2017-12-17(日) [長年日記]
■ 送金アプリを使ってみたかったのでKyashを導入してみた
友人・知人との間でなにかの売買(もっぱらライブのチケットとかライブの限定商品とかライブの打ち上げとか…)が発生したとき、現金のやりとりが面倒で「じゃあAmazonギフト券送って!」ということにすることが多かったんだけど、最近あまりAmazonを使わず、できるだけヨドバシを使っているのでギフト券がだぶつき気味だった。なので、かねがね個人間送金アプリを使いたいなぁと思っていた。でも「これ」って決め手がなくてねぇ。
まず「LINE Pay」は、送金相手がLINE友だちに限定。そもそもおれ、LINEアカウント持ってないから論外。チャージ手段も限定されていて使いにくい。リアル店舗の買い物に使えるのはいいところだけど。「Yahoo!ウォレット」も同様で、チャージが面倒くさい。あとどちらもけっこうな割合の手数料を取られるのがイヤ。「paymo」はレシートがある場面でしか使えないとか「なにそれ?」って感じで、使える場面が限定的すぎる。
で、なぜか今日になっていつもの仲間たちの間で急に「Kyash」が話題になり、ここぞとばかりにユーザを増やしたらわりと使える共通プラットフォームになってしまったのでしばらくはこれを使っていきたい。
「Kyash」のなにがいいって、手数料ゼロ。どこでマネタイズしてるのかと思ったら、アプリ内で発行されるオンラインショッピング専用のVISAカードの利用手数料を店舗側から得るしかけだそうだ。Apple Payと似たスキームかな。
送金相手はFacebookなどのSNSや、スマホの連絡帳から選べるし、QRコードを発行すればメールなんかで送ることもできるから、困ることはあまりなさそうだ。上の画像は、相手のQRコードを読むと出てくる画面。おれのQRコードをここに貼ると誰かが送金してくれたりするかなーと思ったけど、税金がかかりそうなのでやめとく(笑)。
現金化できないのはネガティブ要素だけど、オンラインでばんばん買い物をする人にとってはほとんどデメリットにはならない。さっそく件のVISAカードをヨドバシの決済用に登録した*1。
実際にアプリを入れて使ってみると、少額の送金実績でキャッシュバックがされるキャンペーンをやっていて、とりあえず試しに知人とピンポン送金をしてみようって気にさせられる。結果としてアプリの操作に習熟できるわけで、上手いなぁと思った。アプリのデザインも洗練されていて、使っていて気持ちがいい。
というわけで、さっそく来年早々にあるライブのチケット分配時に請求機能を使ってみようと思うのであった。おれにもようやく「ふぃんてっく」の波がきたなぁ(そうか?)。
*1 まだ使う機会がない。「こいかぜ-彩-」が予約終了ってどういうこったい!