挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
黒の召喚士 ~戦闘狂の成り上がり~ 作者:迷井豆腐

最終章 黒女神編

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
486/486

第472話 残党

 ―――デラミス宮殿

 問題になるのは方舟ばかりじゃない。それはあくまで前哨戦、その後が本格的な戦いだ。

「第二に、今もクロメルに付き従う使徒の残党の存在です。仮に私達がクロメルの計画を邪魔しようとすれば、それを阻止しようと確実に彼らが立ち塞がるでしょう」
「うん。結局奈落の地アビスランドでは限られた使徒にしか会わなかったもんね。僕が思うに、黒いメルフィーナ様はこの計画を知っている使徒の殆どを、予め根城から外していたんじゃないかな? 例外も多少はいたかもしれないけどさ」

 第二のお義父さん、フィリップ教皇の予想は俺と同じところを突いている。あの時に戦ったアイリスにセルジュ、ニトのおじさんはクロメルの真の計画を知らされていなかった。これはアンジェにベル、エストリアも同様だ。邪神の心臓にいた使徒で、はじめから知った風だったのはジルドラにトリスタンのみ。恐らくこいつらは例外組で、当初の予定ではジルドラも方舟に乗って脱出する事になっていたんだろう。そう考えれば、一太刀浴びせる事には成功したといえる。夢の中でメルフィーナがくれた記憶には、その辺りの経緯の情報がなかったから、予想の範疇でしかないんだけどな。

「私も同意見です。あの場で創造者、ジルドラを倒せたのは大きかった。これ以上クロメルや使徒達に、強力な装備やアイテムが備わる事はなくなりますから」
「確かにな。それで、使徒の残党については何か分かっておるのか?」
「ええ、メルフィーナから情報を取り纏めてもらい、それらを紙に書き写してきました。エフィル、頼んだ」
「承知しました」

 準備しておいた資料をエフィルが皆に配っていく。全員に行き渡ったのを確認して、俺は説明を再開した。

「お配りした用紙に、使徒の残党達の情報を記載しておきました。残りの使徒は3人、序列が低い順からトライセンの元混成魔獣団将軍、トリスタン・ファーゼ。パーズ冒険者ギルド支部のギルド長を務めていた、リオ改めリオルド。そして、リゼア帝国にて長年皇帝の座に座り続けていたサキエル・オーマ・リゼア。この3人のステータスと所持する固有スキルについては、この用紙にてご確認ください」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 序列第10柱『統率者』トリスタン・ファーゼ

レベル:134
HP :1050/1050
MP :4730/4730
筋力 :218
耐久 :362
敏捷 :390
魔力 :3699
幸運 :2947

固有スキル『亜神操意』
 下級神を召喚術で使役する事を可能とし、召喚の際にMP最大値量が消費されなくなる。但し、神でない配下の召喚には通常通り消費が行われる。それ以上に高等な神には適用されないが、仮に契約できたとすれば、多少なり魔力消費を抑える程度の効果はある。

特筆事項(召喚術による配下)
・ディマイズギリモット
・起爆大王蟲
夢大喰縛インキュバクオーグ
・タイラントリグレス
・神竜ザッハーカ
・神機デウスエクスマキナ
・神蟲レンゲランゲ
・神蛇アンラ


 序列第5柱『解析者』リオルド

レベル:178
HP :4328/4328
MP :4469/4469
筋力 :2351
耐久 :1807
敏捷 :2490
魔力 :2184
幸運 :1326

固有スキル『神眼』
 魔眼系統に関わるスキル(固有スキルを含む)を瞬きをする度に切り替え、S級に準ずる力で使用する事ができる。両目を別々のスキルに設定する事も可能で、使い方によっては能力を複合させられる。

特筆事項(複合魔眼)
・『千里眼』と攻撃系魔眼による遠距離攻撃。呪詛系、解析系との組み合わせもあり、千里眼での使用用途は多岐にわたる。
・対象の補助効果を無効化する『破魔眼』、物理的な障害を透視する『天眼』との組み合わせは凶悪。何らかの防御策は必須。
・『予知眼』による攻撃回避、『読心眼』による看破、『眼力眼』による動体視力の強化、これら組み合わせは接近戦において強靭無比。
・―――


 序列第2柱『選定者』サキエル・オーマ・リゼア

レベル:不確定
HP :不確定
MP :不確定
筋力 :不確定
耐久 :不確定
敏捷 :不確定
魔力 :不確定
幸運 :不確定

固有スキル『前知天運』
 リオルドの予知眼が数秒先を見る能力であるのに対し、こちらは遠い未来、或いは大昔にまで遡って必要なものの在り処を知る為の能力。この能力を使用して、クロメルは使徒達を集めていた。一度発動させると、次の発動までにクールダウンをする為の時間を要する。

固有スキル『絶対共鳴』
 サキエルのステータスを不確定としている理由。ステータス、レベル、スキルポイント、状態異常をクロメルと共鳴する。これまで表舞台に出て来なかったのは、クロメルが肉体を持たず貧弱であった為。但し今となっては、クロメルと同等の強さと化している。

特筆事項(サキエルについて)
 リゼア帝国の帝王は、常に帝王の全身鎧を纏っている。これはリゼア帝国の建国から続いている形式であり、如何なる時も帝王が常勝の象徴である為にと始まった伝統である。その為、帝王の姿は肉親と近しい者しか知らず、世襲制ではなく帝王の指名によって跡継ぎが決定される為、中身が誰であるのかは世間に知られていない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ざっとこんな感じである。

「―――さて、どこから突っ込んだら良いのかな? 色々言いたい事はあるけどさ」
「フッ、確かに強いのは認めるが、全体としてセルジュには劣るのだろう? ならば、何も心配する事はないのではないか?」
「……ソロンディール、問題なのはステータスだけではない」
「単純な戦闘力ならば、フーちゃん様は確かに最強でしょう。ですがそれ以上に、彼らの能力は厄介なものかと」

 コレットの言う通りである。更に問題なのは、これら使徒達の情報が最新ではない点だ。メルフィーナが掻き集めてくれたこの知らせは、あくまでもクロメルの記憶の断片を収集したもの。今となっては別の力を手にしている可能性もあり、あまり過信し過ぎるのはよろしくないとメルが残したメモ書きにもあった。それを踏まえて参考程度にと言い留めておく。

「トリスタンの配下である神柱は、前回の戦いで多くを討ち取りました。しかしながらトリスタンの召喚術がS級であると仮定すれば、そもそもその残り枠に余りが生じいます。新たに何者かを配下に加えている可能性も十分にあるでしょう。リオルドの複合魔眼も侮れません。例えば『魅了眼』など、耐性のない者が受けてしまえば一瞬で勝負がついてしまいます」
「そして更に難関となるのが、リゼアの帝王サキエルか。いやー、結構因縁があるんだけど、まさか使徒だったなんてね。あははっ」
「あははじゃありませんよ、教皇! 仮にその方がメルフィーナ様と同等の力を得ているとすれば、メルフィーナ様が2人ごふっ!」

 ああ、良い感じにシリアスだったのに、コレットの鼻が噴火してしまった。コレットはメルフィーナとクロメルの事情を理解してもらった上で、この決戦に臨む覚悟を決めてもらっている。もらっているのだが、クロメルだってメルフィーナの側面である事に変わりはない。メルフィーナの為にメルフィーナと戦うという、巫女にとってどれだけ過酷な事なのか、俺は理解しているつもりだ。何よりも自ら決心してくれた答えに、俺は精一杯応えたいと思っている。今も彼女は巫女に刻まれた遺伝子と立派に戦っているのだ。噴き出した血を拭うくらいはしてやらないと。

「くあっ……!」

 不意打ちの再噴火の嵐。うわ、べったり付いた……

「ああ、ご主人様、どうか今はコレット様に近づかないようお願いします。コレット様が更に興奮されてしまいますので」
「す、すまん……」

 どうやら、鼻を拭う事も許されないようだ。

評価や感想は作者の原動力となります。
読了後の評価にご協力をお願いします。 ⇒評価システムについて

文法・文章評価


物語(ストーリー)評価
※評価するにはログインしてください。
感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1583部分)
  • 26085 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 18:00
失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

とある世界に魔法戦闘を極め、『賢者』とまで呼ばれた者がいた。 彼は最強の戦術を求め、世界に存在するあらゆる魔法、戦術を研究し尽くした。  そうして導き出された//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全169部分)
  • 20707 user
  • 最終掲載日:2017/12/09 00:15
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全293部分)
  • 31185 user
  • 最終掲載日:2017/12/16 18:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 25753 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
境界迷宮と異界の魔術師

 主人公テオドールが異母兄弟によって水路に突き落されて目を覚ました時、唐突に前世の記憶が蘇る。しかしその前世の記憶とは日本人、霧島景久の物であり、しかも「テオド//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1324部分)
  • 23818 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全125部分)
  • 26068 user
  • 最終掲載日:2017/11/28 11:51
ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた

 ◆書籍⑧巻まで、漫画版連載中です◆ ニートの山野マサル(23)は、ハロワに行って面白そうな求人を見つける。【剣と魔法のファンタジー世界でテストプレイ。長期間、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全191部分)
  • 19827 user
  • 最終掲載日:2017/12/11 21:00
とんでもスキルで異世界放浪メシ

※タイトルが変更になります。 「とんでもスキルが本当にとんでもない威力を発揮した件について」→「とんでもスキルで異世界放浪メシ」 異世界召喚に巻き込まれた俺、向//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全394部分)
  • 27522 user
  • 最終掲載日:2017/12/12 22:09
魔王様の街づくり!~最強のダンジョンは近代都市~

 書籍化決定しました。GAノベル様から三巻まで発売中!  魔王は自らが生み出した迷宮に人を誘い込みその絶望を食らい糧とする  だが、創造の魔王プロケルは絶望では//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全208部分)
  • 21355 user
  • 最終掲載日:2017/12/15 20:53
金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

『金色の文字使い』は「コンジキのワードマスター」と読んで下さい。 あらすじ  ある日、主人公である丘村日色は異世界へと飛ばされた。四人の勇者に巻き込まれて召喚//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全823部分)
  • 23771 user
  • 最終掲載日:2017/12/14 00:00
異世界はスマートフォンとともに。

 神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第二の人生をスタートさせる。彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、異世界でも使用可能にしてもらったスマー//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全458部分)
  • 19461 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 09:24
奪う者 奪われる者

佐藤 優(サトウ ユウ)12歳  義父に日々、虐待される毎日、ある日 借金返済の為に保険金を掛けられ殺される。 死んだはずなのに気付くとそこは異世界。 これは異//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全237部分)
  • 20396 user
  • 最終掲載日:2017/12/01 18:22
マギクラフト・マイスター

 世界でただ一人のマギクラフト・マイスター。その後継者に選ばれた主人公。現代地球から異世界に召喚された主人公が趣味の工作工芸に明け暮れる話、の筈なのですがやはり//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全1741部分)
  • 20078 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 12:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲

◆カドカワBOOKSより、書籍版11巻、コミカライズ版5巻発売中! アニメ放送は2018年1月予定です。 ※書籍版とWEB版は順番や内容が異なる箇所があります。//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全558部分)
  • 29354 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 18:00
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~

柊誠一は、不細工・気持ち悪い・汚い・臭い・デブといった、罵倒する言葉が次々と浮かんでくるほどの容姿の持ち主だった。そんな誠一が何時も通りに学校で虐められ、何とか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全114部分)
  • 21845 user
  • 最終掲載日:2017/11/11 15:19
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 25141 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00
二度目の勇者は復讐の道を嗤い歩む

魔王を倒し、世界を救えと勇者として召喚され、必死に救った主人公、宇景海人。 彼は魔王を倒し、世界を救ったが、仲間と信じていたモノたちにことごとく裏切られ、剣に貫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全130部分)
  • 22109 user
  • 最終掲載日:2017/12/05 08:14
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全184部分)
  • 25858 user
  • 最終掲載日:2017/12/10 00:00
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 23273 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全362部分)
  • 23676 user
  • 最終掲載日:2017/09/06 20:00
二度目の人生を異世界で

唐突に現れた神様を名乗る幼女に告げられた一言。 「功刀 蓮弥さん、貴方はお亡くなりになりました!。」 これは、どうも前の人生はきっちり大往生したらしい主人公が、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全385部分)
  • 25036 user
  • 最終掲載日:2017/12/13 12:00
異世界迷宮で奴隷ハーレムを

ゲームだと思っていたら異世界に飛び込んでしまった男の物語。迷宮のあるゲーム的な世界でチートな設定を使ってがんばります。そこは、身分差があり、奴隷もいる社会。とな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全221部分)
  • 22449 user
  • 最終掲載日:2017/11/30 20:07
ワールド・ティーチャー -異世界式教育エージェント-

世界最強のエージェントと呼ばれた男は、引退を機に後進を育てる教育者となった。 弟子を育て、六十を過ぎた頃、上の陰謀により受けた作戦によって命を落とすが、記憶を持//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全177部分)
  • 24328 user
  • 最終掲載日:2017/11/29 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全530部分)
  • 22441 user
  • 最終掲載日:2017/12/16 22:49
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 19390 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
LV999の村人

 この世界には、レベルという概念が存在する。  モンスター討伐を生業としている者達以外、そのほとんどがLV1から5の間程度でしかない。  また、誰もがモンス//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全346部分)
  • 19719 user
  • 最終掲載日:2017/12/16 17:14
再召喚された勇者は一般人として生きていく?

異世界へと召喚され世界を平和に導いた勇者「ソータ=コノエ」当時中学三年生。 だが魔王を討伐した瞬間彼は送還魔法をかけられ、何もわからず地球へと戻されてしまった//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全399部分)
  • 20603 user
  • 最終掲載日:2017/12/17 11:00
成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

 俺、一之丞は就職100連敗、さらに記録更新中の無職だった。  面接に向かう途中、トラック事故に巻き込まれ、あえなく死亡。  そして、女神から常人よりも400倍//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全214部分)
  • 20058 user
  • 最終掲載日:2017/12/07 22:48