。
あの広場で駆け回って、あの空き家でかくれんぼをして、そして、あの教会で将来の約束をした。
今日の結婚式も、あの教会で上げる。
村でも早く起きる神父様は、そろそろ起き出す頃かな。
私は礼拝堂をそっと押し開いた。
誰もいない、静謐な空気に満ちたその場所。
祭壇の前まで来て両手を組んで祈りを捧げる。
「ありがとう、神様。私、絶対にケリルと幸せになります。これからも私たちのことを見守っていてください」
と、背後からギィ、と小さく扉が開く音がした。
入ってきたのは豊かな白髭を蓄えた優し気な老人。
「おお、ルーシャちゃんかの。朝早くからお祈りかい?」
「神父様。おはようございます。ちょっと早く目が覚めたから、神様にお礼を言っていたの」
「ほうかほうか、神様もルーシャちゃんのことはちゃんと見ておるよ。大丈夫、ケリルくんもルーシャちゃんも、二人ともきっと幸せになれるさ」
ほんわかと笑ってくれる神父様。
その笑顔と祝福に心がほんわかと温まる。
頭に浮かぶのは、村のみんなに囲まれて祝福される私とケリルの姿。
「えぇ、神父様。私、必ず幸せになります」
けれど、そんな幸せの青写真に。
「うんうん。ようやったのぉ。実はずっと謝りたかったんじゃ、獣人なんて愚劣で野蛮な種族が村に入り込んでおったのに、気付けなんだ。あの化け物の子にルーシャちゃんが虐められてたのに助けてもやれず……。二人が幸せになってくれるならこんなにうれし、ぅぐがっ!?」
ボトボトッ、と、誰かの血が滴り落ちた。
「ふぅ、まったく、神父様は相変わらず早起きですね。少し邪魔なのでどいてもらえますか?」
「……えっ? なに、が……?」
呆然として動けない私の前で、ズシュッ、と柔らかい果実を切るときのような音がして、神父様の腹部から生えた血濡れの剣先が引き抜かれる。
「なぐっ、うぐっ、ううぅ……。ち、血が、痛いぃッ、だれか、たす」
「大袈裟ですねぇ。内臓も太い血管も傷つけてないですし、しばらくは死にませんよ?」
「うぐぅっ!?」
目の前に突然現れたその女は、まるで友人にでも笑いかけるような気安さで微笑んで。
当然のように傷ついた神父様を蹴飛ばした。
「あ、ぁあ、死にたく、な……」
「大丈夫です。神様が見ているんでしょう? だったら幸せになれるんじゃないですか」
穴の開いた腹に手を当て、うずくまる神父様。
そんな光景を前に、けれど私の頭の中は空回る。
「ねぇ? ルーシャちゃん、あなたはどう思いますか? まぁ私は何もしない神様に見守られていても、幸せになれるなんてとても思えませんけど。そのあたり、共感できるんじゃないですか?」
「み、ミナリス、なの……?」
亜麻色の髪と瞳、ひょこりと伸びるウサギの耳。
蠱惑的な笑みを携え、スラリとした肢体と豊かな女性らしさを艶やかに彩るメイド服を着て。
ずっと昔に振り払って排除したもう一人の幼馴染が、そこにいた。
「ど、どうしてっ、あんたは奴隷商に売られて……」
「あら、ケリルは知らなかったようでしたけれど、あなたは知っていたみたいですね。どうせまた、勝手に大人たちの話を盗み聞ぎしてたんでしょう。だめですよ、バレたら叱られてしまいますよ」
クスクスという笑い声が、ゾワリッとした悪寒を背筋に走り落とす。
それは朝の空気よりも冷たく鋭利で、氷柱の牙を突き立てられているような危機感が襲う。
「っ、今更現れて何の用よ。私とケリルの結婚でもお祝いしに来てくれたの?」
「えぇ、その通りですよ、幼馴染の門出なんです。祝福しに来るに決まってるじゃないですか」
白々しくそう言って笑い、なのにまるで隠す気もない殺気が向けられる。
「そう、でも残念ね、神父様を殺めるような相手はこちらから願い下げ。……だから、今度こそ私が殺してあげる。――――炎土の爛れた舌に巻かれて崩れよ。『ラヴァズ・スネーク』っ!!」
ゴバァアッ、と空気が揺らめくほどの熱を放つ蛇を象った赤黒い溶岩の塊が走る。
(相手は獣人、避けて接近してくるようならファイアウォールで蒸し焼きにしてあげるわ)
けれど、私の計算はそうそうに覆される。
「ころしてないですけどね、まだ。『アイシクル・スピア』」
「なっ!?」
ミナリスの放った氷の魔法が私の魔法とぶつかり、凍り付いた私の魔法がごとりと地面に落ちる。
「火と土の合成魔法ですか。ふむ、なかなかの威力でしたね」
「そ、そんな、獣人が無詠唱でスピア系の魔法なんて……っ」
「獣人の魔力は体から離れると拡散しやすい、ですか? 馬鹿ですねぇ。体の近くならさほど威力は減衰はしないってことですよ? 獣人の中にも、魔法剣を操る者はいるらしいじゃないですか。学院の授業でそんな話を聞きましたよ?」
「っ、暁の火精に希う、走る火は贖うための贄へと走る。『火精霊の息吹』!!」
すべてを焼き尽くす浄化の力を持った精霊の火は、龍のブレスと同格の炎。
宙を走る業炎を、けれどミナリスは余裕表情を崩さずに建物の中を駆け跳ねて避けていく。
「よっと、初手に不意打ちにもならない詠唱魔法、続く二手目も威力ばかりの精霊魔法。お遊びの実戦しかしていなかったのですか? これではただの砲台ですよ?」
「うるさいっ、黙れッ!!」
クスクスと笑いながら避けるミナリスに、急速に危機感が募っていく。
不味い不味い不味い。
純粋な後衛の私が、獣人の身体能力に勝てるはずはない。
ケリルがそばにいない今、近くに寄られる前に殺さないと、こちらの身が危ないのに。
(手段なんて選んでられないっ、殺すッ、次の一撃で絶対に殺すんだっ!!)
もうミナリスがどんな理由で私の前に現れたのかなんて関係ない。
私とケリルの世界に、ミナリスなんていらないっ、存在していちゃいけないんだからっ!!
「くふふっ、こんなところも子供のころのままですね。ほら、駆けっこではいつもルーシャちゃんが最後だったでしょう? くふふっ、鬼さんこちら、手の鳴るほうへ♪ くふふふっ!」
「っ!! これは使いたくなかったけどっ、余裕ぶったその顔、跡形もなくフッ飛ばしてあげる!!」
私は道具袋から奥の手を取り出す。
それは、私が契約する精霊の力を限界まで引き出すための触媒となる紅蘭石という火の魔力がこもる宝石。
安いものではなく、一度使えばその魔力を失ってただの石ころになってしまうし、こんな場所で使えば建物事吹き飛んでしまう威力があるけれど、もう躊躇っている余裕はない。
「っ、我を害するすべてを薙ぎ払う業炎の爆撃っ、『炎精霊の怒り』っ!!」
瞬間、周囲の魔力が宝石に集まり、宝石は赤熱したような色へと変わる。
発動の起点となった私を中心に白い炎が周囲を飲み込んでいく。
爆音とガラガラと建物の崩れ落ちる音がやむころには、周囲は瓦礫の山になっていた。
「か、勝った……? ふ、ふふっ、馬鹿な女。私の前に現れなかったらこんなことにならなかったのに」
湧き上がる安堵感にホッ、とため息をつく。
今更昔の悪夢にやられるなんて、そんなの冗談じゃない。
「あぁ、でも、教会は潰れちゃった。今日の結婚式、どうしようかし……」
「あら、そんなことで悩む必要はないんですよ?」
「アッ……」
ゾッ、と、その声はすぐ後ろから耳元で囁くように届く。
それを認識するのと同時に、グサリと肩に刃物が食い込む痛みが走る。
「いっ、アァアアアッ!?」
(痛いっ、不味い、どうにかしないと……っ!!)
「ぐぁ、ぐ、い、癒しの丘の精霊、よ。『ヒール』ぅ」
「というか、神父様を殺しかけておいて結婚式の心配とは、相変わらず恐れいります。私が連れ出さなかったらこの程度で楽にしちゃう所じゃないですか。まったく、やれやれですねぇ、くふふ♪」
振り払うようにミナリスとの距離を取り、跪いたまま激痛に耐えて回復魔法をかける。
暖かい緑の光に段々と引いていく痛みに、けれど、心臓を握られているような寒気が消えない。
私を見下ろすミナリスの虫けらを見下ろすような視線に、どうしようもなく恐怖が湧き上がってくる。
「な、なんだっ、どうしたんだ?」
「おいっ、教会が瓦礫野山になっちまってるぞっ!!」
「ちょっと、子供たちが居場所知らないっ?」
「こいつはいったい、お、おい、あれ、ルーシャちゃんの前にいるのってミナリスじゃないかっ!?」
騒ぎを気付いた村人たちが周囲に集まってくる。
それを見てミナリスは嬉しそうに、本当にうれしそうに笑う。
「くふふっ、舞台の準備も整いました。さぁ、始めましょう」
「な、何なの……っ!?」
次の瞬間、村の周囲を丸ごと取り囲むように、暗い光の壁が表れる。
壁に浮かぶ黒い歯車がギチギチと音を立てながら回り、その威容はどうしてか見ているだけで不安を掻き立ててやまなかった。
「くふっ、くふふふっ、ようやく、ようやくです。さぁ、ルーシャ。これからが本番ですよ。全部全部、壊して壊して壊して壊してあげますからぁっ、くふっ、くふふふっ、アハハハッ!!」
響き渡る哄笑に、そのときにはじめて私は。
苛立ちでもなく、焦りでもなく、敵意でもなく。
ミナリスに対して、心の底から恐怖を感じていた。
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