ビットコインなどの仮想通貨が盛り上がりを見せており、これから口座を開設してみようかしらと思っている方も多いのかなと思います。仮想通貨は仮想通貨の取引所を介して購入する事ができるのですが、今回はCoincheck(コインチェック)について口座の開設方法や入金方法、ビットコインなどの仮想通貨の取引方法などを紹介しますね。
ビットコインをCoincheckで始める
僕が仮想通貨取引を始めたのは2016年12月の頃でしたが、その時に一番最初に開設したのがCoincheckでした。
2016年12月といえばビットコインが急騰する前だったので億万長者になったの?と思われるかもしれませんが、確かに当時20BTCほど所持していました。でも、色々とあって20BTCのほとんどを溶かしてしまっているので、この波に乗る事ができませんでした(涙)
当時1BTCは9万円ほどで購入する事ができました。2017年12月現在で200万円ほど。たった1年、いや半年で22倍も高騰してるんですよね...。どんな世界なんだよってね。おかしいよ。
もし、20BTCを持ち続けていたら180万円が4,000万円ほどになっていたという。何をしてるんだ!この波に乗れないなんて!!
まあ、過ぎたことは仕方ないです。「もし」なんてないんです。ドラえもんがいたら...。
とはいえ、ビットコインは通貨として使われつつある仮想通貨で長期で見ればまだまだ伸びる可能性のあるものなので、今から参入してもまだまだイケるのかなと。そんな気がします。
Coincheck(コインチェック)ってなに?
Coincheck(コインチェック)は仮想通貨取引所でビットコインをはじめ様々な仮想通貨を売買する事ができるところです。為替でいう両替所みたいなもんですね。
外国に行ったら円をドルに交換しますよね。あれと同じ感じで円をビットコインに交換する、ビットコインを円に交換する事ができる。
それが仮想通貨取引所です。
仮想通貨取引所はCoincheckの他にも色々あります。有名どころならbitFlyer 、Zaif、bitbank、GMOコインなどなど。最近ではCoincheckやbitFlyerはCMを放送したりしているので知名度はかなり上がってきているように思います。
という事で、今回はCoincheckについてあれこれ書いていこうと思います。
コインチェックのメリット
シンプルで取引画面が分かりやすい
Coincheckはサイトの画面がとてもシンプルで見やすいので初心者でも安心して仮想通貨の売買をする事ができます。
また、アプリもきちんと用意されており、アプリ上から簡単の仮想通貨の売買をする事ができます。
仮想通貨のチャートもCoincheckのアプリから簡単に確認をする事ができ、ストレスなく使う事ができるので操作性はそこそこ良いと思いますよ。
不正ログイン保証
2段階認証を設定している場合に限りですが不正ログインが発生した時に、1回あたり最大100万円の保証をしてくれる不正ログイン保証をしてくれます。
仮想通貨はハッカーに狙われやすいものでもあるので、不正ログインによる保証を少しでもしてくれるのはありがたいことですね。ちなみに、コインチェックの2段階認証はGoogleのAuthenticatorを使用したものとなっています。
取引可能な仮想通貨
また、取り扱っているコインがビットコイン含めて13種類とかなり多いので、ビットコイン以外のコインで投資をするという面においては非常にやりやすいと思います。
仮想通貨 | 通称 |
---|---|
ビットコイン | BTC |
イーサリアム | ETH |
イーサリアムクラシック | ETC |
リスク | LISK |
ファクトム | FCT |
モネロ | XMR |
オーガー | REP |
リップル | XRP |
ジーキャッシュ | ZEC |
ネム | XEM |
ライトコイン | LTC |
ダッシュ | DASH |
ビットコインキャッシュ | BCH |
なにやら沢山ありますよね。これ、全部仮想通貨で自由に売買する事ができます。仮想通貨の知識としてビットコイン以外の仮想通貨のことをアルトコインと呼ばれています。alternative coinの略(= altcoin)で「ビットコインの代わりとなるコイン」という意味からそう呼ばれています。
一番下にビットコインキャッシュ(BCH)と呼ばれるビットコイン(BTC)と似た仮想通貨がありますが、これはビットコインから分岐(ハードフォーク)したものでビットコインとは別物となっています。
コインチェックのデメリット
手数料が少し高い
Coincheckのデメリットは売買取引の手数料が少し高いという事でしょうか。Coincheckの手数料はビットコインで約0.5%(その時の相場が激しい時で変化する)、アルトコインで2%〜7%となっているのに対し、Zaifやbitbankなどの他の取引所では0.1%以下となっています。
というのもCoincheckは「販売所方式」と呼ばれる方式で、販売所つまりCoincheckが提示している価格で仮想通貨の売買をする事ができすぐに売買する事ができます。Zaifやbitbankは「取引所方式」で顧客間で直接売買をする(マッチング)ので手数料が安いが時間が売買に時間が掛かってしまう事があるのです。
コインチェックの登録方法
CoincheckはメールアドレスがFacebookのアカウントがあれば無料で登録することができるようになっています。
登録したメールアドレスに確認のメールが届くので、URLをクリックする事で登録が完了します。コインチェックを利用するには「本人確認」「電話番号認証」「重要事項の承認」をする必要があります。
電話番号認証
スマホの電話番号を登録します。SMSが利用できる電話番号が必要となるので格安SIMのデータ専用SIMを使っている人は注意です。
するとSMSに認証コードが送られてくるのでコードを入力し「電話番号認証済み」にチェックが入ればOKです。
本人確認
名前、生年月日、住所、職業、利用目的などの必要事項を入力して本人確認書類をスマホで写真を撮影してアップロードする必要があります。
- パスポート(顔写真のあるページと住所のページ)
- 在留カード(裏面も提出)
- 特別永住者証明書(裏面も提出)
- 運転免許証(裏面も提出)
- 運転経歴証明書(裏面も提出。交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード(裏面の画像はアップロードしないこと)
なお、顔写真付きの書類を持って自分がセルフィー撮りした写真を送る必要もあります。本人確認が完了した時点で円をコインチェックに入金する事ができるようになります。1週間ほど経過すると登録住所に書留でハガキが届くのでこれで本人確認が終了します。
二段階認証の設定をしておこう
不正ログインを防ぐために二段階認証を設定しておきましょう。コインチェックの二段階認証はGoogle Authenticatorを利用するのですが、アプリを起動し画面右上の鉛筆のアイコンをタップすると「バーコードをスキャン」という項目が表示されるので、ここからコインチェックの二段階認証のページに表示されるQRコードをスキャンします。
QRコードをスキャンすると認証システムにcoincheck.jpが追加され、6桁のパスコードが表示されます。これが二段階認証で入力するパスコードとなるの数字を入力して「設定する」をクリックします。
これで2段階認証の設定完了です。次回ログインする時はGoogle Authenticatorを利用してログインすることになります。少々面倒くさいですがセキュリティ強化のために必ず設定しておきましょう。
Coincheck(コインチェック)の使い方
口座に日本円の入金する
仮想通貨を購入するには軍資金が必要です。まず最初にコインチェックに日本円を入金することからスタートします。
コインチェックの口座に日本円を入金する方法は銀行振込、コンビニ入金、クイック入金(ペイジー決済)からする事ができます。クレジットカードなら入金しなくても直接仮想通貨を購入する事ができます。
おすすめの入金方法は銀行振込です。 コンビニ入金、クイック入金、クレジットカードで仮想通貨を直接購入するのは手数料がとても高いです。
例えば10万円を入金しよう以下の手数料がかかります。
- コンビニ入金:1,000円(金額によって率が違う)
- クイック入金:1,000円(金額によって率が違う)
- クレジットカードで10万円分のBTCを購入:約8,000円(約8%)
特にクレジットカードから直接購入した時の手数料がめちゃくちゃ高くなってしまいます。一番最初の頃、僕はそれを知らずにクレジットカードでビットコインを購入していました。
銀行振込なら銀行の振込手数料(300円〜程度)で入金する事ができます。銀行振込の入金は「りそな銀行」の当座口座か「住信SBIネット銀行」の普通口座のどちらかからする事ができます。
口座番号は「日本円/USドルを入金する」という項目から確認をする事ができます。
- りそな銀行:振込人名義だけでOK
- 住信SBIネット銀行:ユーザーIDを振込人名義の前につける
どちらの口座から入金してもOKです。入金してコインチェックに反映されるまでに1時間〜6時間ほどかかるので気長に待ちましょう。
仮想通貨の売買方法
日本円をコインチェックの口座に入ると仮想通貨の売買をする事が可能となります。上部メニューの「ウォレット」の「コインを買う」から仮想通貨を購入する事ができます。
購入したい仮想通貨を選択して数量を入力して「購入する」を選択する事でコインを買う事ができます。逆に仮想通貨を売却して利益確定をしたい時は「コインを売る」から仮想通貨と数量を入力して「売却する」事でコインを売って日本円に換金する事ができます。
日本円を出金する
ビットコインなどの仮想通貨で利益が出て日本円に換算し、実際に使えるようにするには日本円を引き出す必要があります。そのために振込先の口座を登録しておきましょう。
これでいつでも日本円を引き出す事ができるようになります。
まとめ
以上がCoincheck(コインチェック)の登録から日本円の入金、ビットコインなどの仮想通貨の売買する方法となります。他にもビットコインを別の取引所や送金したり、ウォレット・ブロックチェーン(Blockchain)に送金したりすることもできます。
個人的には為替FXをやるくらいなら現物取引の仮想通貨をやったほうがリスクが低くていいのかなと思っています。(仮想通貨FXという恐ろしいものもコインチェックで取引する事ができますが...)