お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔

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 お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」が17日放送のフジテレビ系「THE MANZAI 2017」(日曜後7・00)が時事ネタを披露。放送後の反響を受けてボケ担当の村本大輔(37)が自身のツイッターでネタの裏側を語った。

 「ウーマンラッシュアワー」は番組で原発、沖縄米軍基地、被災地の仮設住宅などの問題を取り上げた時事ネタを披露。ネットでの大きな反響をうけて、村本はツイッターで「おれすごいでしょなんか思ってないよ」と切り出し、「沖縄に行った時、基地で苦しんでる人と話し、益城町で仮設住宅で苦しんでる人と話し、その人たちに一度今日の漫才をやったら、涙流して笑ってくれた。だったらそして全国放送の番組でやるからね、ちゃんと伝えるからねって約束してきた。約束を守っただけ」と現地で苦境に立たされている人たちとのやり取りを明かした。

 また「漫才とか漫才じゃないとか風刺とか風刺じゃないとか時事とか時事じゃないとかどうでもいい、言いたいことを言いたいだけ。様々な価値観を押し付けられて、息苦しい世の中、マイクの前だけが呼吸させてくれる」と思いのたけをつづり、「おれの話題なんか興奮してる今だけで一瞬で終わる、でもずっと褒めて欲しいし構って欲しい、だからずっと編集もカンペもないセンターマイクの前で発表し続けないといけない」と今後も時事ネタに取り組む決意を語った。

 各界の著名人もこのネタに反応。作家の乙武洋匡氏(41)は「好き嫌いは分かれるのかもしれないけれど、こういう芸人もいる、ということが何より大切なのだと思う」と理解を示し、かつて「日本の地上波テレビはオワコン」と指摘していた茂木健一郎氏(55)も「ウーマンラッシュアワーの漫才、今確認しました。すばらしい」と絶賛した。