ベライチ

「文章に名前を入れて欲しい、そして経緯をもっと明確に説明して欲しい」という要望を伝えたものの、後日哀川さんから返ってきた文章には私の名前が追加された程度で大きな違いがなく、炎上前と何ひとつ変わらないのらりくらりとした態度に一旦ここで諦めかけてしまいました。

もう私ひとりではどうしようもなかったため知人に協力してもらい、哀川さんの文章をちゃんとした謝罪文として校正してもらったものを哀川さんに渡して修正をお願いしました。この文章には先日哀川さんがツイートしていた無期限休止という内容についても記載しました。

哀川さんからの返事は、この文章では了承できない、と。経緯に関しては特に何もなかったのですが、無期限休止の部分に言及があり、あくまでPRINCEの刊行を休止するだけでサークル活動を休止するつもりは一切ない、とのことでした。

私が哀川さんのツイートを勘違いしていたということもあるのですが、哀川さんの見解としては「あくまでPRINCEに寄稿してもらえる状況にないのでまた出せるようになるまでの休止であり、今回の問題はサークルとしての活動を休止する理由には当たらない」という斜め上の話でした。

私は哀川さんが無期限休止を決めたのは、著作物の扱いに関して一度見直す期間を設けるためと思っていたのですが、私の勝手な思い込みだったようで本当に悲しいです。

哀川さんは「サークル活動休止を受け入れられない最も大きな理由は私自身が活動休止を望んでいないことです。自分の活動について自分で決める、これは日本では当たり前に許されていることです」とキッパリ言い切りました。

それでは私のような一介の絵描きの描いたイラストの著作権については、なんの主張をする権利も認められないんですかね…

哀川さんから「もしも活動休止を和解の条件とされるならば、この話自体をなかったことにしてください」とハッキリ言われてしまい、このやりとりをしてきた20日間は一体何だったんだろう……と、私の心もポッキリと折れてしまいました。