女だから言えること | 引きこもり、精神病からの生還

太ったおじさんみたいなおばあさんの皮肉とメロドラマに満ちた遺言。

私の中で、もやもやが解決しました。お騒がせしました

前回の記事の件について、私にでも分かる説明をいただいたので載せておきます。

 

コメント

 仮にその話が事実であるとして(事実と見るべき根拠はありませんが)、その男性がギャンブル依存症で金銭管理ができないなら、専門病院で依存症を治療し、なおかつ金銭管理プログラムを受けていただくのが合理的ではないでしょうか。この金銭管理プログラムは各自治体が既に導入しているものです。「金の使い道が分からないなら現物で」というのは、その男性を一生自立させない前提に立った不合理な発想です。なお「寸借詐欺に遭った」「郵便物を盗まれ、無断で開封された」「器物損壊の被害を受けた」など犯罪被害のことは上記の問題とは別の話であり、病院ではなく警察の案件です。故意かどうかは知りませんが、そこを切り分けずごちゃごちゃにして書いているから異論が出てしまうのではないでしょうか。書き直されたようですが、すべての生活保護受給者がこの男性と同じケースであるかのような書き方をしていたのもおかしいと思います。

 

お返事

 分かり安く丁寧な説明をありがとうございます。私が知りたかったことのほとんどを網羅してくれていて感謝の言葉しかありません。
 このように、きちんと説明してもらえると、警察でもっと食い下がればよかったとか、行政に相談に行けばよかったとか思えるのですが、あの時は何も知識がない状態だったので、警察に言われるがまま泣き寝入ってしまいました。
 最初、伝え方が悪くて言いたいことや、聞きたいことが伝わっていないと思って何度も書き直したのですが、やっと答えにたどりつけてうれしいです。
 色々な意見から、私はそもそも大きな勘違いをしていたと気づかされました。それは、私自身も私の周囲も、病気で食事作りに困っている人が多いし、私自身が根っからの貧乏性なので、出来合いの弁当をもらえるなんてとても便利でうれしいことだから、お金の計算ができない人たちも便利でうれしいだろろうという勘違いです。いや、もっと言えば、お金の計算できる層も、弁当が届いたらうれしいのではないかと思っていました。

 私自身はうつ症状で調理ができず、ワタミの宅食を頼んでいた時期があって、便利で助かりました。ただ、できれば3食弁当がほしいくらいだったけど、高くて3食買うのは無理だし、1食分買っていただけでも高すぎて続けることができなかったので、とても残念だった経験があります。

 ですから、調理の手間がなく、栄養を考えた食事が大量生産され、公費で支給してもらえるなら、すごくうれしいという前提が無意識のうちにあったから、いろいろとかみ合わなかったというのあるのかなとも思いました。

 私自身が生活保護を受給する可能性も高いので、自分ならどうしてもらえるのがうれしいかを考えてしまったのです。

 

「金の使い道が分からないなら現物で」というのは、その男性を一生自立させない前提に立った不合理な発想です。

 このような、考え方があることも知りもしませんでした。

 ああ、だからコストの安そうな宅配弁当ではなく、家事ヘルパーが提供されるわけね、とか、色んな謎がとけました。ありがとうございます。

 

 主語がでかい、とか、目的語がでかいって、言われないと気づきませんでした。人の文章だと分かる場合もあるのですが、自分の文章だと気づけないものですね。あと、私には思いついたことをつらつらと書いて脱線する悪い癖があって、生活保護課の知人から聞いた話もいらなかったかもと、今、思いました。でも、あの友人の切なそうな顔が忘れられなくて、ついうっかり書いてしまいました。本当に受給者のことを思っている人でした。

 すべての生活保護受給者がこの男性と同じケースであるかのような書き方をしたつもりはなかったんですけど、一所懸命書き換えて、まだまだ、人様からみたら、うまく切り分けのできていない文章なのでしょうが、これ以上はうまくなおせない気もしますし、記事内容、ブコメ、コメント欄、私の無知を含めて、全てを問題提起として残しておいた方がよいと判断しました。今となっては何を言われても仕方のない文章ですが、どうか、ご容赦を。