yokoyumyumのリノベブログ

リノベーション・住まいと暮らし・人・モノ・アート発信中 by ヨコヤムヤム

ユニット洗面台はイヤ!ダサいミラーキャビネットを既製品以上・造作未満にリメイク

スポンサーリンク

本当は造作したかった洗面台


わたしたちが買ったマンションの売主は、個人ではなく買取再販業者。
(※中古マンションを不動産会社が一旦買い取り、リフォームして個人に再販するというもの)

そのため、
部屋の一部はリフォームされ、その分の金額も上乗せされた状態での売り出しでした。
フルリノベーション前提の購入だったため、
いくらリフォームされようと、全て壊すつもりではいましたが、
新品に交換されたユニット洗面台は、そのまま使うことに決めたんです(造作しない分、予算を他に回せるので)。

ですが、
実際に入居して以降、日に日に「嫌だ!」という気持ちが強くなり・・。
こりゃ、自力でやるっきゃない!と、プチリフォームを決意。

さようなら洗面パネル

意外と知らない方が多いようですが、
この手の洗面化粧台は、洗面ボウルを境に上下で分かれています。

今回のカスタムは、下半分(洗面ボウルと収納部分)を残して、
洗面パネルだけを外し、鏡や照明などを好きなものに付け替えるという内容。
※全てを好きなものに取り替える場合は、
配管の交換も必要になるので、造作と変わらない予算が必要です。

リメイク前のLIXIL(リクシル)の洗面化粧台
↑リメイク前の洗面パネル(LIXIL)

step1. 配線工事はプロに


壁裏の配線と洗面パネルを繋ぐコンセント類。
これらは有資格者でないと触ってはいけない部分なので、必ず業者にお願いしましょう。

洗面パネルに接続された配線

ご自身でトライする方も少なくないようですが、とても危険なので…オススメしません。
(わたしも、一部の部品を取ろうとしてショートさせた経験あり…。)

ブラケットライトを付ける場合

は、事前にその工事も必要です。
また、コンセントを増設したい場合もこの時に。

step2. 水はね防止タイル


洗面パネル撤去後の壁はこんな感じ。

ミラーキャビネット(洗面パネル)を外した後の壁 

クロスに黄ばみや汚れはないものの、ビスの跡が見事に残ってます。
ビスの跡は、石膏ボード用のパテで補修できますが、
クロスの汚れが気になる場合は、貼り替えるor 糊付きのクロスなどを上から貼ってみてください。

モザイクタイルシールを使って

一枚一枚タイルを貼るのは面倒なので(失敗も許されない!)
↓こちらを使ってクロスに直接貼ります。とっても簡単。

配線工事で、コンセントを好きな位置に設置してもらい、タイルを仮貼りした様子。

水はね防止タイルの仮貼りと配線工事で設置したコンセント

step3. 鏡の取り付け


ここで厄介なのが下地問題。
軽いものであれば、それほど気にすることはないですが、鏡の重さは5キロ。

壁裏にベニヤや、木の下地があれば別ですが、
何も考えずにビスを打ったりフックを掛けるわけにはいきません。
我が家の場合、この場所は、軽量鉄骨+石膏ボードの造り。

下地センサーを使って印を付けた壁

鏡を掛けるためのフックは、石膏ボード用をチョイスしたため、
軽量鉄骨の下地を避けて付けなければいけません。
(軽量鉄骨に打つことも可能ですが、その際は専用のビスが必要)

下地センサーで何度も確かめ、印を付けたら、
鏡の取り付け位置を決め、水平も確認します。

石膏ボード用フックで取り付けた5キロの鏡

step3. クロスの補修


鏡で隠れた(隠した)部分は放置(笑)、
それ以外のネジ穴だけ、パテで埋めています。

step4. 照明の取り付け


予算削減のため、ブラケットライトはやめて(専用の配線工事が必要なため)、
シザーランプをチョイス。
これなら、好きな位置に照明を動かせますし、電源もコンセントから取れます。
(そして、わたし好み!)

洗面台リメイクのために用意したシザーランプ

step5. 洗面台下のリメイク


見せる収納にチェンジ

あると便利な扉ですが、
既製品丸出しなので、外します。
(外さずに、カッティングシートを貼る方も多いですが、どうもしっくり来ないので・・。)

見せる収納=「生活感」が気になりますが、
それを防ぐために考えたのが、なんちゃってロールカーテン。

  1. 厚手のヴィンテージリネンをキャビネットのサイズに合わせてカット
  2. ホームセンターで売っている丸棒をビンテージワックスで塗装
  3. キャビネットの両サイドにS字フックを掛ける

リネンは一旦、垂らします(垂らすものが無ければ、突っ張り棒などで代用してください)。
垂らしたリネンの裾を、丸棒に巻きつけて、あとはS字フックに掛けるだけ。

くるくるっと巻いておけば、収納したものを取り出しやすいですし、
リネンを垂らせば、収納部分を隠すこともできるので、一石二鳥!

洗面台下収納と目隠しのリメイク

↑ベタですが、収納ボックスには無印を採用。

「洗面台あるある」からの脱却


まだもう少し手を加える予定ですが、以前の状態に比べればマシになったハズ!
多少のお金と手間は掛かりましたが、やってよかったと思ってます。

「我が家もどうにかしたい」とお考えの方が、意外と多い洗面台問題。
賃貸でも出来なくはないので(原状回復できるよう気を付けてください)、参考になれば幸いです。

ダサいミラーキャビネット(洗面パネル)を取り外してリメイクした洗面台・洗面所

RECOMMENDこちらの記事も人気です