「仮想通貨バブル」と言われ続けてもう1年が経過しようとしてる。
しかし、1Bitcoinが200万円以上高騰した今でも、仮想通貨は暴落を繰り返している。
「暴落するから価値がない」
「やっぱりチューリップバブルだったじゃないか!」
「元々価値のないモノに投資するからだ、ざまーみろ」
とか言ってるおじさま達のしたり顔とは裏腹に、値段はすぐに戻る。
早ければ3日、遅くとも2ヶ月も待ってると、元に戻るどころか、さらに値を上げる。
まるで、筋肉を厳しく鍛えることで、筋肉痛や怪我を乗り越えて強く生まれ変わるように…。
だから、「まだまだ伸びる」と仮想通貨をやっている人ほど信じて資産を増やした。
一方で、仮想通貨をやっていない人ほど、1Bitcoin10万円の頃から「もう伸びない、これ以上伸びない」と言い続け、外し続けている。
非常に興味深い。
「まだまだ伸びる」と言っている人達は何を見ているのか?
また、「もう伸びない」と言ってる人達は何を見ているのか?
ここが見えてくると、仮想通貨の相場がもっと分かるのではないだろうか?
仮想通貨の値段が落ちる時はどういう時だろうか?
取引所の不具合や倒産、大国の法規制、通貨自体の分裂…おおよそではあるが、通貨を取り巻く環境のほころびが見えた時、仮想通貨はだいたい暴落してる。
仮想通貨に対して否定的な人は「仮想通貨という発想・発明に価値がなかったから崩壊した」と考えがちだが、それは全然違う!
正しくは、仮想通貨が社会に普及していく過程で、現状の能力(ユーザー、法律、取引所、送金の処理速度やシステム上の限界など)が限界に直面した時に暴落する!!
- 不正を働くユーザーがいれば、それを取り締まる法律を追加すればいい。でも、罰則が追加されるまでの間は立派な不具合だから一時的には評価が落ちてしまう。
- 取引所が仮想通貨人気に絶えられないなら、キチッとサーバーを強化すればいい。でも、サーバーを強化するまでは不便がかかり、新しいユーザーからの投資が集まらない空白の時間ができてしまう。
- 送金が遅くなってきたら別のコインを使うか、仮想通貨そのものをアップデートしていけばいい。でも、現状では別のコインが使える環境整備も、周知もされていない。そうなると、通貨のアップデートやハードフォークはすぐにできないから一時的な値下がりは避けられない。
…このように、「解決できる一時的な問題」が値下がりを招いている。
「一時的な問題」の多くは、時間をかけていけば解決できる。
また、解決した企業や開発チームに必死で取り組んでいる人達がいたり、すでにある解決策が浸透すると、長期的には解決する。
日本では、ネットもテレビも問題が起こるとそれを全面否定するような発言があふれる。
むしろ、話題になる・お金になるものには悪意や混雑、作った人が考えもしないトラブルがつきまとうから、トラブルが悪いのでも、トラブルがそのコンテンツの結論ってわけでもない。
今しか見られない人は投機やビジネスに向いてない人
仮想通貨に限ったことではなく、あらゆるバブルやブームは「トラブルが起きた後に乗り越えられるかどうか」が大事。
トラブルが起きてから、ブームしたサービスや遊びは一時的に居心地が悪くなって落ち込む。
しかし、それを乗り切ったり、廉価版で楽しめるように新しいビジネスを始める人が出てくるとブームは定番になる。
ダメな人は得てして、ブームに乗り遅れるばかりか、ブームした後に乗っかってきて「大したもんじゃない」とかドヤ顔で言う。
「今の一点しか見えてないアホな人は、一生クレーマーで終わってください」
と、心底思う限りだ。
12月初旬の暴落も、きっかけは問題だった。
仮想通貨も、「取引所のサーバーが」とか、「Bitcoinの送金が」とか色々言われた。
しかし、問題は解決でき、同時にトラブルの解決策がその後の市場へと反映された。
取引所はマイナーで混雑していないところや、海外のもっと許容量が大きいところもあって、仮想通貨バブル後、見事にそっちに流れている。
Bitcoinの送金が不便なことは、その他のアルトコインの方が送金手数料が安くなおかつ早いことに気づいた人達がアルトコインを使うようになったため、アルトコインの値段が上がっている。
そのため、イーサリアム、NEM、BitcoinCashらが上がっているけど…これらの送金能力も追いつかなくなってくると、もっとマイナーな通貨でなおかつ(英語圏で)馴染みのある通貨へと流れてた。
これからどうなるか、問題を解決できるかで考えているユーザーや、企業の目線に立つと可能性のある市場かどうかが見えてくる。
これは仮想通貨に限った話ではなく、あらゆる投機やビジネスにも言えること。
だから「ざまーみろ」と言って気分を満たすことしか考えてない人に流されちゃいけない。
そういう人はビジネスも投機も向いてないから、一生クレーマーやってた方が幸せなのかもしれない。
けど、儲かる・新しい技術や文化に触れる…そんな人生を目指す人は、クレーマーに流されちゃいけない。
ぼくも、仮想通貨を始めた頃にはクレーマーな連中の言葉で不安になることが多かった。
でも、慣れることで「あくまでもノイズで、他人で、野次馬でしかない」と学んだ。
大事なのは「ユーザーが、エンジニアが、仮想通貨ブロガーや詳しい報道が、…仮想通貨を盛り立てたい当事者・トラブルに頭を抱えている行政や企業が、今起こってるトラブルにどう対処しようとしてるか、そしてそれは現実的に可能なのかをかんがえつづけることだ」と学んだ。
だから、最近仮想通貨を始めた人に言いたいわけ。
「【今】しか見えてない人はビジネスも投機も向いてない。好き嫌いで罵ることしかできないつまんないやつになる」と。
考え抜いた上での否定や懸念は悪いことじゃない。
でも、生理的で脊髄反射な好き嫌いや感情ばかりの意見はあんまり聞かないほうがいいよ…。
仮想通貨全体の膨れ上がった時価総額の正体
暴落を考える上で大事な問題をもう1つだけ話して今回はおしまい。
仮想通貨の時価総額を「虚構だ」という人が多い
意見を聞いていると
「今現在、Bitcoinを使えるところ・Bitcoinで引き出せるところなんかないのに、1Bitcoin200万円の価値があるとは思えない」
的なことをよく言う。
…むしろ、逆では?
今現在、Bitcoinに対応できるお店が少ないなら、「Bitcoinに対応したお店」というだけで、ニュースやコインのユーザーから取り上げられる付加価値がつくのでは?
また、今Bitcoinを使いたいほど持ってるBitcoin長者は、お金持ちなのだから…それは、Bitcoinを取り扱ったら気前のいいお客さんがつくという証拠では?
…という物の考え方にならないことがもう不思議。
いや、Bitcoinに価値があるべきかどうかなんて、市場か、学者が決めればいい話。
商いをする上では、取り入れた方が得なのか損なのか…そっちの方が重要な問題ではないだろうか?
また、取り入れることで価値が出るか…、今の現状のシステムでは使いやすいのか…そちらのほうが重要ではないだろうか?
実際問題、Bitcoinが使えるお店をまとめたページもある。
さらに、Monacoin対応だと、さらに使えるお店がもっと少ないため、ユーザー達から重宝されている。
例えば、AskmonaではMonacoinが使えるお店を作る地図を作ろうと盛り上がっている。
あるいは、Monacoinが使えるお店は、お店でMonacoinを支払ったユーザーたちからのツイートされる。
…なんと!メイド喫茶でも使えるんです!!
今はまだ、仮想通貨自体に馴染みがなかったり、決済や持ち歩きにも、通貨を使う場所にも適した方法も群雄割拠で、決定打になるものがない。
だからこそ可能性がある!
あの時価総額はむしろ、キャリーオーバーされ続けてるお金だ!
世界規模のスケール感の割に、ビジネスやユーザーの立ち位置が定まってない仮想通貨に対して、「これ!」というモノを作れた人・携われた人に還元されるために、積み上がってるお金!!
ユーザー、法律、サービス、コインとしての能力…いい形が決まるまで乱高下は続く。
でも、それはネガティブなことではなく、むしろ解決したり、先読みできたら儲かるチャンスでもある。
今ばっかりでも、夢ばっかりでもダメ。
今が夢にどう繋がっていくか、つなげようとしてる人はどうしてるか…それを見ていかないと。
色んな取引所があるけど、ぼくはZaifを推したい。今年20倍に高騰したBitcoinはもちろん、1000倍になったMonacoin、今年70倍になったNEMと、高騰した仮想通貨3つを主軸に置いたので、その先見性をすごく評価してる。…サーバーが弱いのがたまにキズだけど…。