ホーム

                                  平成29年11月17日

 ホームページをお訪ねの皆様へ

                       宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会

代 表 上田 憲一

舞台は国の審査へ、国土交通大臣へ「要望書」の提出と、関係局の

担当者へ説明を行ったことについて

本件・LRTの「白紙撤回」を求めることについては、1010日の県議会閉会日、関連議案が議決されたことで、栃木県知事は、同日付で「工事施行認可申請書」を国土交通大臣あて提出したとのことでした。

私達多くの市民の思い・「白紙撤回」は、宇都宮市と栃木県の段階では、叶いませんでした

LRT推進側関係者の皆様に、想像力、そして、勇気と責任を期待しましたが、残念・無念でした。

「白紙撤回」への舞台は、いよいよ、国民目線の国土交通省における審査の場へと移行しました。

私達は、本件、宇都宮市民の「LRT導入は必要なく、市民に期待がない」こと、変わりなく、むしろ、増幅していると捉えていますので、さらに、国・国民のレベルで「白紙撤回を勝ち取りたく」所管の国土交通省へ理解を求めることとしています。

そこで、本会役員5名が、去る11月14日、しがらみのない・国民目線の国土交通省を訪ね、主管の道路局が設定した会議室で、関係3局の担当者の皆様に、慎重で、適切な審査をいただくべく、1時間余にわたって、「小さい観光地向きのLRTは、現在の「平野都市の宇都宮市」にとって、『相応しくなく』、『必要なく』、『迷惑になる』こと等を重点に、『LRT導入に反対であり』、『白紙に戻したいこと』を説明し」、別添のPDF版「国土交通大臣あての要望書」を手渡してまいりました。

  なお、説明とその要旨は、PDF版の ① 「要望書」の1ページを柱に、 ② 要望書の6-8ページに併載した「『LRTありき』にさせた沢山の『不幸』」、要約版・国土交通省へ訴えたいフレーズ」をもとに行いましたので、参考にご覧ください。

更に加えますと、今回の「国土交通大臣あての要望」は、宇都宮市が、「ボタンの掛け違い」や、「沢山の『不幸』で「LRTありき」になって以来、20年を要して推進してきても、市民は、「LRTは、必要ない」とする理解であることから、

国土交通省にあって、LRTに関係する各局が、それぞれ専門分野の審査に入る前に、是非、関係局が一同に会し、LRTありき」となる以前の原点に戻り、宇都宮市の現在の道路交通・公共交通の状況等を把握の上、要望書に記載の下記の事項等を参考に、国民の目線で、「宇都宮市にとって、LRTの必要性、妥当性、可能性等を評価し、ご協議をいただくこと」を強く、お願いしております。

                 記

① 「平野都市の宇都宮市」、「路線バスで発達・発展してきた宇都宮市」、「路線バスに大きな不満のない宇都宮市」に、「道路機能を大きく減殺し、集束する路線バスとの乗り換えを前提とするLRTは、『相応しくなく』、『必要ない』、『迷惑な装置になる』ので反対」とする市民の思い

② 宇都宮市は、LRTを東西基幹公共交通の基軸」と位置付けながら、「全体計画を策定できず」、「市民の期待を確認せず」、しかも、「優先整備とする部分計画の『東部地区の軌道敷設』だけの「工事施行認可申請」で、その東部地区でさえ市民の期待を確認せず」に提出です。

いかにも、プロジェクトとして体をなしていない、場当たりで、自信のないずさんな「計画樹立や事業推進の手法」に関して、おおいに 疑問であります。

ホームページをお訪ねの皆様、是非、重要な段階を迎えている「宇都宮市のLRT導入に関する『白紙撤回』を求める取り組み」に、ご理解と、ご支援をお願いいたします。

PDF版の資料等

* 国土交通大臣あて持参した文書

・ 要約版・「『LRTありき』で推進してきた宇都宮市のLRT」、国土交通省へ、訴えたいフレーズ

 

* 本会が作成し、新聞へ織り込んだチラシ等


                                  平成29年10月14日

 ホームページをお訪ねの皆様へ

宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会
代 表 上田 憲一

 「栃木県議会のLRT関連議案議決」、「知事より工事施行認可申請書を提出」したことで、
舞台は国レベルの審査・審議の場へ移ったことについて

 大詰めを迎えている本件・LRTの「白紙撤回」を求めることについては、本会から、県議会議員LRT推進議員連盟へ「公開質問書」を提出し、その回答(9月20日)を待ちましたが、届きませんでした。
栃木県議会議長へ提出の「LRT関連議案の否決を求める陳情書」は、県土整備常任委員会における審議で不採択を経て、10月10日の県議会閉会日、関連議案・13号議案「LRT敷設に関する意見を求める議案」は、知事与党の議員のしがらみを崩せず、絶対多数のLRT推進議員によって議決されました。
知事は、この結果を得て、10月10日付で、「軌道敷設の工事施行認可申請書」を国・国土交通大臣あて提出したので、舞台は、いよいよ、国民目線の国土交通省と国会における審査や審議(国会・委員会)へと移行することになりました。

市民や県民の思いを具現化すると期待している「宇都宮市議会・栃木県議会議員の皆様による白紙撤回」は叶いませんでした。しかし、ダメージは大きなものがあるものと捉えております。

本件、宇都宮市のLRT導入問題は、私達が如何に検討し、研究しても、「市民の移動にとって、利便性を向上するツールにはなり得ない」こと、「宇都宮市民に期待がない」ことは、変わりませんので、さらに、次の段階・国民レベルで「白紙撤回を勝ち取りたく」取り組むことを決意しております。

あらためて、「平野都市の宇都宮市」、「路線バスで発達・発展してきた宇都宮市」、「路線バスに大きな不満がない宇都宮市」に、「道路機能を大きく減殺し、路線バスとの乗り換えを前提とするLRT(路面電車)は、『相応しくなく』、『必要ない』、『迷惑な装置になる』ので反対です」。

さらに、LRTを「東西基幹公共交通の基軸」と位置付けながら、「全体計画を策定できず」、「市民の期待を確認せず」、「優先整備とする部分計画の『東部地区の軌道敷設』だけの「工事施行認可申請書の提出」、いかにも、場当たりで、自信のない、ずさんな「計画樹立や事業推進の手法」に関しては、しがらみのない国民目線の国土交通省や、国会における審査・審議に委ねたく、陳情等の要請を行うこととしております。

時、奇しくも、唐突の衆議院の解散(10月8日)、同10日公示、同22日の総選挙になりました。

本会では、国会における足場の一つにしたく、役員会を経て「LRT整備必要ないとして反対が強く、公約に反対・見直しを掲げる」柏倉祐司(ゆうじ)氏(希望の党公認)を推薦して戦うこととなりました。

ホームページをお訪ねの皆様のご支援をお願いいたします。

 


                                  平成29年9月20日

ホームページをお訪ねの皆様へ

宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会

代 表 上田 憲一

 

 本会から、県会議員LRT推進議員連盟へ「公開質問書」、栃木県議会議長へ「LRT関連議案の否決を求める陳情書」を提出したこと等について

 本件、宇都宮市のLRT導入について、佐藤市長は「宇都宮市の在り様」に関する大事業にもかかわらず、市議会に諮らず(はからず)、突然、去る8月9日、栃木県知事へ国土交通大臣への進達を依頼すべく、関係の図書を添えた「軌道敷設の工事施行認可申請書」を提出しました。

1 県会議員LRT推進議員連盟への「公開質問書」について

このことについて、県会議員48名中、34名の議員の皆様が、標記の議員連盟を設立されました。

LRTの導入を推進するとして連盟を設立されたのですが、連盟の参加の県議会議員の皆様と本会とは、意見の交換はありませんでしたので、LRTは必要ない」としている宇都宮市民の「思い」や「何故、必要ない」としているのかをお知らせし、「県都・宇都宮市の道路交通、公共交通の施策作り」の参考にして欲しく、質問の形で意見の交換をお願いしたく、別添のPDF版『公開質問書』を会長の木村議員あて提出しておりますので、ご覧ください。

なお、「質問書」は、推進議員連盟参加の34名の議員の皆様へそれぞれ届けています。残る14名の議員の皆様へは、質問でなく表現を変えて「説明書」の形で届けました。

本件、9月20日に開会の9月県議会で、「軌道敷設の工事施行認可申請書」に係る「LRT敷設に関する意見を求める議案」が上程されるので、議員の皆様が参考にしていただければ幸いです。

2 栃木県議会議長への「LRT関連議案の否決を求める陳情書」について

佐藤市長は、福田知事あて「軌道敷設の工事施行認可申請書」を提出しましたので、知事は「栃木県議会へ、「両大通り(県道)へのLRT敷設に関する意見を求める議案」を提出することになります。

本件、栃木県議会にて、「県道の占用」を「否決」していただければ、「申請が、国土交通省へ届かない」ことになります。

本会から、9月19日、県議会議長へ別添のPDF版『陳情書』を提出しましたのでご覧ください。

* お願い!   是非、ご覧ください。


                                  平成29年8月28日

 ホームページをお訪ねの皆様へ

宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会

代 表 上田 憲一

 

 本会の活動、下野新聞への「意見広告」の掲載や

宇都宮市議会議長へ陳情等について

 本件、宇都宮市のLRT導入問題に関する戦いの現状は、残念ですが、佐藤市長は「宇都宮市の在り様」に関する大事業にもかかわらず、市議会に諮らず(はからず)、突然、去る8月9日、栃木県知事へ国土交通大臣への進達を依頼すべく、関係の図書を添えた「軌道敷設の工事施行認可申請書」を提出しました。

本件、「宇都宮市にLRTは必要ない」とする私達は、宇都宮市の段階で「白紙撤回の結論になる」ものと取り組みましたが、場面を栃木県へ、さらに進達されて、いよいよ、国レベル・国土交通省へ移ることが心配されています。残念でなりません。

このように、私達市民の「宇都宮市にLRTは相応しくない・必要ない・迷惑な装置になる」とする思いは届かず、「宇都宮市民の移動にとってメリットを探せない、デメリットばかりのLRT・公共交通の基軸」が、わざわざ、国土交通省による国民目線の審査にさらさせることになろうとしています。

とはするものの、まだまだ、間に合います。

本会における取り組みの現状をお知らせしますので、ご理解の上ご支援をいただくようお願いをいたします。

1 下野新聞への「意見広告」の掲載について

本会は、佐藤宇都宮市長が「引き継いだ『LRTありき』の推進」を思い止まっていただくべく、「宇都宮市にLRTは必要ない」こと、市民の皆様を対象に28年9月と29年2月の2度、新聞織り込み「チラシ」の形で届けました。

「チラシ」を手にして、想像力を働かせた皆様は、路線バスで発達・発展してきた宇都宮市、『路線バスに大きな不満が無い』ので、「路線バスの充実で良い」となっていると確信をしています。

答えは、宇都宮市長選挙が示しました。LRTは必要ない」でした。

今回、私達は、9月25日、1年間の期限が迫る「工事施行認可申請」の提出日を前にして「後戻りできない・佐藤市長と一部の推進者」に、あらためて、「宇都宮市にLRTは必要ない」とする思いを伝え、前言を翻していただきたく、県下の皆様も対象に、8月8日(火)の下野新聞の紙面(宇都宮)を通じて「必要ないとする意見広告(3段)」を掲載しました。

残念だったのは、「申請書の提出10日程前に掲載」し、「読んだ佐藤市長が、申請を断念すること」を期待しての取り組みでしたが、申請書提出(8月9日)の前日の掲載となってしまいました。

その「意見広告」ですが、手にして読んでいただけていない方がいるはずです。

遅れましたが、下野新聞社との原稿づくりの「最終稿」をPDFで掲載しますので、クリックし、是非、参考にしていただくようお願いします。

* 本件に係る「認可申請後の焦点」・審査は、国土交通省等に移りますが、

①、宇都宮市にとって最大のアキレス腱は、市の総合計画で「LRTを東西基幹公共交通の基軸」としておきながら、『全体計画』を策定できずに、JR駅東部地区での整備計画(部分計画)」で申請していることです。

富山市もしかり、ヨーロッパなどのLRTは、観光資源のある都市で、多数あった路面電車の系統のうち配線できずに残った系統のLRT化です。

観光資源のない宇都宮市のメインストリートへ、「集束してくる通勤・通学者を運ぶ路線バス」に替えて、全国初となる「観光地向きの小さな路面電車」を東西基幹公共交通の基軸』にするとの発想であります。本来、「無理のある思いつき」です。

国民目線の国土交通省は、この問題点・JR駅東部に限る部分計画での申請を、プロジェクトとしてあり得ない事業計画で「認可申請の体をなしていない」ことを「見過ごす」せず、『認可できない』はずです。

②、さらに、上記の「LRT導入構想・計画」に関して、肝心の「宇都宮市民に期待があるのか」、「どのように確認したのか」が問われることです。

私達の会による「宇都宮市に『LRTは必要ない・反対』とするアピール」の声は小さく、物量も足りませんが、内容が大きいことから説明が届いた皆様の大多数が「必要ない・反対」を理解し、「その通り・頑張って」の反応でした。

宇都宮市は、丁寧とする「大キャンペーンを実施していますが、その成果・市民の期待を『どのように把握するのか』回答しなければならない」はずです。

③、さらに、商工会議所系の識者や議員の皆様には、「LRTを敷設すること、そのことに目的があるように映り(うつり)ます」が、「東西の大通り・貴重な道路にLRTが割り込むことによる市民の移動や物資の輸送等への影響(迷惑)」をどう考えているのか心配です。

また、「東部地区・柳田大橋の渋滞対策とする優先整備」に関しては、前記の「全体計画との整合性」が問われるほか、「道路橋の架橋」との比較、両工業団地への通勤者の「LRT活用への期待・利用するとの確約」の把握等も問われるはずです。

2 宇都宮市議会議長への陳情について

本件、「軌道敷設の工事施行認可申請書」が福田栃木県知事あてに届いていますので、知事は、宇都宮市長に、国土交通省へ進達するうえで必要な「市道へのLRT・軌道敷設に関する意見書」の提出を求めています。

このことについて、宇都宮市議会が、佐藤市長が提出する意見書・議案を「否決」すれば、知事は進達できないことになるので、同議案を「否決」して欲しく、8月25日付で、添付のPDF版の陳情書』を議長あて提出しましたのでご覧ください。

3 私達の今後の主な活動の方向等について

① 県議会議長への陳情について

本件、福田知事が国土交通省へ進達をするには、ご自身が管理者する県道(東西の両大通り等)を宇都宮市が「LRTの軌道に占用したい」とすることに、議会の同意を求める必要があります。

私達は、県議会議長あてに、「福田知事が県議会に提出する『意見書』・議案」を「否決」するよう陳情することとしています。

② 国土交通大臣(国土交通省)への陳情等について

勿論、私達は、国土交通省の関係部局が、宇都宮市等の「軌道敷設の工事施行認可申請書」を国民の目線で、必要で適切、厳正な審査をするよう、前記の「意見広告」や「チラシ」等を添えて、「国土交通大臣に陳情書を提出する」こととしています。

現在、陳情書や訪問先等の準備をしております。

ご支援の程お願いいたします。友人・知人の皆様にもよろしくお伝えください。

 

* ご覧いただきたい資料等

* 前2回の新聞折り込み「チラシ」

 


平成29年5月30日

          ホームページをお訪ねの皆様へ

                  宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会代 表 上田 憲一

本会の活動と宇都宮市の悪あがき等について

 本件、宇都宮市のLRT導入問題の現状は、本会が去る2月22日に新聞に折り込んだチラシ「迷惑な装置LRT!」等によって、市民の多くに「LRTは必要ない」ことを理解いただけていると確信しております。

とはするものの、ご多忙等の理由で、肝心の「チラシ等」を熟読できずにおられる皆様、とりわけ、「本件推進の責任者になられる『宇都宮ライトレール株式会社へ出資の各社等(36社)の皆様』にチラシ等の読み落としがあってはなりません」。

そのため、本会から、当該各社当て、下記(PDF版)の

  1. 29.5.18_宇都宮市が導入を目指すLRTの運営会社へ出資の見直しについて
  2. LRT導入の錯誤、「LRTありき」に陥(おちい)らせた「不幸」等について
  3. 28年9月と29年2月、新聞へ織り込んだ「チラシ」( チラシ第1弾  /  チラシ第2弾  )

を送付させていただきました。ご精読いただけたものと思っております。

『宇都宮ライトレール株式会社へ出資の各社』宛ての「翻意を期待する文書等」を掲示しますので、ご覧いただきたくご案内いたします。

ところで、佐藤宇都宮市長は、市長選挙後、遅れていた「工事施行認可申請書の提出」を更に先送りをして、正しい・丁寧な説明のつもりの「大キャンペーン?」を行っていますが、LRTは必要ない」と理解してしまった市民の皆様に「LRTにあり得ない利便性」を伝えることはできないはずです。

勿論、国民目線の国土交通省の「理解」や「認可」などあり得るはずはありません。

本会は、宇都宮市が、一日も早く「LRT導入を白紙」に戻して、「日本一のバスの街」を目指して、必要な道路整備、交通対策に取り組んで欲しく活動をしておりますので、皆様のご理解、ご支援をお願いいたします。

 


平成29年4月13日

 

  ホームページをお訪ねの皆様へ

 

「宇都宮市におけるLRT(路面電車)導入問題」に関心をもって、私達のホームページを訪ねていただいておりますことありがとうございます。

宇都宮市の3月市議会は、3月22日、提出された議案等を審議・議決して閉会しました。

LRT問題に関しては、下野新聞等で報じられたとおり、私達が提出した陳情書(2月22日に本欄に掲載(赤字で表示のPDF版)要望書陳情書 )は不採択となり、議員(自由民主党議員会)が提出の「芳賀・宇都宮LRT整備の推進に関する決議(h29.3.22)」が議決されました。

改めて、本件・「宇都宮市に、LRTは必要なく、迷惑な装置になるため『白紙に戻す』」ことの難しさ、「LRTありきに陥っている佐藤市長始め、市の執行部と佐藤市長与党議員に『撤退の勇気』を期待する」ことの難しさを知らされております。

先の市長選挙の結果は勿論、私達LRTに反対する市民や世情からすれば、まさに、「バブル期の発想・LRT」は、「つじつまの合わない稀代の案件」であり、宇都宮市民の良識が問われていると捉えているだけに、なぜ、「議会を含む宇都宮市庁舎内部から、『転換・白紙撤回』ができないのか」不思議です。

特に、議会にあっては、本会議や常任委員会等における質問戦、「会派における過去の決定」の面子の域から脱却できずに、私達が期待する「『本質・迷惑な装置LRTに係る議論にならず、高まらずに終始してしまっていること」、残念でなりません。

ちなみに、私達が、「東西基幹公共交通の基軸」にしたいとするLRTに反対する主な理由は、

 東・西両大通りの道路・交通機能を「大きく減退」させ、「大渋滞」が生じること。

 路線バスとLRTとの「乗り換え」は、通勤や通学等利用者にとって「負担や不便」が大きすぎること。

 東部地域の「柳田大橋の渋滞対策」には、「道路橋の架橋」が必要で、効果があること。

 JR駅東・西口の連絡には、公共交通や救急車等に限る「トンネル」が有効であること。

にあります。是非、俯瞰して欲しいのです。

詳しくは、当ホームページに掲載の「チラシや提案書、要望書等をご覧ください。

PDF版「宇都宮市に「LRTは必要ない」オリコミチラシ」 / チラシ第2弾

ところで、11月20日に市長選挙で、薄氷を踏む思いをした佐藤市長は、「施行認可申請の提出」を先送りして丁寧に説明をしたいと、12月以来、「何故、宇都宮市にLRTなのか」、「導入の必要性」等を説明(本来持ち合わせていない)することなく、下野新聞の1面を買い上げての「広告」、A4版二つ折りの新聞折り込み「チラシ」、1月号から初めた「広報誌うつのみや(公開)の表紙を飾るLRTと説明を女子高校生に託すマンガ」等、いずれも、丁寧な説明とは程遠い、意味不明のイメージのバラマキ戦術に終始しているのです。

果たして、「市民の理解と合意」は高まっているのでしょうか。物量で「反対することに、あきらめをさそう作戦」なのでしょうか。

3月議会の後、宇都宮市議会の会派・自由民主党議員会の皆様は、議会活動の様子を新聞折り込みの「会報」で知らせています。

その記事の中に、前記のLRT推進に関する決議」の記事がありました。

「決議」の動機は、市議会議長あての17団体等から同じ文意のLRT推進に関する要望書」が提出されたので、それを受けて「宇都宮市議会としての決議(反対する議員が多数ある案件の決議になるため異例なこと)」を率先したことでした。

「17団体等からの要望書」が、その数字は多いのか、たったそれだけなのかの議論は別にして、要望書の内容を精査しますと、やはり、「なぜ、宇都宮市にLRTなのか。現状の課題や導入によるデメリットを超える「具体的な必要性」には触れず」、単に、「抽象的な期待感」で推進して欲しいとするものであることと、肝心なのは、本件の進捗状況の捉え方に、平成28年9月、「国より、軌道運送高度化実施計画が「認可」されている」との表現がありますが、それを受けての「自民党議員会の決議案にも「認可」の文字が、転載されているのであります。

正しくは、優先整備の東部地区に関する「軌道運送高度化実施計画」は、1月に提出したにもかかわらず、審査が遅れ、9月になってやっと「認定」なされたにすぎないのです。

着工できるかどうか、施行認可の「申請書」は、見通しが立たず「先送り」しているのです。

私達は、LRT推進を依頼した「17団体の方々」が、「認可」と「認定」とを違えて解釈していることを承知せず、単純に「佐藤市長を先頭に宇都宮市の執行部が進めるLRT導入計画であるから、推進をすべき」としているのであれば、いかにも不都合であるとして、失礼を顧みず各団体様宛て送付した「(17団体宛て)宇都宮市のLRT導入に反対し、「日本一のバスの街」を目指すことついて(平成29年4月10日)と、「市議会における「決議文」芳賀・宇都宮LRT整備の推進に関する決議(h29.3.22)とを掲載しましたので、ご覧いただき、参考にしていただきたくお願いします。

宇都宮市が、市民の大半が「必要ない・迷惑な装置になるとしているLRT整備にうつつを抜かしている」間に、遅れてしまっている「公共交通対策」、「JR駅東西口の活用・整備」、「大谷地区の整備・活用」等々山積する課題に、行政の役割を傾注するため「一日も早い、白紙撤回」を求めて、ますますのご支援よろしくお願いいたします。


平成29年2月22日

本会のホームページを訪ねられた皆様へ

会の代表  上田 憲一

「迷惑な装置、LRTに反対!」とするチラシ第2弾と、去る2月17日に提出した
「佐藤市長への要望書、渡辺議長への陳情書」について

このことについて、それぞれ「PDF版」を掲載しましたので、是非、クリックしてご覧ください。

去る28年9月28日(水)、新聞折り込みで、「宇都宮市にLRTは必要ない」を配布しましたが、多くの皆様の目に留まり、「何故、反対しているのか」、市民の皆様のご理解が大きく進みました。

その結果、「LRT・中止」を掲げて立候補をされた金子さんは、6,000票余の僅差で敗れましたが、当然ながら、過半を超える市民が、「LRTは必要ない」の思いであったことが分かりました。残念でしたが、成果でした。

佐藤市長は、当選したものの、「LRTについては、合意を確認できなかった」として、国土交通省への工事施行認可の申請を先送りしました。
「資料を作成して、丁寧な説明をする」としていますが、「宇都宮市に相応しくない公共交通手段、むしろ、便利になる市民が無く、迷惑になる装置」なので、理解や合意はあり得ないと捉えております。

これらのことをご理解いただきたく、第2弾のチラシ・「迷惑な装置、LRTに反対!」を作成して、本日、オリコミセンター社が把握の16.1千戸へ配布しました。

今回のチラシは、「反対としている皆様」でなく、むしろ、「反対へ舵を切れずにいる皆様」へ、「LRTは必要ないことを確認いただく勇気」を後押ししたく、説明文で作成してみました。

要望書陳情書 は、それぞれ、
佐藤市長は、29年度を迎えて3月議会あて、手続き上、「76.1億円余のLRT推進費」を計上しましたが、「私達市民は、必要ないとしていること、白紙撤回されること」を要望しました。
また、渡辺市議会議長あて、議員の皆様が、「76.1億円余のLRT推進費」を否決すよう陳情しました。

是非、ご覧のうえ、ご理解と、ご支援、ご活用をいただくようお願いをいたします。

追記

2月20日に行われた、LRTに反対するグループと宇都宮市当局とで行われた「意見交換会」の冒頭で行った「口火の発言」の要旨を掲載しますので、参考にしてください。

宇都宮市の説明は、私達にとって、?・✕印でした。
当然ながら、双方、かみ合いませんでした。散漫になりました。

この意見交換会は、今後も続けることになろうと思われます。


                                 平成28年12月7日

            ホームページをお訪ねの皆様へ

LRTの是非を問う宇都宮市長選挙が11月20日に終わりました。

大変残念でしたが、市民の皆様に、LRT導入問題の重要さを知らせる機会となりました。 僅差で、再び宇都宮市長となった佐藤市長は、開けた21日、読売新聞の取材に、「僅差であったことに関して、どういう理由で反対しているのかを分析する必要がある」と述べました。

市民がLRTを必要としていること、迷惑な装置になるから反対であることを、改めて、把握していただきたく、次の通り、市長と議長あて白紙撤回と相応しい公共交通対策に取り組むよう要望書を提出しましたのでご覧のうえ、ご支援をお願いいたします。

 


平成28108

 

 本会のホームページを訪ねられた皆様へ

                      会の代表  上田憲一

 「宇都宮市にLRTは必要ない」とするチラシについて

PDF版「宇都宮市に「LRTは必要ない」オリコミチラシ」を掲載しましたので、クリックしてご覧ください。

本会では、これまで、全市民の皆様へ、「必要ない・反対」とする思いを伝えることができずに来ました。

マスコミを期待しましたが、叶いませんでした。

ですから、「大集会開催の案内時等、本会が把握の皆様」を通じてのアピールに過ぎませんでした。

今回、1120日の宇都宮市長選挙を機に、市民の皆様が、LRT導入の功罪を知っていただくことが重要として、チラシを整備し、去る928日(水)、新聞折り込みで、オリコミ社が把握の全戸(162,400枚)へ配布しました。

おそらく、多くの皆様の目に留まり、私達の思い「宇都宮市にLRTは必要ない」が伝わったことと期待しています。

遅れましたが、このホームページを訪ねられる皆様にもご覧いただきたく掲示しましたので、ご活用くださるようお願いいたします。

 


 

平成28年7月13日

会の代表  上田

 

1 運輸審議会の「公聴会」開催と公述書に関することについて

28年度着工としているLRT導入に関する最新の状況は、宇都宮市等が、1月に「軌道運送高度化実施計画」を申請したことから、舞台は、国、国土交通省となっていることです。
7月26日(火)、国土交通省・運輸審議会による「公聴会」が宇都宮市で開催されます。
公聴会への「公述申出と公聴券」はすでに締め切られていますが、応募した公述者37名の「公述書」が公開されていますので、是非ご覧ください。
「公述書」について

「運輸審議会の公聴会、宇都宮市、芳賀町」からを訪ねると、報道発表資料「運輸審議会」宇都宮が出ます。このホームページ記事の中、「記」の5項、「公述申出」の(4)説明文の後段部にある「http  」をクリックすると、「運輸審議会公聴」が現れます。
「28年度宇都宮市  」の公述書をクリックすると、「37名の公述人の申出書」がありますので、是非、ご覧ください。
「22名の賛成意見」と「本会の上田をはじめ15名の反対意見」とを比べてください。
2 本会による「大行進」の開催と、「参加のお願い」について
このことについて、運輸審議会の公聴会開催を機に、大行進はがきPDF版の通り「大行進」を行うこととしております。
本会からの案内は、数が限られますので、是非、このホームぺージをお訪ねの皆様の参加と、「皆様を通じての案内」をよろしくお願いいたします。
本会は、公聴会を「白紙撤回を訴える絶好の機会」としておりますご支援をお願いします。
3 本会からの「最新の思い・チラシ・提言等資料」について
このことについて、下記のとおり提供しますので、ご覧いただくとともに、友人・知人に紹介する等して、「一刻も速い白紙撤回」に、ご支援くださるようお願いいたします。
PDF版、① 平成28年7月26日運輸審議会開催の公聴会における公述書
② 宇都宮市のLRT「必要ない」とするチラシ(28.6.23 国土交通省・運輸審議会等をイメージする詳しい チラシ
③ 宇都宮市のLRT導入に反対する理由と公共交通対策等の提言(略称・提言書)

ホーム」への59件のフィードバック

  1. 7月7日の月曜日に 泉が丘コミセンの意見交換会に行きます。よろしくお願いしましす。

    1. 雨ニモ負ケズ(パロディー)

      雨ニモ負ケズ
      風ニモ負ケズ
      夏ノ暑サニモ負ケズ
      年老イテ弱タ体デモ
      バスガ走ラナクテモ
      決ケシテ怒ズ
      LRTニ乗リ換エ病院ニ通イ
      僅カナ買イ物ヲ楽シム

      イツモ静カニ笑テイル
      味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ
      僅カナ年金デヒッソリト暮ラス
      嘘デ飾タLRTヲ
      ヨク見聞キシテ分カリ
      ソシテ忘レズ
      バスモ通ワヌ田舎街ノ
      小サナ茅葺ノ小屋デ暮ラス

      東ニ渋滞アルト言エバ
      行テ既ニ解消シテイルト言イ
      西ニシャッター通リアレバ
      住宅団地ヲ田畑ニ造テハ駄目ダト言イ
      南ニCO2デ困ルト言ウ人アレバ
      電気バスデ削減デキルト言イ
      北ニ税金デ困ル人アレバ
      ボロヲ着テデモ働ケト言イ

      不景気ノトキハ助ケ合イ
      景気ガ良ケレバ分カチ合イ
      市長ノ傲慢デ独善的ナ政治ニ堪エ
      財政破綻ガ見エテモ黙テ声モ上ゲズ
      ミンナニデクノボート呼バレ
      褒メラレモセズ苦ニモサレズ
      ソウ言ウ者ニ
      私ハナリタクナイ

  2. 市内大通りが、1車線になるそうですが、宇都宮の名物でもある宮祭りはできるんですか? 数年前から、駅前大通り世界中から自転車の一流選手が参加して、「ジャパンカップロードレース」をしていますが、LRTができたら、どうなるんでしょうか? せっかく、自転車の街、宇都宮で盛り上がってきているのに、LRTができたら、どうなるのか心配です!

    1. 大通りは、片側3車線のうち、中央寄りの車線は、LRTのレールが使、中央車線には、駅西口から桜どおり交差点までの約3kmの間に、9か所のLRTの停留所ができるそうですから、とても、宮祭りはできないいんじゃないですか?
       また、ジャパンカップのロードレース、最近、周辺の歩道やビルに、見物人がぎっしりの盛り上がりですが、あの猛ピードで世界一流のレーサーが集団で、三車線道路一杯に集走りぬけるのですから、レールや停留所ができたら、レースはできないでしょう。
       スピードを競うレースでなく、レールの上でいかにころばないで走るか、約300~350m間隔で中央車線にできる停留所をいかにぶつからないで走るか、世界初の障害物レースならできるかも?
       一流のレーサーでなく、アクロバット選手権から、転倒や

  3.  転倒や珍プレーを売りにするコメデアンが参加できるかも。ただ、応援市民、見物客の激減は覚悟せねば。

  4. 大通りの1車線ないし2車線がLRTに専有されるのは致し方ないのではないでしょうか?
    道路は何もお祭りのためだけにあるわけでは無いのですし。

    定時性を確保するためにはやむを得ません。
    現在でも路線バス専用・優先時間帯が設定されていますが、違法駐車のせいで路線バスの定時性が阻害されています。これは厳重に取り締まるべきではないでしょうか。

    路線バスの定時性が確保できれば、LRTなんて不要になるのではないでしょうか。
    LRTの最大の弱点は、レールがあるところしか走れない点です。
    つまり、駒生や立岩や細谷からバス1本で駅までいけなくなることです。

    それにバス会社の経営問題もあります。
    LRTなんていらなくなるくらいバスが便利になれば、みんなが丸く収まるのではないでしょうか。

    1. 大通りの3車線が、車1車線になるそうですが、消防車や救急車は、通れるのですか? サイレンを鳴らしても、車はよけられないのではないですか? 消防車や救急車が遅れると、火事の延焼が止められなかったり、助かる命も助からなかったり、問題ではないですか? レールの上は、消防車は通れるんでfすか?

  5. LRTの中身を分かっていない人が多い。まして、LRTの問題点などは分かっていない人がほとんど。市長はいいことばかり宣伝。会でチラシを作るときは、LRTは何が問題か、誰にでもわかりやすいチラシを。イラストなど使うといいかも。

    1. 一部の利用者のために莫大な税金が使われる。業者のためだけの儲け話でいいのでしょうか? 本当に作る必要はあるのか? 全く利用することのできない人々がいることが解っているのか? 赤字運営になったときに誰が責任をとるのか?

      1. 一部の利用者のために莫大な税金が使われるのはLRTに限らず道路でも同じことですね。道路の管理はすべて税金で行われるのですが?

        1. 通りすがりさんへ

           LRTの新設に対する財政負担(税金)と、道路の新設・改良とでは、どちらが財政負担(税金)が大きいかは話すべくもありませんね。
           最小の投資で最大の効果を上げ、市民に幸福をもたらすことが行政責務です。

    2. 同感です!
      せっかく設立した「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」に多くの仲間を増やしていくため、問題の本質をどのように伝え呼びかけたら良いのか思案中です。
      出来れば、A41枚に問題点を整理し、反対の共感が得られるようなビラが作れないものかと真剣に悩んでいます。
      小さな力ですが、知恵を出し合って工夫していきたいものです。

  6. LRTは、市民が本当に必要としているのかね。市長がやりたいだけじゃないのか。交通渋滞解消というが、そうなるのかね。ホンダを留めておきたいのかもしれないが、それもどうかね。少子化で、作新大学だって将来なくなるかもしれないし。住民のためというより、企業のためにやっているように、思えるが。それさえ、どこまで役に立つやら。LRTを作っても、それで新たに進出してくる企業があるとは思えないし、現在ある企業の撤退を防げるかも疑問だね。

    1. 現状維持で何もせずに放置して、宇都宮の衰退が防げるのかも疑問ですね!

      1. 現状維持でなく、ミニバスで良いですから、路線バスを増やして欲しいです。
        それから、路線バスを利用している「ばあば」にとっては、バス料金がもう少し安かったら、中心部に出かける回数が増えるのですが・・・

  7.  借金が嫌いな私から「ひとこと」。

     宇都宮市を自分と考えると、栃木県は親、国は祖父母、兄弟は栃木県内の市町村、伯父、伯母は他の都道府県、いとこは他の都道府県の市町村と置き換えてみてください。
    みんな多額な借金を抱えています。親戚中が借金しているし、祖父母の借金はべらぼうに多いのです。その祖父母に「LRTが欲しいから、じいじ、お金ちょうだい」とか「親父、欲しいものがあるので、お金を都合つけてくれ」なんて言ってお金を出してもらって良いのですか?
     親や祖父母のお金をあてにするのは止めよう!そして、今ある借金を少なくしよう!
     宇都宮市にLRTは必要ないし、公共交通が不便になるだけなのですから・・・

  8. 市の計画書等を見て多くの疑問点、不合理点があるような気がします。① LRTを道路中央に敷設されますと市内メーン通りの交通渋滞の惹起はもちろん社会的インフラの一部までも脅かされかねない計画のような気がします。②またLRTの利用人員(延44900人)についてみると運行時間、延便数は定かではありませんが1時間に10~15本、(仮に運行時間15H・時間当たり平均12本)の2倍(往復)で推計した時の乗車率(一両120人)は約100%以上のような気がしますが、それほど利用者があるのか理解できないです。③運行便数が増えれば郊外から車で市内メーン通りに入るため、又は通り抜けするのに信号待ちに相当な時間がかかり経済的な損失は大きくなるのではないかと思います。④それから計画予算383億円等と書いてありますが、トランジット用の用地費が含まれず、またその工事単価(買収、撤去も含めてか?)が非常に安く感じます。⑤その面積に駐車できる車の台数は12~30台と、多くの利用者を見込んでいる割に少なすぎると思います。以上のような事が解決しない限りLRTは市民、県民、国民の負担が増え、市の財政等を圧迫し、身近な問題である高齢化、少子化対策等に予算を回らなくなるのではないかと思っています。(助成金の削減、税の負担増は困ります。)解決しない限りLRT導入反対です。           

    1. 市民の関心がとても薄い感じ。市からの説明も少なすぎる。集会やデモなどをしたほうがよい。行政と市民との対話がほとんどない、両者が公平に議論する場を作りたい。バス会社や新聞社をも取り込んでぜひ話し合いを。

  9. LRTの問題に関心を持ち始めて日が浅く、LRT計画の経過のすべてを理解している身ではないのですが、私が知る限りでは、宇都宮市及び県の基本的な考え方が、いい加減なものに思えてなりません。
    最も基本的な路線計画すら二転三転し、何を信じたら良いのかわからない始末です。
    ここにきて、その最たるものが、県内6団体が立ち上げた「LRT研究会」ほど、県民を愚弄するものはありません。
    何をこの場に及んで県域全体の問題、提言、要望などを標榜するとは、実施主体の宇都宮市はいまだに計画は白紙なのですねと問うてみたくなります。
    私ももう少し勉強し、LRT計画の本質的な問題を明らかにしたいと思っています。

  10. 横浜に住む宇都宮出身の者です。
    帰省した際、LRTの計画を知りました。

    国土交通省が、LRT導入を推進する主たる目的は「環境負荷の小さい交通体系の実現」なのではないでしょうか。

    今の計画からすると、路線がごく一部の住民に限定されており、結果的に利用者が目標に達せず、環境負荷軽減とならないように思います。(結局、自動車の利用者が減らないのではないでしょうか)

    横浜では、日産自動車が「チョイモビ ヨコハマ」という2人乗りの超小型EVを使ったワンウェイ型カーシェアリングサービスがあります。
    (参照↓)
    http://www.choi-mobi.com/

    宇都宮にも大手自動車メーカーの工場が多数あるのですから、それらの企業と連携し、宇都宮市の現状に見合う環境に優しい新たな取り組みにTRYして、環境先進都市として名乗りをあげれば、他の市町村から目標とされるような市になれるのではないでしょうか。

    1. すばらしコメントを拝読いたしました。ご指摘通り、渋滞解消を目的にしていても、アンケート調査の結果は、車からLRTに乗り換える予定者は3,6%で、車線は2車線から1車線になるため、さらに渋滞すると考えられます。必然的に環境負荷は大きくなると思います。
      国土交通省は、宇都宮市の現状をしっかりと検討してくれると、信じています。
      横浜の「チョイモビヨコハマ」を見ました。楽しそうですね。宇都宮市も「LRTありき」でなく、広い視野から、検討し直してくれることを望んでいます。

    2.  高齢者や障碍者に優しいLRTとか、環境に優しいLRTをうたい文句に、宇都宮市長はLRTを導入しようとしていますが、中心部から離れた郊外に住む高齢者には、雨の日・風の日、必ずLRTへ乗り換えさると言う大きな負担の他、次世代の若い人達に大きな財政負担を残すLRTを導入しなくとも、ミニバスや乗合タクシーの普及を図り、自宅近くから乗り換えせずに目的地へ行けるようにしてやることが高齢者に優しい交通行政ではありませんか。
       環境対策なら、近く北京で「フォーミラーE」が開催されますが、これは大気汚染対策となる電気自動車の普及促進を狙ったもので、世界各地の大都市や有名リゾート地で開催されると言うことです。
       宇都宮市にLRTが導入される頃には、環境負荷の少ない大型バスが開発されていることでしょう。
       宇都宮市長さん、そんなにむきにならず少し冷静になったら如何ですか。

  11. 今日有志の会合があってLRTの話を出したら、ある人は他県の例をあげたり、利用者が少ないだろうなどの意見ばかりで大部分の方が反対又は宇都宮市にはあまりメリットがないでしょうとのこと。賛成の方はゼロでした。そもそもは清原、芳賀工業団地に通勤者が鬼怒川を越えるのに渋滞するからなどの理由だったでしょうが今はそれほど渋滞してないよとの話でした。さらにその渋滞緩和については当時、栃木県と宇都宮市がそれぞれ橋を1本ずつ架けようとの話し合いがついていたはずだよとのことでした。県は板戸に架けたから市がもう1本架ければ渋滞は大してなくなるじゃないのとの話も出ました。それで良く調べてみたら平成13年12月に当時の県知事と市長が覚書を交わして市が橋を架けることで、その解決方策を決めていた事が判明しました。市は市長も変わったせいかそれを履行していなかった、約束を守ってなかった事ですね。現市長は、LRTに頑なにこだわり、LRTありきでその他の市政(福祉、医療、子育て、児童対策、教育等)が希薄になるような気がして今後の税の使われ方が心配です。市民の税金の活用は市民全員の賛同が得られるような使い方をして欲しいと願っています。これからも機会あるごとに皆に呼びか掛けて
    LRTの要否を聴いてみたいと思っています。

    1.  私も、栃木県と宇都宮市が、鬼怒川に1本ずつ橋を架けることになっていたことは聞いたことがありますが、覚書があったことまでは知りませんでした。公の覚書が交わされている場合は、市長が変わっても、受け継ぐべきだと思います。
       鬼怒川に自動車道、自転車道、歩道のある橋が1本増えたら、渋滞は解消しますし、自転車の町宇都宮に相応しいですね。
       宇都宮市の中心部の乗り物は、外国のまねでなく、宇都宮市の現状にあった乗り物を考えた方が良いと思います。
       所詮、大通りに線路を敷設することはデメリットが多すぎますし、濱っ子さんのコメントを見て思うことは、全市民が納得のいくような、そして、他の都市のモデルになるような、より良い公共交通を考えたら良いと思います。

  12. 何人かに会う機会があってLRTの話題に触れたらLRTについては全く関心がなくどんなルートでどこをどのような形で走行するのかも知らない様子でした。JR駅西側(駅東も同様)はメーン通りがつぶれて片側1車線になったり、その通りがバスが走れなくなる(走らなくなる)ことなど全く知らず、路面電車式に軌道の上を車が通れると思っている様子でした。囲いで区切られた専用軌道を走るので道路が狭くなりその他の車両が渋滞して緊急車両などの走行に支障が出る事等、また、それって(その計画)やろうとしているの?とか思っている人もいました。もっともっと市民、県民に周知を図り、LRTについて理解してもらうことが、今後の運動に求められるかと思います。

    1. ありがとうございます。
      LRTに関する本件、期待していないためであろうと思われる無関心しゃがおおいことつうかんしております。
      いよいよ、本会が立ち上がりましたので、役員の皆様は勿論、サポーターになっていただく皆様や、会員になる皆様とともに、いかに無謀な、意味不明の事業であるか、そして、反対し、白紙撤回を求めて、努力したいと決意を新たにしていると頃であります。
      できましたら、役員になるか、サポータになっていただき、ともに目的達成に取り組もうではありませんか。連絡ください。

  13.  7月25日の下野新聞の見出しを見ると、LRT「利用する」23%との報道がありました。沿線の企業従業員3万2963人にアンケートを配布して、1万2398人から回答(回収率37・6%)を得たそうです。
     「利用する」と答えた割合は13・5パーセント(1673人)「快速があれば利用する」が9・8%(1215人) 一番多かったのが、「利用しない」55・2%(6844人)です。無回答3・4%で、(人数は私算です)
     車利用者に限ると「利用する」は10・5%「快速があれば利用する」が8・6%とありました。

     見出しだけを見れば、利用者が増えたように思われますが、この数字をどう解釈するかです。私は、LRT導入に無関心な人が多いと思います。もし、利用したいと思う人が多ければ、回収率も上がると思われます。
     又、利用すると回答した人は、全体の何%の人かが問題で、単純に計算すると、約3万3千人のうち2千9百人足らずです。(1割足らずです)

     この数字を50万市民はどう受け止めるか、LRT導入には400億円以上の税金(国税、県税、市税)が使われるだけでなく、宇都宮市中心部の公共交通が今よりも不便になることも合わせて考える時だと思いました。
     
     

     
     

    1. アンケートの設問形式を見ないとはっきりしたことは言えないが、駅の東部地区の全従業員33000人の23%の人が乗車する事など到底考えられないですね。2900人の人だって何処から利用するのか、乗り継ぎがあっても利用するのか、その辺が設問見ないとなんとも言えないですね。車通勤の人だってトランジットセンターの事わかってて回答しているのかが見えないですね。市の基幹公共交通検討委員会で23%プラス車通勤者の利用合計11000人と大きくコメントしているようですが。巷の各種の多くの方等の幅広い見地から算定しないと確かで信用できる利用者数はつかめないと思います。LRTありきで都合のよい数字ばかり発表しているようですが。しかも企業は、再編ですぐ廃止したり従業員の再配置など多くの不安定さが考えられますからね。

  14. “公共交通を考える会”なのだから、自動車の利便性を前提に話を進めるのは完全にお門違いですね。
    LRTができると渋滞するというのなら、いかに自動車からLRT、バス、自転車に交通手段を切り替えてもらう方法を考える方が、はるかに建設的、有益だと思いますね。

    それにLRTに回す金があったら教育や福祉に金を回せという人がいますが、福祉とは何たるかを全く分かっていない人の発言ですね。一度”福祉”の意味を辞書で調べてみてください。
    そもそも行政は教育や福祉だけをやる団体ではありませんよ。

    1. 通りすがりさんへ
      宇都宮市のLRT計画に賛成の様子ですが、是非、何故賛成なのかを投稿ください。
      「反対する会」を作った私達や反対する多くの皆様は、こともあろうに、狭いながらJR宇駅から東・西へ伸びる大通りへ路面電車を敷設することで、3・2車線の幹線道路が1車線と道路の機能を大きく減退させ、地方結ぶ路線バスを排除(乗り換えさせる)する「形だけのLRT(路面電車)」は、市民や物資の移動にとって「マイナスが大きすぎる」からです。
      宇都宮市民にとって、路線バスも自動車も重要なツールです。
      詳しくは、このホームページに掲載の反対理由などをご覧ください。
      市民にとって「不必要な・邪魔になるLRT計画」に宇都宮市民のお金を1円たりとも使うことに反対なのです。

      1. >市民にとって「不必要な・邪魔になるLRT計画」

        普段バスをよく利用する私にとって、1人で無駄なスペースを占領する自家用車は「邪魔な存在」でしかないですけど。
        じゃあ自家用車は邪魔なので宇都宮市内は一切走るべからず、という論理が通用しますか?

        「邪魔になるLRT計画」は、あなた個人にとって邪魔なだけでしょう?
        LRT計画の反対に「邪魔」という言葉を使う限り、LRT反対者が増えることは無いでしょう。

    2. 通りすがりさんへ
       貴方の”福祉”とは、どんなものか判りませんが福祉とは、「社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福」です。我々住民は、公共(市町村等の地方公共団体)によって、社会の構成員に等しくもたらされるべき幸福を求めるものであり、公共団体にそれ以上のものを求めてはおりません。通りすがりさんは何を求めているのですか。?

    3. 通りすがりさんへ
       通りすがりさんから「“公共交通を考える会”なのだから、自動車の利便性を前提に話を進めるのは完全にお門違いですね。」とのご指摘がありました。そこで、私の意見を述べさせて頂きます。

       貴方は、「自動車の利便性を前提に話を進めるのは完全にお門違いですね。」と他人を厳しく指摘しながら、自分自身ではLRTを前提に物事をお考えのようですが、市民権を有するものとしては、その前に「公共交通とは何か」と言うことを考える必要がありそうです。

       宇都宮市の広報資料を見ると、宇都宮市のLRT計画は、今まで自由に通行していたクルマやバスに対して、渋滞・混雑・通行不可等の交通状況を現出し、これら利用者(市民)の自由な交通権に制約を加えることが、気取られないように規制して、乗客(市民)をLRTへ乗せ換えさせようとするものに他なりません。
       交通の自由が制約されても、それに見合うよう市民の便益があるならいいでしょう。

       しかし、ごく一部の市民を除いて多くの市民は、LRT路線以外からバスに乗車します。今まで乗り換えをせずに、街の中心部で病院へ行ったり、買い物をしたりして楽しむことが出来ました。しかし、LRT導入されると、これら市民は、雨・風・雪・体調が悪い時・荷物・幼子を連れているとき等々如何なるときも、必ずトランジットセンターで、バスからLRTへ乗り換えしなければなりません。しかも、どの路線の、どのバスが着いても待ち時間がなく発車するLRTがあるとは限りません。

       また、乗り換えに伴い運賃の増加など肉体的・金銭的負担が増大するものになっていますが、 市民は誰も余分な負担を負いたくありません。
       これが、宇都宮市が提唱する優しい公共交通の実態ですが如何ですか。

       貴方から、「福祉とは何たるかを全く分かっていない人の発言ですね。一度”福祉”の意味を辞書で調べてみてください。」との、指摘がありました。私も、ここで貴方と「福祉」について、議論する心算はありませんが、地方公共団体の最大の責務は「市民に対する福祉」です。これこそが、地方公共団体が存在する意義に他なりません。

  15. もう一つ追加。LRTで子孫にツケを残すな!と言ってる人がいるけど、LRTができなかった場合、つまり現状維持の場合、宇都宮にどんな悪影響をもたらすかきちんと考えているのかな?目先の税金の額だけで反対を叫ぶのは、すごく狭い視野だと言わざるを得ませんね。宇都宮市の他の政策に税金がどのように使われてるかを調べてみることをお勧めします。

    1.  通りすがりさんへ

       世間知らず者です。LRTができないときの悪影響と宇都宮市って税金の無駄使いしてるの?教えて下さい。

    2. 通りすがりさんへ

       貴方から「LRTができなかった場合、つまり現状維持の場合、宇都宮にどんな悪影響をもたらすかきちんと考えているのかな?」との質疑(意見)があります。 私も些かな関心しか持ち合わせておりませんが、LRTが出来なかった場合は、現状のままでもLRTが出来た場合より、渋滞・弱者への加重な負担・次の世代を担う若者への財政負担・等を考慮すると、はるかに悪影響は少ないでしょう。
       宇都宮市では、現在、市民一人(赤子から働くことができなくなった高齢者まで)あたり25万5千円の市債残額がありますが、市会議員の中には3会計を合わせると2,700億円市民一人当たり53万円の債務残額があると言っています。宇都宮市の基金の残額は大きく漸減しています。
       公共工事は、着工時は工事費を低く見積もり市民の賛同を得やすくし、逐次増額し、完成時にはとてつもない金額になっていると言う本質があります。
       既に、宇都宮市ではLRTの予算を増額していることはご存じでしょう。諫早干拓事業・八ッ場ダム・那珂川導水事業、その他ほとんどの公共工事は、後刻予算が増額されています。
       出来た工作物に関心を持つことも必要ですが予算にもっともっと関心を持っていただけたら有難いと思います。

  16.  宇都宮市にLRTができたら、将来はバラ色と思っている人もいるかも知れませんが、できることによって、病院通いをしている者にとっては、LRTだけでは行くことはできません。必ず、路線バスへの乗り換えが必要になるのも事実です。
     大通りの路線バスは、殆どなくなるような噂を聞くと、とても不安です。これから歳を重ねていって、乗り換えながら通院したり、お見舞いに行ったりすることのないような、少なくとも、今より不便にならないようにして欲しいです。
     宇都宮市の公共交通は路線バスの拡充をお願いしたいです。「遠くを通るLRTよりも近くを通るミニバス」の方が多くの市民が恩恵を受けることができると思います。

    1.  公共交通が充実すると生活がしやすくなりますね。
       市では生活路線バス維持、地域乗合自動車事業、地域内交通事業(デマンドバス)の運営補助や高齢者・障がい者等のノンステップバスの採用等に毎年補助金を出しているかと思います。(確定的な予算額はわかりませんが年間1.5~2億円程度はあるかと思います。)LRTは総事業費約383億円(消費税アップ、物価上昇は見込んでないと思われる)、さらにトランジットセンター(LRT利用するためのターミナルで、これは利用見込み者総数44900人を算定しているので必須事業)設置のための用地費、工事費等を加えると何十億円もの追加費用が必要になり総事業費は膨大になると思われます。
       これらの額の市負担分100億円余(4~500億円の四分の一)を市の現行の事業に加えて拡充化すれば地域的にバランス良く利便性が図れるような気がします。具体的には市負担額の百億円余を現行予算に年3~4億円ずつプラスして何十年もの間補助できるのではないかと思います。(市以外の国、県負担も全て元々は税金ですから国、県の支出分もさらに有効活用が可)。導入工事の数年間でその金額(百億円余)を支出するのと何十年も長期間で支出するのとでは市の財政負担額に雲泥の差が出ると思います。他の事業に予算を回せます。
       公共交通新交通システムで成功例は富山市(既存の軌道利用で短距離)ぐらいで多くは赤字、廃線を余儀なくされているのが実態であると聞いています。(仙台市の地下鉄の膨大な累積赤字や近年の愛知県小牧市のピーチライナーの廃線。小牧市の場合は利用人数が見込みの4分の1、車利用者が見込みよりも多かった等の原因とのこと。計画が決まってしまうとその計画は往々にして収入の過大見積もり、経費の過少算定があるような気がします。一度設置すると廃線になっても一般道路とは仕切られたスペースではそのまま車の走行は出来ませんかね)。
       実施設計の前に十分時間をかけて広角的な検討をしていただきたいと思います。市民、県民の多くが納得できるようにと願っています。

  17.   そもそもの発端は東部の工業団地の従業員が、朝鬼怒川を越えるために交通渋滞するからLRTを導入との事でしたから、鬼怒川に橋を架ければそれは緩和されるはずですね。その架橋に要する費用も捻出出来ますね。橋が出来れば利便性は向上し産業の振興にも大きく寄与しますね。橋が出来て反対者はほとんどいないと思いますが。

    1. その橋を維持管理するのもお金がかかりますが。
      道路や橋をタダだと思ってませんか?

      1. 小市民さんへ

         小市民さんから、「道路や橋をタダだと思ってませんか?」 との疑問が提起されていますが、私の考えをお話する前に、橋や道路はなぜあるのでしょうか?。それは、地域のコミュニティーを醸成し生活を便利にし、住民が幸福な生活ができるようにするためです。
         また、交通工学の専門家からは、宇都宮市内の動態調査から、鬼怒川に架かる橋が不足しており、増設する必要があると言われています。
         勿論、橋梁を設置し、これを維持管理するのもお金がかかります。 私も道路や橋をタダだとは思ったことはありませんが、社会生活を送る上では投資効果の見込める資本の投下は必要だと思います。

  18. バスが渋滞に巻き込まれずに、時刻表どおりに走るのであれば、費用がかかるLRTは必要ありません。
    時刻表どおりに走るためには、バスレーン(バス専用通行帯)が必要です。

    1.  宇都宮市の大通りを走る路線バスは、信号機管理の改善や路面の違法駐車がなくなったことなどで、悪天候時や特殊な催しの時以外は、定刻で走れるようになりました。路線バスは、追い越しができることが理由です。
       ところで、宇都宮市は、LRTをして「JR電車」をイメージし、「定時性・速達性」をもって優位性と謳っていますが、軌道を走るので追い越しができず、さらに「はがし屋さん」がいない路面電車に定時性・速達性を期待できるのでしょうか。大いに疑問でなりません。「遅れ」が始まると、とめどなく、定時性・速達性は損なわれるのではないでしょうか。
       狭い大通りに「LRT(路面電車)」を敷設し、市民の移動の主役を期待し・任せるのは、荷が重すぎるのではないでしょうか。反対です。

  19.  統計学に詳しい人にお伺いします。
     宇都宮市がLRT導入に関して、東部地区の沿線従業員に行ったアンケート調査の結果について、私は解らないことがありますので、教えていただきたいのです。
     回答率23.6パーセントにもかかわらず、その確率で、全体を試算することが可能なのですか? 導入に賛成の人は積極的に回答したでしょうし、無関心な人や利用しない人は回答しなかったのではないかと思うからです。
     回答した人の中の数字で全体を試算すると、新聞の報道のように、利用する人が23%となりますが、その数字に疑問を抱いております。
     愛知県小牧市で、ピーチライナーが想定の4分の1しか乗らずに廃線になりましたが、試算に問題があったのではないかと思います。
     私は、今回のアンケートの設問を知らないので解りませんが、楽観的に利用者数を試算するのだけは止めて欲しいです。

  20.  ごめんなさい。間違いました。回収率37.6%で、「利用する」「快速があれば利用する」と回答した割合が23、3%でした。

  21. 富山市と宇都宮市のLRT計画比較

    現在富山市には、北陸鉄道富山駅の北側に旧JR富山港線から路面電車化された「富山ライトレール」があり、南側には別の路線である「富山地方鉄道市内軌道」の路面電車が走っています。
    このうち平成18年に開業し順調な経営を行っている「富山ライトレール」について設置までのいきさつを述べ、宇都宮市のLRT計画との大きな違いを指摘したいと思います。

    宇都宮市は当初から富山市の例を引き合いに「宇都宮市にLRTを」とPRをしていますが、「なぜ富山市ではLRT導入に成功したのか?」(深山 剛・加藤浩徳・城山英明共著)に、富山ライトレールが成功したいくつかの複合的要因が挙げられていますので紹介します。

    ①平成7年頃から富山市では北陸鉄道により分断された南北一体まちづくりが検討されていた。
    ②駅南側に位置する商店街再生を目標とし、市街地活性化・高齢化社会・環境問題のための公共交通機能の充実を図る必要があった。
    ③富山駅付近の連続立体交差事業が補助金受給の対象となった。
    ④北陸新幹線が認可となった。
    ⑤慢性的赤字を抱えたJR富山港線のLRT化を決定するとともに、将来、駅南側を走る富山地方鉄道市内軌道と接続させ、利便性を向上させることで需要増を見込んだ。
    ⑥LRT事業費58億円は「立体交差事業補助金」33億円、JR西日本から「地域振興金」10億円など、ほとんど他からの収入で賄われ、富山市の実質負担金は3億円であった。またJR富山港線の施設は実質無料でJR西日本から富山ライトレールに譲渡された。

    唯一、平成に開業した富山ライトレールが成功したのは「綿密な計画」の他、「多くの幸運(無償による線路及び設備の確保・補助金等外部からの収入・新幹線開業・他路線との接続)」があったことが大きな理由です。

    翻って我が宇都宮市の現行計画である「駅西側を据置き東側を先行着手」する計画を検討すると、富山ライトレールの上記①~⑦の要因のいずれにも該当しておらず、さらに立地条件の違い(富山市の例・以下同:沿線住民45,000人)・事前の住民の賛意(78%)の多さ・市の財政負担過度にならないことを条件として施行・国と県が一貫して市を支援する等、当初から富山市と宇都宮市のLRT計画の下地となる条件には雲泥の差がありすぎました。

    宇都宮市でも当初は①②を含んだ崇高なコンセプトを掲げていましたが、第4回「芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会」によれば、いつの間にかこれらの理念は「通勤手段の選択」に矮小化されてしまったことも、それ故の「理想」が「現実」に擦り寄った結果なのかも知れません。

    また商工会議所・商店街・バス会社が早期実現を希望していながらも、西側を「時期尚早」と判断して後回しにし、具体的な「西側への延伸計画」すら発表しない宇都宮市の思惑も全く理解できず、「LRTありき」の姿勢に憤りを覚えます。

    各市町村の路面電車のほとんどが明治・大正時代に設置されており、「富山地方鉄道市内軌道」においても、この路線を中心に街づくりが行われてきました。
    インターネットで路面電車の写真を見れば分かりますが、市街地付近では電車と並行して走る自動車の数が少なく、まして路線バスはほとんど見かけません。
    理由は簡単で、路面電車を避けて道路や街並が整備されてきたからであり、バスも問題なく駅まで運行しているなど、路面電車・バス・自動車がそれぞれが棲み分けています。

    国を始めとする官公署、ショッピングセンター、国際会議場、銀行、大公園など生活に必要なほとんどの施設がこの路線及びバスの停留所に集中していることが、端的にこの事実を証明しています。

    これらの例とは逆行して、完成された市街地に無理やり路面電車をはめ込もうとする宇都宮市のLRT計画は、駅周辺の幹線道路へのバス乗り入れ禁止(東側の一部を認可に変更)や通行帯減少による自動車の乗り入れ規制など、路面電車の非利用者である大部分の宇都宮市民に多大な不便を強いることになります。

    あらためて投稿により「いかに不便であるか」を指摘するとして、多額な税金や借金をしてまでも、費用に見合うだけの効果がないこの計画を断固として反対いたします。

    1. 電車親父さんへ

      宇都宮市のLRTは反対。
      分かりやすい投稿ありがとうございます。
      参考にさせていただいて頑張りますので、さらなるご支援をお願いします。
      白紙撤回を勝ち取るまでお願いします。

  22. ここの方々って、まじめに問題を解決する気があるんですかね?
    ここでは何一つ建設的な意見がなされてないように見えます。

    反対理由が”宇都宮市に似合わず、邪魔”って、単に自分が気に入らないだけじゃないですか?
    普通、反対理由に”邪魔”なんて出てきませんよ。
    「俺が気に入るような税金の使い方をせよ、俺が気に入らない税金の使い道は一切許さん」ではなく、市民全体がハッピーになるように考えられないですかね?
    それに、専門的知見からアプローチできないものですかね?

    反対理由が”宇都宮市に似合わず、邪魔”としている限り、LRT計画は粛々と進んでいくでしょう。

    1. 火事の始りです。とりあえず火を消すのも一方法ではありませんか?
      火を消してから次の手を考えるのもありなのでは?

    2. ひとこと 様へ

       このホームページは、私達LRTに反対する市民が、やむにやまれぬ思いで、「宇都宮市のLRTに反対し公共交通を考える会」を設立したこと、このホームページを通じて、活動の背景、反対する理由、活動の目的等を広くお知らせし、無謀な計画に反対する人の拡大は、勿論、現在 推進する側にある人達に翻意していただき、会の目的・白紙撤回を勝ち取りたく開設をしました。
       是非、このホームページに掲載している記事をご覧ください。
       特に、最新の記事、8月22日に佐藤市長あてに提出した「公開質問状」がありますのでご覧ください。
       本件が、宇都宮市民にとって重要な案件で、発想からあまりに長きにわたっておりますので、質問も長文で数多くになっていますが、基本的な疑問やLRTに替る提案を含めての反対する理由等を記しておりますのでご覧ください。
       その上で、宇都宮市におけるLRT導入に関する私達の思いに、具体的なご叱正と、導入に賛成する理由等を掲載いただきたくお願いします。

      1. ひとことさんへ

         ”宇都宮市に似合わず、邪魔”について、私なりに理解していたことをお話しします。
         宇都宮市が計画しているLRTは、中心市街地以外に住んでいる高齢者や社会的弱者に乗り換え(乗り継ぎ)に伴う肉体的負担や乗り換えに伴い現行運賃より利用料金が割高になることが見込まれること。等々から、宇都宮市が”社会的弱者に無用な負担を強いる街”になることは、「宇都宮市に似合わない」と言っているのではないでしょうか。
         また、宇都宮市のLRTは、過大な需要予測に基づく計画であるところから、膨大な債務を抱えることになることは必定で、火を見るより明らかです。そのため宇都宮市は、既に税金が投入できるよう第三セクターで運営すると表明しています。それでも、宮崎シーガイアのように二束三文で外資にでも売却できればいいのですが、買い手も無く、撤去費用も予算化できない、ことになりかねず、宇都宮市民にとっては、無用の長物となり”邪魔になる”と言う意味であると理解しましたが如何ですか。?

        1.  みみずく さん
           ご支援の投稿ありがとうございます。
           ひとことさんほか、私達が取り組んでいるLRTに反対の思いや目的を理解できずにいる皆様へ、説明を加えさせていただきます。
           
           私達が、「LRTは、宇都宮市に似合わない・不要で・邪魔になる」としているのは、私達が住む宇都宮市は、広大な平野都市なので車での移動が必要です。残念ながら「車社会からの脱却」がしにくい都市です。
           多くの努力で、その宇都宮市の中心地域に整備され、走れるようになった「狭いながらも貴重な幹線道路、東・西の両大通り」へ、こともあろうに、LRT(路面電車)を敷設することによって、3・2車線の道路が1車線となり、車走行の犠牲は勿論、四方八方から集まる「路線バス」から路面電車へ乗り換えを強要(LRTの乗客確保のため)することとなるLRTの敷設は、いかにも、宇都宮市と言う地勢や都市の形態に基づく交通体系に「似合わず」、市民はバスを含む車で移動するので「不必要」、両大通りを軌道とプラットホームで占拠され、車の走行が大きく減退し周辺の道路まで渋滞が及ぶので「邪魔になる」と解釈していただければ幸いです。
           このように、宇都宮市民にとって、「デメリット」のみが目立つLRTに現時点で、500億円を大きく超えるを整備費を投入するのは、絶対に反対であるとしています。
           なお、詳しくは、このホームページには、タイトルの下に、反対の理由をはじめ、会の発足や入会のご案内など、いろいろな項目を掲載しておりますので、参考にしてください。
           特に、8月22日、佐藤市長へ提出した「公開質問状」には多くの疑問点を記載しましたので、是非、ご覧ください。

  23. LRTは絶対に必要な公共交通機関です!!!
    相も変わらず蒸気機関車の様な黒煙を撒き散らしながら、街中を走り回るバスが
    何故必要なのでしょうか?
    もう少し広い目で世の中を見て下さい。
    ヨーロッパの街中を走るLRT.
    ヨーロッパだけではありません。国内でも富山や広島等多くの都市で大活躍をして
    います。
    環境と高齢者に優しいLRTに何故反対するのか全く理解ができません。
    このコメントも多分管理者によってデリートされるでしょうけど、一日も早いLRTの
    実現をひたすら祈っている一市民です。

    1. オークランド様へ

       私は、ばあば様のご意見に賛同します。全くその通りだと思っています。貴方の誠意ある回答を至急にするべきです。 私もお待ちしています。

      1. オークランド様へ
         ここに投稿している人は、私に限らず多くの方が、貴方の誠意ある回答を楽しみにしておりましたが、貴方からは何の回答もありませんでした。

         LRTの導入すること以外のことを考えることの出来ない貴方の疑問に対し、私から先に回答します。反論があれば何時でもお待ちしております。

         回答は、長文になりましたので、他の人に迷惑をかけると困りますので、投稿記事が掲載されていない「問題提起」の欄に掲載させていただきましたの

        で、クリックしてください。

  24. オークランド様へ
     
     オークランド様は宇都宮市内にお住まいでしょうか?私は、宇都宮市の公共交通はバスが便利だと思っております。LRTだけでは、大病院に行くことはできません。県立がんセンター、旧国立病院、済生会宇都宮病院などに行くときにはどうすれば良いのですか?多額の税金を使っても、LRTで行くことができる所は限られていて、利用できる市民は、ほんの一部の人だけです。

     オークランド様の考える、高齢者に優しい乗り物の条件は何ですか?乗り物が優しくても、目的地に行くことができなければ、それは高齢者に優しいとはいえないのではないでしょうか?

     国土交通省は、電気バスに対して、半額の補助金を出して推進しております。黒煙をまき散らかしながら街中を走ると仰いますが、これからは電気バスの時代になることでしょう。電気バスは、今、海外でも、日本でもかなり普及してきております。ネットでご覧になられたことがお有りと存じますが、LRTの線路を敷設するより費用もかからないし、便利で乗り心地も良く、環境にも優しいですけど、如何ですか?

     誰でも歳を重ねると病院にお世話になったり、お見舞いに行ったりするようになりますが,LRTは線路のあるところしか走れません。宇都宮市内は、路線バスを拡充し、現在渋滞している所は立体化すれば、LRTは必要ないと思っています。

     環境や高齢者に優しい乗り物はLRTだけではなく、時代は刻一刻と変わってきています。今や、電気バスの時代になってきています。電気バスについてネットでお調べくださいませ。きっとその良さがお解かりになることでしょう。

     

  25. オークランド様へ

     オークランド様こそ、広い視野で宇都宮市を見て下さい。宇都宮市にLRTが導入されても利用できる人は50万市民の何分の1だと思われますか?
     LRTでは、大きな病院だけでなく、宇都宮市の文化会館や美術館にも行くことはできません。車を持っていない人にとっては、何と言ってもバスがなければ生活ができません。
     LRTは宇都宮市にマッチするとお考えですか?大通りに線路を敷設することのデメリットを考えてみてください。
     LRTを導入することのメリットより、デメリットの方が大で、東部地区を優先的に造ることにしても、最初の試算より1・5倍以上(その金額には消費税は入っておりません。)になっています。計画性が問われると思われます。

     オークランド様の考える、LRT導入による公共交通のメリットは何ですか?
     それは、LRT以外では考えられませんか?

     構想20年だそうですが、その後、世界の乗り物は大きく変わってきております。宇都宮市にLRTはマッチしません。

     オークランド様のご回答をお待ちしております。
     

  26. オークランド様へ
     確かにLRTそのものは主として鉱物油燃料をエネルギーとする車等と違い一酸化炭素や窒素酸化物等が排出されず、環境に対応した乗り物で大量輸送が可能な乗り物で良いかも知れません。
     また、おっしゃるように世界の多くの都市で路面電車等、多種多様な電車が走っているかと思います。(宇都宮市が計画しているLRTは電車のみ走るように区切られた専用のスペース(軌道)で、それ以外の車両は交差点などを通過するときのみ軌道上利用出来ますがそれ以外は何の利用も出来ません)

     広島市、富山市の例を取り上げられましたので、それについて一寸述べたいと思います。
     広島市は被爆し、焼け野原のような状態から都市が計画的に作られたと思います。したがって道路、市電等の鉄道網も計画的に整備されて便利になっているでしょう。
     
     宇都宮市のLRT計画(軌道は複線)についてみると、JR駅西は県道片側3車線(両側で6車線)のうち道路の中央寄りの片側2車線(両側で4車線)をほぼ占有して作られます。(ほぼ占有というのは駅が出来る部分は片側完全2車線(複線ですから両方で4車線)占有するためです。後述の表現も同様)
     
     そうなると片側1車線(両側で2車線)で車両(自転車含む)が走る事になります。このようになった場合、色々な点で障害が生じることはいうまでもありません。ご賢察いただければこれ以上の説明の必要はないかと思います。 
     
     JR駅東についてもあえて説明しますが現在の県道2車線(両側で4車線)をほぼ占有します。そのため駅になる部分は車両等の通るスペースがなくなるので、それに必要な周辺の土地を買収して道路スペースを確保する事になります。(道路が出っ張ることになります。)
     
     以上のように宇都宮市の計画は狭い所に無理やり敷設するのです。

     富山市の場合(これはまさにLRTです)は延長7.6K(単線、一部はJRと併用の軌道)で既存のJRの廃線を利用した敷設で沿線にはいくつかの高校、中学校と競輪場があります。また大病院へのアクセスにも配慮して整備されているようです。
     このように必要な社会的便益等、民意を反映した施設となっているため利用者は当初見込以上となっているようです。

     広島市の話になりますが現在の人口は120万人程度かと思いますが車社会がの到来する前の昭和40年頃でも50万人で今の宇都宮市の人口位あったでしょう。つまり合併前で人口密度も高く、当時の人の移動手段は電車バス等の公共交通機関や自転車であったかと思われます。電車等は市民生活に不可欠な交通機関として市民の需要にこたえるように整備されてきたと思われます。
     
     以上述べましたように宇都宮市のLRTは既存の道路に割り込むように作るため、道路が狭くなるため従来のように交通できなくなり、交通障害が多分に生じデメリットの方が多いことはご理解頂けるでしょう。

     宇都宮市のLRTは高齢者にやさしいとおっしゃっていますが、市の現計画路線は、先にも述べましたように県道等のセンターに敷設しますので県道等の道路を横断して中央にの少し高い場所へ移動して乗車するため、乗り換え時の横断の危険、トランジットセンターからの移動の煩わしさ等様々な困難が生じます。

     宇都宮市のLRTについてご理解されていればオークランド様のような意見は出ないのではないでしょうか。

     整備費用とか乗車人員の算出のことなどについてまだまだ説明したいことがありますが、このホームページを良くご覧になれば明瞭に記載されています。

     さらに申しあげますと宇都宮市は重要な施策、事項は市の条例で民意を問う(住民投票を実施する) としています。市長は選挙の争点にLRT設置をあげています。住民投票条例制定の請求を無視した考えが不可解です。

     市民、県民、国民の税金で作られるのです。近年の愛知県小牧市のピーチライナー(名古屋市と小牧市の間の高架鉄道)のように数年で廃線になってしまってからでは間にあいません。

     多くの方に宇都宮市のLRTの計画についてご理解いただきたいと願っています。

      

  27.  オークランド様へ

     オークランド様は、本当に宇都宮市にお住まいなのですか?

     宇都宮市にお住まいだとしたら、路線バスが如何に宇都宮市民にとって、重要な公共交通かはお解かりだと思いますが・・・?

     何をもって、LRTが宇都宮市に絶対に必要な公共交通と言えるのかを教えてください。

コメントは停止中です。