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まつりさんもはあちゅうさんも、告発がここまで話題になったのは彼女らに容姿端麗だとか学歴だとかネームバリューだとかがあってのものだ。
まつりさん事件の時にもブコメなどで言われてたけど、これが男性だったら話題にもならない。
今回のハラスメントが事実でなくても、こういうパワハラまがいなものは特に体育会系周りでは当たり前のようにある。
某電力会社が賠償を回避するために「個体の脆弱性」という言葉を使っていたが、
彼らにとっては男性の被害者はまさに脆弱な個体だから仕方がないと自責の念に駆られることはなく、
同じような間柄の友人たちと酒の肴の一部として消費される。
男女間だけでなく、男男間、女女間の不合理で非条理な負荷を強いる行為は殲滅すべきだ。
もちろん、体育会系的な、人間の欲望に集中したカタギじゃないやり方をしないと関係を築けない間柄は未だに存在するし、
企業間だけじゃなくて国家間でそれが必要とされていることはあるだろう。
が、それをましてや仲間内で強いるのはマクロでみれば社会の損失になるだろうし、生きづらい日本の生きづらさを助長する罪にならない悪事である。
こうした被害が発生するのは蔓延った空気、ナメられてはいけないという虚栄心によるものだ。
綺麗な女を抱いたやつがすごい、金があるやつがすごい、影響力がある方がすごい、楽して儲けたやつがすごい、
人を傷つけても動じないメンタルの強さ(?)がすごい、逆らったら怖い俺がすごい。
まるで中学生の延長のようなメンタリティに思うだろうが、これが社会の中でまだまだ中核を席巻しているのは事実である。
対策としては、こうした原始的な欲求に対し名前をつけ、それがカッコワルイという社会的風潮を作ることだろう。
ヤンキーだって中二病の1種であることを広めることでその文化は廃れていった。
たくさんの大人に肩パットを入れさせたり、車を所有することが一人前だと思わせたり、過剰なルッキズムを形成したりと、
文章にすれば狂気に思えることを成し遂げられるのが彼らの仕事だ。
お金を払ってライターに書かせたインスタント文章で謝罪を表明する、表層的な謝罪ではなく、是非とも行動で示してほしい。
自分には「仕事」しかできないから「仕事」で社会に還元していくなんていう精神的負荷が低く、実質なんの埋め合わせもしていない活動ではなく、
上位層で恥ずかしいとされている政治的・感情的表明によって、自分が行った悪事の再発防止のみに絞った活動をすべきなのだ。
まさにそれな