242/242
241 ミラ、服を選ぶ
先週お伝えしたコミケの件ですが……
発売となるグッズの詳細が公開されました!
タペストリーやら缶バッヂやらがあるようです。
詳細はこちらに!
↓
http://micromagazine.net/gcn/blog/c93winter71025121/
よろしくお願いします!
二百四十一
「あ、所長さん。丁度いいところに。当日の事についてなんですが、ちょっと問題が」
大通りの隅で話し合っていた時の事。術士組合から出てきた組合員の男が、ふと所長の姿を目に止めてそう声をかけてきた。しかし、その直後、所長が傍にいたミラと話をしていた事を察し、「あ、お話し中でしたか。すみません」と謝罪を口にする。
「いや、わしは構わぬよ」
何だかんだで、所長は随分と多忙なようだ。そのためミラは、話が長くなるようなら、続きはまた明日にしようかと口にする。
組合員が言っていた問題とは、どの程度か。所長が、どうなのかと確認したところ、長くなりそうだという事だった。
「昨日に続き、すまないね。ミラさん」
申し訳なさそうに謝罪した所長は、予告日の前日になる明日なら、丸一日空いているので、好きな時間と場所を指定してくれと続けた。
本番に向けて必要な事は、まだ幾つかある。ぶっつけ本番というわけにもいかないため、実際のポジションに着いての試射。そして詳細な打ち合わせだ。
大まかには把握しているが、イレギュラー時の対応や追跡が上手くいった時と、その先についての細かい部分は、まだ話し合ってはいなかった。
それら全てを含めると、次もそれなりに時間はかかりそうだ。
(む、あれは……!)
何時の何処にしようか。そう考えていた時、ミラの目にとある看板が飛び込んでくる。それは大通りに面した一軒の店の前に立てかけられていた。
『ようこそファジーダイス様記念 持ってけ怪盗食べ放題祭り開催決定!』
そう書かれた大きな看板が、実にオシャレで高級な雰囲気を醸し出しているスイーツ店の前に、台無しだとばかりに立てかけてあるではないか。
きっとその店の店長あたりが、熱烈なファジーダイスファンなのだろう。ファジーダイスのイラスト入り看板は、迸る熱意で溢れていた。
(これはまた何とも……)
怖いもの見たさに近い心境であろうか、少し引き気味のミラだったが、ついつい惹かれるようにその看板を確認する。
そこには明日より三日間、十二時から二時までの間でケーキ食べ放題祭りなるものが催されるとあった。
ケーキ食べ放題。その言葉に少し興味を持ったミラは、更に詳しく看板を確認した。その結果、そこのスイーツ店は、相当な高級店である事がわかる。
看板の下部に表記された、メニューの数々。ケーキを始めとしてババロアやティラミスにパフェ、アイスクリームにジェラートなどなど、食べ放題対象は豊富に揃っている。
しかもそのどれもが単品ではなかなかの値段であり、一番安いものでも三千リフという高級ぶりだ。
今その店の面構えは看板のせいで台無しだが、本来はやはり、看板を抜きにして見た通りの高級スイーツ店のようである。
そして何よりも驚きなのが、そんなお高いスイーツ店での食べ放題に、何と八千リフで参加出来てしまうという点だ。一番安い三千リフのメニューでも、三つ食べれば元がとれてしまい、一番高いメニューならばそれ一つで元がとれるという計算だ。
余程のファジーダイスファンなのだろう、完全赤字の出血過多大サービスといった意気込みが、そこからひしひしと伝わってきた。
「では、十二時あたりに、この場所に集合というのはどうじゃろう?」
何時に何処でもいいと言うのならばと、ミラは一度所長に視線を戻した後、ちらりとさりげなく誘うように看板を見つめ、そう提案した。すると所長は、ミラの視線を追うようにして、同じ方へと目を向ける。
それから少しして、所長は「わかった問題ない、そうしよう」と、とても力強く答えたのだった。
所長達と別れた後、ミラは昼食を求めて繁華街を突き進んだ。そして、気まぐれにファジーダイス弁当なるものを購入し、広場のベンチで食べていた時の事である。
ミラは、ファジーダイスファンが一ヶ所に集まっている事に気付いた。どうやら彼女達は、場所取りやら何やらで話し合っているようだ。教会や術士組合に現れるファジーダイスを一目見ようと狙っているのだろう、より良い位置を確保するために必死な様子だった。
(熱狂的じゃが、そこそこマナーは良いのじゃな……)
漏れ聞こえてくる声によると、どうやら彼女達が争う場所は、通行人の邪魔にならない通りの隅に限定されているようだった。そして取り合う場所もまた、思った以上に控えめである。
途中、戦士組合のベランダが使えたら、礼拝堂に入れたら、などという言葉も飛び出していたが、流石にそんな理由で許可は出ないだろう。そんな事を思いながら、弁当を完食したミラは、そっと彼女達の傍を通り過ぎていった。
「おお、そうか。そういえば……」
とある店を目指して大通りを進んでいたその途中、居並ぶ店舗の中にあった服飾店がミラの目に入った。
大型の建物であり、かなり目立つその店は、服飾関係の総合店のようだ。表から見ただけでも、下着から普段着、更には祭事用の礼服や冒険者向けの鎧下まで幅広く揃っているのがわかる。
そんな服飾店を目にして、ミラは所長とユリウスの忠告を思い出していた。今のスカートのままでは、激しい動きをした際、確実にパンツが丸見えになってしまうという事を。
「一先ず、見てみるとするかのぅ」
パンツを見られたところで何とも感じないミラだったが、そこはそれ。周りにも配慮するのが紳士というものだと思い直し進む先を変える。
何よりここで見送ったら、次にいつ思い出せるかわからない。そんな予感がしたミラは、思い立った、というより思い出したが吉日とばかりに服飾店の扉を開いた。
ミラが訪れた服飾店『』は、街の中心から離れているものの、かなりの大型店であった。それでいて非常に品数が豊富で数多くの棚が並んでいるため、随分と詰まったようにも見える。けれど、その圧倒的な物量は宝探しにも似た楽しさを思い起こさせた。また分類はしっかりとされているので、どこか騒がしい印象ながら、確かな秩序が保たれている。
「今まで見てきた中で、一番の品揃えじゃな」
ミラは客で賑わう店内を見回しながら、感心したように呟いた。とはいえ服飾店を訪れる事がこれまで少なかったため、本当に一番だったかどうかは怪しいところだ。けれど、そう思えるほどに、『マール&シュトレリッツ』という店は広く、商品で溢れていた。
「思えば着た切り雀じゃったからな、ここで何着か用立てるのもありじゃろう!」
どうやら店内は、一階と二階で男物と女物に分けられているようだ。ミラがいる一階の入口近くには、店のオススメなのだろうスタイリッシュでクールな男物の服が揃えられていた。
ミラは早速、パンツ丸見えをどうするかという目的を忘れ誘われるように男物の格好いいローブを見て回り始めた。
「おお、これは良いのぅ。この赤いラインが抜群じゃな」
服について、どちらかといえばデザインを重視する傾向があるミラは、豊富に揃えられているローブの中から、特に秀でていると判断した三着を手に姿見の前に立っていた。
そして身体に合わせては、その中二センスがちらりと覗くデザインを気に入り、同時に嘆いた。その理由は単純だ。男物のローブであるため、Sサイズであろうと小柄な少女であるミラにとっては、まだまだ大きかったからである。
「むぅ……。しかしこれは……」
しかも、今の可愛らしい見た目では、ミラの感性に合う格好良いが、微妙に合わなくなっていた。
ミラは、ダンブルフ時代の威厳のある格好良さを思い出しながら、気に入ったローブを元の場所に返していく。その背中に哀愁を漂わせながら。
「どこかに化粧箱はないものかのぅ……」
そうぽつり呟いたミラは、試しとばかりに精霊王に訊いてみた。容姿を変える事が出来る術でも魔法でもアイテムでもないだろうかと。しかし精霊王から返って来た言葉は、聞いた事がないという無常なもの。流石の精霊王でも、そこまでの奇跡は把握していないようだった。
「このまま、可愛いを極めるしかないのじゃろうか」
もはやダンブルフには戻れそうにない。現実を思い知らされたミラは、後ろ向きなのかか前向きなのか分かり辛い言葉を呟きつつ、溜め息交じりに大通りへ出る。と同時、はてと首を傾げて振り返り、服飾店を見上げた。
「違うじゃろう!」
男物のローブを見ただけで満足してしまっていたミラは、ここでようやく本来の目的を思い出した。格好良いローブを探しに来たのではなく、ミニスカートの下に穿くパンツ隠しを探しにきたのだと。
スタイリッシュなローブではなく、パンツ隠し。まるで正反対だ。そんな事を思いながら、ミラは再び服飾店に足を踏み入れる。そして今度はわき目を振らず、真っ直ぐ二階の女物フロアに上がっていった。
「何というべきじゃろうか……雰囲気がまるで違うのぅ」
気分の問題だろうか、それとも確かな原因があるのか、二階の女物フロアはどこか華やかな気配が漂っていた。見回す限り、ほぼ女性の姿しか見えないというのもあるだろう。しかしミラは気付く。その最たる要因に。
二階フロアの四分の一。丁度四等分した内の一つに当たるその一角は、宝探しの楽しい店内とは大きく違い、ゆとりをもって広々と衣装が置かれているではないか。
「流行りとは恐ろしいのぅ……」
ミラはその無駄に華やかな一角を見つめ苦笑する。そう、その場所は魔法少女風の衣装専用のコーナーとなっていたのだ。しかも大きく『マジカルナイツ専売店』と看板が立てかけられている。
魔法少女風衣装専門業者の『マジカルナイツ』。ミラは聞き覚えのあるその名を思い返しながら、不思議と誘われるようにしてその一角に足を踏み入れた。
随分と繁盛しているようで、マジカルナイツのコーナーには多くの女性の姿があった。そしてその全員が如何にもな服に身を包んでいる。
どこかコスプレにも見えるが、ファンタジーの世界だからだろうか、とても様になっている女性客達。ミラは彼女達を鑑賞しながら奥に進み、そこに並ぶ『初代』と書かれた棚を見上げた。
隣にある説明書きによると、それは『マジカルナイツ』創業のきっかけとなった新機軸のローブであり、今の流行を生み出した伝説だそうだ。
「やはり、そうじゃったか」
ガラス張りで頑丈そうな棚に飾られた服は全て、見覚えがある、というよりは良く見ていた魔法少女アニメの衣装と瓜二つなデザインであった。なお、ここに展示されているのはレプリカであるようだが、プレミアが付いているようで、とんでもない価格になっている。
魔法少女風衣装の先駆け。元祖とされるマジカルナイツ。その創業者は、予想通りと言うべきか、元プレイヤーのようだ。そして同時にミラは思う。創業者とは、ソロモンも含めて美味しい酒が飲み交わせそうだと。
(特に、数あるシリーズの中でも第二期をチョイスするとは、実にわかっておるな)
主役となる三人の魔法少女。アニメではその成長も描かれており、ミラとしてはその二期目の衣装こそがベストであった。
そういえばソロモン達と劇場版を見に行ったなと、ミラは暫しの間、当時の思い出に浸るのだった。
(最終決戦モードもあったりするのじゃろうか)
ここには置いてないが、きっと創業者の感性ならば作っていてもおかしくはない。そんな事を考えながら、ミラは今度こそ本来の目的を忘れる事無く、パンツが丸見えにならないための何かを探し始めた。
店内は広く、マジカルナイツ以外の場所は、これでもかというくらいに衣類品が置かれている。どこまで商品を入れられるのかという限界に挑戦でもしているのだろうかというほどで、通路もさほど広くはなく、場所によっては二人がすれ違うだけの幅すらなかった。そのため商品確認で立ち止まっている客がいた時、通過する際は互いに身を寄せ合うのだが、当然と言うべきか身体が触れ合うものだ。
つまり、通るだけで女性達と触れ合える夢の抜け道とでもいった状態だった。
「すまぬな、通るぞ」
「あ、ごめんねー」
棚の商品を乱さないためには、密着するようにすれ違うのが、この店の暗黙のルールである。暫く店内を観察してそれを知ったミラは、そのルールを順守して、グラマラスな女性とすれ違う。そしてその柔らかさを全身の神経で感じ、にやりと笑みを浮かべるのだった。
そうこうしてミラが辿り着いた場所は、女性用のボトムが揃えられた一角だ。
「ふーむ。どうしたものか」
スカートの下に穿くものを選ぶ。そんな初めてに直面したミラは、棚を見回しながら悩む。そして思う。今の姿になってから今まで、本格的に自分用の衣服を探す事はなかったと。しかも女物である。ミラにとっては未知の状況だった。
「これかのぅ……。こういうのが簡単そうじゃ」
悩んだ末にミラが手に取ったのは、何て事のない紺色のスロップスだった。スカートの下にこれを穿いてしまえば、見える見えないなど、最早憂う必要もない。たとえスカートが千切れてしまっても、決してパンツが見える事はない鉄壁ぶりだ。
これはいける。そう確信したミラは早速スロップスに足を通し、どんなものかと近くの姿見の前に立った。
「これは……! なるほどのぅ、そうか。そういう事じゃったか」
可愛らしい今の衣装。特にその魅力を際立たせているといっても過言ではないミニスカートと、そこから伸びる両の脚。ミラは、今の自身の姿を目の当たりにして、とある友人の言葉を思い出す。
彼はVR全盛期だった時代において、現実の学校への進学を選んだ奇特な人物であった。そして彼は季節が冬になった頃、涙ながらに語った。スカートの下にジャージを穿く女子校生の何と罪深い事かと。そして真剣に、ならば黒タイツにしろとも力説していた。
当時は、何下らない事を言っているのかと、そう思っていたミラ。だが今この時この瞬間、自身の姿を目の当たりにして、ようやくその罪に気付く。
「うむ、これはあり得ぬな」
ミニスカートの裾から直に覗く太ももが、どれだけ素晴らしいものだったのか。そして尊いものだったのか。理想の自分の姿を前にしたミラは、スロップスが、ミニスカートの下にそれを穿くという事が、どれだけ著しく魅力を削ぐ行為だったのかを理解した。
ミラは、急いでスロップスを脱ぎ捨てる。そして今一度、姿見に視線を向けて、ミニスカートから覗く太ももを確認する。
(やはり、この可愛さを損なうような真似は出来ぬ)
何だかんだ言っても理想として作り上げた自分の姿に愛着があるのだろう、絶対の方針を固めたミラは、どれが最も魅力的に映えるかを考え、ボトムの吟味を始めた。
ただ一つ他と違ったのは、その選び方だ。生足が見えてこそのミニスカートだろう。そんな明らかな男目線を基準としたミラは、スロップスを棚に戻した後、自身に似合いそうなボトムを探して、店内を奔走した。
いよいよ来週になりました。
リア充のお祭りの日が……!
自分も仲間入りするべく、チキンとケーキの入手を頑張る所存でございます。
いざ……!
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!
八男って、それはないでしょう!
平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全205部分)
- 23321 user
-
最終掲載日:2017/03/25 10:00
境界迷宮と異界の魔術師
主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1325部分)
- 16816 user
-
最終掲載日:2017/12/18 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全286部分)
- 22090 user
-
最終掲載日:2015/04/03 23:00
二度目の人生を異世界で
唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。
「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」
これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全385部分)
- 19190 user
-
最終掲載日:2017/12/13 12:00
蜘蛛ですが、なにか?
勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全532部分)
- 23347 user
-
最終掲載日:2017/12/17 23:39
賢者の孫
あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。
世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全125部分)
- 20794 user
-
最終掲載日:2017/11/28 11:51
ありふれた職業で世界最強
クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全293部分)
- 23304 user
-
最終掲載日:2017/12/16 18:00
レジェンド
東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1584部分)
- 18155 user
-
最終掲載日:2017/12/18 18:00
異世界食堂
しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。
洋食のねこや。
オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。
午前11時から15//
-
ローファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全119部分)
- 17314 user
-
最終掲載日:2017/06/10 00:00
Re:ゼロから始める異世界生活
突如、コンビニ帰りに異世界へ召喚されたひきこもり学生の菜月昴。知識も技術も武力もコミュ能力もない、ないない尽くしの凡人が、チートボーナスを与えられることもなく放//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全443部分)
- 17295 user
-
最終掲載日:2017/06/13 01:00
骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中
オンラインゲームのプレイ中に寝落ちした主人公。
しかし、気付いた時には見知らぬ異世界にゲームキャラの恰好で放り出されていた。装備していた最強クラスの武器防具//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全173部分)
- 17030 user
-
最終掲載日:2017/08/25 23:00
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-
世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。
弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全177部分)
- 17830 user
-
最終掲載日:2017/11/29 00:00
公爵令嬢の嗜み
公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全265部分)
- 16170 user
-
最終掲載日:2017/09/03 21:29
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~
※作者多忙につき、当面は三週ごとの更新とさせていただきます。
※2016年2月27日、本編完結しました。
ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全226部分)
- 18471 user
-
最終掲載日:2017/12/16 07:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを
ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全221部分)
- 18247 user
-
最終掲載日:2017/11/30 20:07
デスマーチからはじまる異世界狂想曲
◆カドカワBOOKSより、書籍版11巻、コミカライズ版5巻発売中! アニメ放送は2018年1月予定です。
※書籍版とWEB版は順番や内容が異なる箇所があります。//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全558部分)
- 24359 user
-
最終掲載日:2017/12/17 18:00
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~
『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。
あらすじ ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全823部分)
- 17692 user
-
最終掲載日:2017/12/14 00:00
マギクラフト・マイスター
世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全1742部分)
- 17765 user
-
最終掲載日:2017/12/18 12:00
人狼への転生、魔王の副官
人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。
元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全415部分)
- 17011 user
-
最終掲載日:2017/06/30 09:00
Knight's & Magic
メカヲタ社会人が異世界に転生。
その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。
*お知らせ*
ヒーロー文庫よ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全134部分)
- 19040 user
-
最終掲載日:2017/12/17 22:54
盾の勇者の成り上がり
盾の勇者として異世界に召還された岩谷尚文。冒険三日目にして仲間に裏切られ、信頼と金銭を一度に失ってしまう。他者を信じられなくなった尚文が取った行動は……。サブタ//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全854部分)
- 16932 user
-
最終掲載日:2017/12/12 10:00
Only Sense Online
センスと呼ばれる技能を成長させ、派生させ、ただ唯一のプレイをしろ。
夏休みに半強制的に始める初めてのVRMMOを体験する峻は、自分だけの冒険を始める。
【富//
- 17561 user
-
最終掲載日:2017/05/04 00:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ
※タイトルが変更になります。
「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
異世界召喚に巻き込まれた俺、向//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全394部分)
- 21237 user
-
最終掲載日:2017/12/12 22:09
私、能力は平均値でって言ったよね!
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全250部分)
- 22326 user
-
最終掲載日:2017/12/15 00:00
転生したらスライムだった件
突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた!
え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
完結済(全303部分)
- 24446 user
-
最終掲載日:2016/01/01 00:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~
地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。
運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。
その凡庸な魂//
-
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
-
連載(全362部分)
- 15838 user
-
最終掲載日:2017/09/06 20:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!
小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。
私に割り//
- 18420 user
-
最終掲載日:2017/10/20 18:39