私は、この記事に対して
「生活保護の隣人に「競艇で使って食費がないから」と何回も借金を迫られ断り続けたら盗んだ郵便物で電話番号を知られ借金催促。その後、郵便物を隣の庭に捨てられる嫌がらせを受けた者です。家と食べ物は現物支給希望」
ある時、隣のおじさんが玄関の前で子猫と戯れていたので、「可愛いですね。」と、一声かけたのが始まりでした。しばらくすると隣のおじさんがウチに来て、生活保護受給者の証明書を見せ、
「次の受給まであと10日あるのに、もうお金がなくて、食べ物が買えないんです。1万円かしてくれませんか?」
と、言ってきました。
その時は、おじいちゃんだし食べ物がないのは純粋に可哀そうだと思って、1万円を貸してしまいました。(もう、戻ってこなくてもいいやくらいの気持ちで。)そして、お腹がすいているというので、余ったカレーをお裾分けしてあげました。
私は、その月にたまたま困っただけで、借金の申し込みは一回きりだろうと思い込んでいました。ですが、お金も貸してくれて、カレーまでくれる「お人よし」と見られた私に、隣人は猛攻勢をかけてきました。
その後、何回も借金を申し込んできて、
「死んだ母ちゃんにもよく怒られたんだけど、競艇がやめられなくて、競艇でお金を全部すっちゃうんだよー。」
と、悪びれる様子もなく、平然と言ってのけるのです。
こりゃ、ダメだ。話が通じない。と、思って、断固として借金の申し込みを断り続けると、ある日、その隣人から電話がかかってきました。
隣人「お金をかしてくださいよー。」
私「てか、どうしてウチの電話番号を知っているんですか?」
隣人「え、あ、ちょっと、郵便を見て…」
私「貸しません。」
隣人は、お金貸してほしさに私のNTTの請求書などの郵便物を盗んで、電話番号を調べていたのです。その後、なんとなく、隣の家の敷地を見ると、私宛の郵便物が捨ててありました。そのようなことが何回も続きました。朝、自転車に乗ろうとすると自転車のタイヤがパンクしていたことも。私に何も落ち度はないのに、逆恨みをされて、嫌がらせを受け続けたのです。
結局、私は警察に相談に行きましたが、一回はお金を貸してしまったり、カレーをあげてしまったことで、相手が調子にのってしまったのだろうと言われました。何も事が起こらなければ警察は動けないので、相手が泥棒に入ってきたとかの事件を起こさないと何ともできないと言われました。とにかく、関わらないようにしろと。
私が、午前2~3時に自転車で家に帰っているときに、必ず近所のレストランのゴミ箱をあさっている人がいました。あるとき、車のライトか何かで、その人の顔が見えて、隣の生活保護のおじさんだということが分かりました。
「あー。結局、競艇やめられなくて食費がたりなくて、ゴミをあさってるんだー。競艇をやめるという選択にはならないんだろうな。きっと、ギャンブル依存症なんだろうから。」と思いました。
はてなーのブコメを見ていると、あまりにも性善説に立ちすぎているし、人間には、自分と同程度には理解力があると考えすぎていると思います。生活保護受給者にかかわらず世の中には、物の良くわかる人、あまり分からない人、全く分からない人がいます。また、買い物や調理自体が体力的・能力的に難しい人たちもいます。はてなーは実際の生活保護受給者や貧困者の生態を知らないのだろうな。と。
私自身も生活保護を受けている隣人がいたり、生活保護課に勤めている知人が何人かいたりして、彼らの生態をけっこう知っているつもりです。ここでは書けないことばかりですが、生活保護課の人たちが受給者に対して一番困っているのは、支給したお金を生活費に使ってくれないということです。ギャンブル・新興宗教・ぜいたく品にお金をつぎ込むなどが多いのですが、猫を何十匹も餌付けしていて、その餌代で自分の食費を圧迫しているという生活保護者もいました。本当に色々です。保護課の人も定期的に訪問して「生活費に使ってください。」と指導するのですが、言うことをきいてくれるはずもなく…
あと、生活保護や年金ぐらしの人が多かった私のアパートでは、けっこう人の出入りがありました。つまり、家賃を滞納して追い出されるケースも多かったのではないかと推測できます。
お金の管理ができない人たちに、現金を渡すというのはどう考えても得策ではないように思います。私自身が子供の頃に、食べるものもないくらいに貧困だった時に、何がほしかったかといえば、「食べ物」と「衣服」と「寝る場所」です。何も贅沢は言いません。食べられれば何でもいいし、服だってもらえるならおさがりで全然いいし、住むところだって、雨風がしのげればそれでよかった。むしろ、自分で食事を作れないくらい小さかった頃は、お金をもらうより、出来合いの弁当などをもらったほうが嬉しかっただろうなと思います。
また、母子家庭などではお母さんがうつ病などのことも多く、買い物に行って、料理をするということ自体が難しく、その場しのぎで高額なピザの宅配を頼んだりして、食費が足りなくなっていくケースも知っています。
そう考えると、現物支給で確実に食べ物が手に入るほうが、(生活保護受給者)本人のためになる場合も多いと思うので、一考の余地があると思いました。
私の精神病が悪化して生活保護になったら、現金もらって買い物に行って調理するとか無理だから、ワタミの宅食みたいな弁当を支給してほしいです。(高齢・精神病などの)介護ヘルパーはスーパーに買い物に行って料理を作るというのもやってくれるんだから、それに比べれば大量生産で弁当を作って宅配するほうがコストは安いと思うんだけど、どうなんだろ?