ここまで似てて、いいのかな?
新型iPhone発売の裏に、そっくりな外見かつAndroid OSを搭載したクローン端末あり。歴代のiPhoneでも、数え切れないほどのクローン端末が登場してきました。そして中国Leagooが披露したのは、どうみても「iPhone X」そっくりなクローン端末「S9」なのです。いや、S9って…Samsung(サムスン)リスペクトですか。
The Vergeが掲載したS9の画像では、iPhone Xの特徴ともいうべきノッチつきのベゼルレスディスプレイが確認できます。しかもこれ、液晶ディスプレイではなく5.85インチの有機ELディスプレイらしいんです。有機ELディスプレイのパーツ代だけでも結構高いと思うのですが、よく搭載できましたね。
さらに本体背面には1600万画素のデュアルカメラも搭載。iPhone Xインスパイアなのか、ちゃんと縦長の2連カメラなのがにくいですね。その機能は不明ですが、切り替え式のズーム機構は搭載されているのかな? カメラの横には指紋認証センサーも搭載されています。
その他のS9のスペックを見ると、プロセッサはMediaTekの「P40」というミドルレンジのものを搭載し、RAMは6GBで内蔵ストレージは128GBと、Androidスマートフォンとしてはごくごく普通のスペック。そして価格は、なんとお求めやすく300ドル(約3万4000円)以下を予定。これは安い!
商標などのからみでこの端末が中国以外で公式に発売される可能性は低そうですが、中国のものづくり産業の底力を見せられたような気がします。