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奪う者 奪われる者 作者:mino
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第238話:哀れな女性

「一体どうなっているのっ!!」

 ポーリーヌが貸し切っている高級宿の最上階にある一室に、ヒステリックな声が響き渡る。
 室内を見渡せば、王都から持ち込んだティーカップや皿などの食器が散乱していた。
 癇癪を起こしたポーリーヌがテーブルから叩き落としたのだ。ティーカップ一つをとってしても、庶民にはとても手が出ぬような金額である。
 身の回りの世話をする侍女たちは、少しでも自身に被害がおよばぬようポーリーヌが散らかした室内をそそくさと片づけていく。

 なぜポーリーヌがこれほど感情を露わにしているかというと、暗殺ギルドへ向かわせた従者と護衛たちが、日が落ちても宿へ戻ってこなかったのだ。さらに様子を見てくるよう送り出した者達も、同様に帰ってくることはなかった。
「お前たち、説明しなさい!!」

 説明しなさいと言われても、ポーリーヌの側にずっといた従者や護衛たちが説明できるわけもなく、苛立つポーリーヌの叱責と鞭が容赦なく降り注ぐ。

「ぐあっ。お、お許しをっ」

「あなたたちがっ! 無能なせいでっ!
 わかっているのかしら! その気になれば、あなたたちの親族もろとも皆殺しにすることなど、パパル家にかかれば容易いことなのですよ!!」

 息を荒げるポーリーヌが鞭を放り投げると、無情に振るわれる鞭の音が鳴り止んだ。

「ムッス伯爵の仕業かもしれません」

「どういうことかしら」

 食器類と同様に、わざわざ王都から持ち込んだ豪奢な椅子に腰掛けながらポーリーヌが聞き返す。

「今にして思えば、ムッス伯爵のあの態度は異常です。バリュー財務大臣の使者であるパパル家のご令嬢に対して取る態度ではありませんでした」

「続けなさい」

 侍女にマッサージを受けるポーリーヌが、護衛の男に続きを話すよう促す。

「元々、ムッス伯爵がバリュー財務大臣からの勧誘を断ることなど無理があります。今まで返答を渋っていたのも、少しでも派閥内での地位を上げようとするものではないでしょうか。
 それに今回の件ですが、名家であるパパル家のご令嬢が相手とはいえ、女性(・・)を相手に言われるがまま王城に参上したのではムッス伯爵も体裁が悪い。
 そこで――」

「私に恥をかかせたと?」

 護衛の男が言った女性という言葉に、不機嫌な表情を浮かべるポーリーヌであったが、それよりも今はムッス伯爵やユウへの憎悪が上回っていた。

「はい。そう考えれば、サトウの屋敷でメイドたちが我々に取った無礼な態度や、暗殺ギルドに向かった者たちが帰ってこないこともすべて説明ができます。おそらくはムッス伯爵が裏で手を引いていたのでしょう。でなければ、貴族でもない一冒険者が、それも本人ではなく亜人のメイドごときがあのような態度を取れるはずがありません」

「ふ――ふふ。田舎貴族が考えそうなことね。
 この私を、そこらの少し押せばなびく貴族の子女とでも勘違いしているのかしら。
 いいでしょう。その不遜な考えが間違いであることを教えてあげるわ」

「では――」

「今日はもういいわ。
 暗闇のなか、よく知りもしない町を動き回るのは賢い考えとはいえないわね。それに、あちらも警戒しているでしょう。
 あの執事――名をなんといったかしら」

「ヌングです。ムッス伯爵が幼き頃より仕えている執事だそうです」

「そんなこと、どうでもいいわ。
 明日の朝にヌングを呼び出しなさい。用件は適当な理由でいいから。
 そうね。サトウの件で話があると言えばいいでしょう。それと、この宿はムッス伯爵に監視されている可能性があるわ。呼び出す際は、くれぐれもムッス伯爵に気づかれないよう気をつけなさい。呼び出す場所は、あなたたちに任せるわ」

「かしこまりました」

 そこまで話すと、ポーリーヌはもう興味はないとばかりに侍女の用意したワインを口に含む。
 護衛のリーダーである男は、ポーリーヌの身の回りの世話をする侍女と女の護衛を残し、別室へと移動する。このまま寝ずに明日の打ち合わせをするのだろう。



「サトウ様を、お呼びする?」

 温和なヌングにしては珍しく、眉間に皺を寄せる。
 ヌングが周りを見渡せば、包囲するかのようにポーリーヌの護衛たちが位置取りをしている。

「そうだ。簡単なことだろう?
 お前がサトウと懇意にしているのは、調べでわかっている」

 ムッスの館の敷地外へ出たヌングを、待ち構えていたポーリーヌの従者が火急の用件があると、なかば無理やり雑木林まで連れてきたのだ。
 この場所は、つい最近アガフォンたちと『龍の牙』に所属する者たちが争った雑木林である。

「理由をお聞きしても?」

「無礼な――と本来であれば斬って捨てるところだが、お前の立場に配慮して教えてやる。
 昨日サトウの屋敷を訪問した我らを、サトウに仕えるメイドたちは部屋に通すどころか門前で追い返したのだ。
 その場には、こちらのポーリーヌ・ボナ・パパル様もいらしたにもかかわらずだぞっ! 本来であれば、貴族であるポーリーヌ・ボナ・パパル様が足を運ぶ必要などないにもかかわらずだ!
 そもそも名門パパル家のご令嬢がカマーを訪れているのだ。下賤な冒険者であるサトウ自ら挨拶にくるべきなのが当然であるべきであろうがっ! それを挨拶どころか、姿も見せずに追い返すなどという非礼を働いたのだ!! 不敬にもほどがあると思わんか?
 なに迷惑はかけない。お前はこの場にサトウを連れてくるだけでよいのだ」

 一気にまくし立てる護衛の男であったが、ヌングは思案顔で反応を示さない。その態度に、誰よりも苛立ったのはポーリーヌである。
 ただでさえ田舎と馬鹿にするカマーへ、国務とはいえ訪問することに連日に渡って不満が募っていたのだ。
 そこに、たかが執事と見下しているヌングのこの態度である。堪えきれぬ怒りに、ポーリーヌの持つ扇が苛立つように小刻みに震えていた。

「僭越ながら、私はサトウ様を孫のように思っています」

 左手を胸に当て、ヌングが頭を下げる。
 物腰こそ柔らかなものの、拒絶を示していた。

「それがどうしたというのですか! あなたがサトウをどのように思っているかなど、聞いてはいませんわ!!
 ああっ、腹立たしい! なぜ高貴なる血を持つ私が、このような汚らしい場所に足を運ばねばならぬのです!!」

「そ、それはムッス伯爵の監視から――」

「黙りなさい! 誰に向かって口答えをしているのですか!!」

 ポーリーヌが扇で護衛の男の顔を叩く。抵抗も反抗もできぬ男は、その怒りをヌングへと向ける。

「お前が素直に言うことを聞かないから!」

 護衛の男が、ヌングの頬を力いっぱい殴りつける。それは一度では治まらず、二度三度と殴り続ける。見る間にヌングの頬は腫れ上がり、口元は血で滲む。

「ほほほっ。その辺で許して上げなさい」

「はっ!
 お嬢様のお優しに感謝するんだな」

 ヌングのやられざまに溜飲が下がったポーリーヌの機嫌が良くなる。周囲の従者や護衛たちは、内心で安堵した。

「もう一度だけ、愚かなあなたにチャンスをあげましょう。
 サトウを連れてきなさい」

 ヌングの返答は無言である。
 先ほどから左手を胸に当て、頭を下げたまま変わらぬ姿勢であった。
 なにも言わぬからこそ伝わることもある。

「無礼者っ!!」

 この場にいる者たちは、もの言わぬヌングから強い拒絶の意思を感じ取った。そして護衛の一人が、ポーリーヌの機嫌が損なわれる前に再度ヌングを殴りつけるも、ヌングは微動だにせず頭を下げたままである。

「今すぐお嬢様に謝罪して、サトウを連れてくると言うんだ!!」

 幾度も振るわれる拳によって、ヌングの顔から滴り落ちる血が執事服を赤く染めていく。

「はあはあ……。こいつっ! まだ――」

「やめなさい」

 ポーリーヌから制止の声がかかると、男は肩で息をしながら後ろへ下がる。
「まだわからないのかしら?
 それとも私がムッス伯爵を恐れて、あなたを始末できないとでも?
 勘違いしないでほしいわね。そもそもバリュー財務大臣の力を借りなくとも、名門貴族であるパパル家の力を以てすれば、田舎貴族(・・・・)のバフ家ごとあなたを跡形もなく消すことなど、造作もないのですよ」

 なにも反応を示さなかったヌングの手に力が入る。それに気づかない護衛たちではない。少しでもヌングが妙な動きをすれば、斬って捨てると剣の柄に手をかける。

「物騒だなぁ」

「何者かっ!」

 護衛たちが剣を鞘から抜き放って、ポーリーヌを護るよう陣形を組む。
 声のする方へ視線を向ければ、そこにはいつもと変わらぬ飄々としたムッスが立っていた。

「ムッス様……」

「ムッス伯爵っ! なぜここに!?」

 扇で口元を隠すポーリーヌであったが、歯ぎしりせんばかりの形相なのはわずかに見える目や眉間の皺から窺えた。

「そんなことどうでもいいじゃないか。それよりも自分の家臣でもない他貴族の執事を殺そうとするなんて大問題だ。名門パパル家の名が泣くよ。
 なにより、使者を送り出したバリュー財務大臣の責任問題にまで発展するかもしれないね」

「白々しい。ムッス伯爵、あなたが仕組んだことでしょうに」

「おや? 思ったより馬鹿ではないみたいだね」

「やはり! お嬢様に恥をかかせるのが目的かっ!!」

「おのれっ!!」

 殺気立つポーリーヌの護衛たちが剣をムッスへ向ける。

「お嬢様、今ならムッス伯爵しかいません」

「…………そうね。それも(・・・)いいかもしれないわね。パパル家の、最悪でもバリュー財務大臣に頼めばなんとでもなるでしょう」

「聞いたな。お前ら、ムッスを殺れ!!」

「あはは。ヌング、聞いたかい? どうやら僕を殺すつもりみたいだよ」

 いつの間にか、ムッスの側にヌングが控えていた。

「馬鹿めっ! そんな老いぼれがなんの役に立つ!! 二人まとめて斬り捨ててく――れるわ?」

 護衛の一人が剣を振り上げるが異常に気づく。目の前に、自分の後ろにいるはずの仲間の姿が見えるのだ。

「お、お前っ、首が!?」

「はがっ……どうな……」

 ヌングに首を捻り折られた男の頭部は、百八十度回転していた。

「この老いぼれがっ!!」

 次に襲いかかった男は、ヌングの貫手によって鎧ごと心の臓を貫かれ絶命する。

「ば、馬鹿なっ! 素手で鎧を貫いただと!?」

 護衛たちにとっては悪夢であった。
 先ほどまで痛めつけていた老人が、恐るべき戦闘力を秘めていたのだ。今も仲間たちが次々と武器を持たぬヌングに屠れていた。
 ヌングが手の平を胸に触れただけで外傷もなくその場で息絶える者や、喉頭を引き千切られ窒息死する者、なかには攻勢に打って出てヌングに斬りつける者もいたのだが、剣はまるで幻を斬り裂いたかのようにヌングの身体を通り過ぎ、わずかな傷を負わすことすらできなかった。

「全盛期は食客に匹敵する強さを誇ったヌングだ。老いたとはいえ、君たち程度じゃ傷を負わすことすら難しいだろうね」

「ひっ。ま、待ってくれ! 俺は雇われ――ぐほっ!?」

 男の頭部が地面へ落ちる。首の切断面は鋭利な刃物で斬り落としたかのように滑らかであった。

「ムッス様を殺そうとした者を、生かして帰すわけにはいきません」

 興奮しているわけでもなく、淡々とヌングは護衛たちに死の宣告をする。

「ポーリーヌ殿、情報収集の精度といい、護衛のレベルといい。余計なお世話かもしれないが、少々お粗末じゃないかな」

 二十人近くいたポーリーヌの護衛たちは、たった一人のヌングを相手にものの数分で全滅したのだ。

「黙りなさい。馴れ馴れしく私の名を呼ぶなと言ったはずですわ!」

 自らの護衛をすべて屠られたにもかかわらず、ポーリーヌの傲慢な態度に変化は些かも見受けられなかった。

「私に手を出せばバリュー財務――」

「不思議に思わないかい?」

「――大臣が……なにがです」

「傲慢でワガママで自分の家柄を鼻にかける。どう考えても都市を治める貴族へ送り出す使者に向いているとは思えない。()も本当は自覚があるのでは?
 あの財務大臣のことだ。君が騒ぎを起こし、僕に迷惑をかけることまで計算しているはずだ。それどころか、僕に君を始末させることができれば御の字とでも思っているかもね」

「それは……」

 ムッスの揺さぶりに、ポーリーヌは動揺したかのように数歩ほど後退る。扇を持つ手に力が込められる。

「ああ、そうだ。ついでに君はパパル家のご令嬢とはいえ、第四婦人の末の娘で爵位もない。まるで、どうぞ殺してくれと言わんばかりじゃないか。
 こう見えて、僕も財務大臣の嫌がらせには限界なんだ。なんなら財務大臣のお望みどおり君を――」

 脅すようにムッスが距離を詰めると、ポーリーヌは扇の柄を引き抜く。すると、扇に仕込まれている懐剣が姿を現した。
 ヌングがムッスを護るために前に出る。雑木林の奥では食客の一人『一射一殺』のマーダリーが、すでにポーリーヌに狙いを定めている。

「なんてね。こう見えても僕はウードン王国に名を連ねる貴族の一人だよ。淑女である君を殺めるなんて真似は、紳士としてできるわけがない」

 戯けるようにムッスが肩をすくめる。
 どうあがいても勝ち目はないのだが、それでもポーリーヌが懐剣を下げる気配がない。

「それは……それでは困りますわ」

 そう言うと、ポーリーヌは懐剣を自らの胸に突き立てた。
 罠かもしれないと制止するヌングを振り払って、ムッスはポーリーヌのもとへ駆け寄る。手にはアイテムポーチから取り出したポーションが握られていた。

「む……無駄……ですわ。や、刃に……は、毒が……」

「なぜこんな馬鹿な真似を」

「これ……で、あな、たは……王都へ、ちょく……せつお、おも……むい…………せつめ……ぃ……こほっ……」

「ヌングっ!」

「わずかに泥の臭いと赤い液体がついています。おそらくはジュウシカエルの毒を抽出したものかと。牛でもかすり傷を負えば、十も歩く前に死ぬと言われている猛毒です」

 ヌングは首を横に振る。それはポーリーヌは助からないことを意味していた。

「なぜだ。
 まさか護衛に手練がいなかったのも、不十分な情報収集に稚拙な企みもすべてわかっていて……。
 ポーリーヌ、君は最初から死ぬ気だったのかっ」

 すでに毒によってポーリーヌの透き通るような肌は青色に変色し、全身が痙攣し始めていた。

「バリューは、あいつは君が命をかけるほどの男じゃない! どうして死ぬ必要があるんだ!!」

「……あ、なた…………わか……でしょう……ごほごほっ。…………パ、パ……ル家に……え……いこう……あ……れぇ……」

 ポーリーヌの最期は自らのことではなく、パパル家の未来を案じてのものであった。

「ヌング、貴族はなんて愚かなんだろうね」

 横たわるポーリーヌを見下ろしながらムッスが呟く。
 そんな悲痛な主の姿を見るのは、ヌングは初めてではない。先代のワイアットが王都へ出陣する際も、ムッスは今と同じ悲痛な表情を浮かべていた。

「自らの命を捨て駒にするなんて。
 それほど(たみ)が大事なのか。僕には理解しがたいよ」

 ポーリーヌを今は亡きワイアットと重ね、再度ムッスは呟いた。

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