哲学者=山崎行太郎のBlog『毒蛇山荘日記』

哲学者、文芸評論家。慶應義塾大学大学院(哲学)修了。東工大、玉大学を経て現在、日大芸術学部講師。著書=『小林秀雄とベルグソン』『小説三島由紀夫事件』『保守論壇亡国論』『ネット右翼亡国論』『ネット右翼亡国論』など。『マルクスとエンゲルス』を「月刊日本」に連載中。近刊予定に『適菜収対談集』『柄谷行人とヘーゲルとマルクス』など。原稿・取材依頼、緊急連絡(レポート)などは、携帯電話かメールでお願いします。➡090-6007-0726。➡︎︎yama31517@gmail.com

「櫻井よしこ批判」は、その「厚化粧批判」から始めるべきだ。

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櫻井よしこ批判」は、その「大年増の厚化粧」批判から始めるべきだ。

私が、その容姿や姿、形から「櫻井よしこ批判」を始めたところ、「フェミニズム」だか「ジェンダー」だかを叫び立てる「本も雑誌もあまり読まない」、文化レベルの低い一派から、顔の美醜や年齢、化粧などを批判するのは女性差別であり、櫻井よしこを批判するなら、もっと政治思想や政治戦略を批判すべきだというお叱りを受け、結果的にTwitterが、「ネットイナゴ」と「ネット右翼」が殺到して、「炎上」してしまった。


「大年増の厚化粧」は石原慎太郎が言い始めて、話題になった政治用語である。私は?使ったことはなかったが、なかなか鋭い、刺激的な批評言語だと思ったから、女性政治家たちの「ポピュリズム」と「軽薄さ」を批判するときに使うことにした。無論、「大年増」も「厚化粧」も差別用語ではない。


あまり上品な日本語とは言いがたいが、こういう日本語も必要なわけで、見方を変えて見るならば、立派な日本語であると言える。こういう立派な罵倒言語を、国語辞典から追放してみたところで、豊饒なる日本文化の劣化を招くだけで、百害あって一利なしだと思う。

小池百合子にしろ櫻井よしこにしろ、その政治姿勢や政治思想を批判するのに、「大年増の厚化粧」という罵倒言語がピッタリではないか?