2017/12/18 Mon 19:18更新

輪島で無人カート自動運転実験

国内で初めてとなる無人の電動カートを使った自動運転の実験が輪島市で始まりました。実験に取り組むのは国立研究開発法人「産業技術総合研究所」と輪島商工会議所です。電動カートは、観光客や高齢者の移動手段として活用されるもので、輪島市では去年から運用しています。これまでは安全のため、関係者が同乗していましたが今回は無人での実験となりました。きょうは実際に公道を150メートル走行し、今後は、時速6キロから12キロで走る電動カートを遠隔操作します。また歩行者を優先するため、一時停止や障害物の回避など安全性を監視します。無人自動運転の実験は来年4月から本格的に始まり2020年の実用化を目指します。