【NQNロンドン】1日のロンドン株式市場で、FTSE100種総合株価指数は続伸。前日終値に比べ51.66ポイント高の7423.66で引けた。たばこ株と石油株の上げが指数を押し上げ、構成銘柄の約7割が上昇した。
たばこのブリティッシュ・アメリカン・タバコとインペリアル・ブランズはともに前日までに大幅続落した後だけに、この日は買い戻された。ロイヤル・ダッチ・シェルなど石油株も買われた。BPは四半期純利益が市場予想を上回ったことが好感された。
航空機エンジンのロールス・ロイスは、上期利益が市場予想を上回ったことを受けて10%上昇した。品質試験サービスのインターテック・グループと保険のダイレクトライン・インシュアランス・グループはともに上期増益が好感され、それぞれ9%超、5%超上がった。
バークレイズなど銀行株も堅調だった。航空のインターナショナル・エアラインズ・グループと保険のアドミラル・グループの上げも目立った。
半面、鉱業株は売られた。上期決算を発表したフレスニージョの下げが目立った。医薬品のアストラゼネカは、複数のアナリストが株価目標を引き下げたことなどが嫌気され下落した。医療のメディクリニック・インターナショナルと鉱業・化学のジョンソン・マッセイも下がった。